【本音を隠す】と愚痴が増える?心の声を伝える重要性とは
私はここ数日、仕事を通して気づいたことを綴るようにしています。
コミュニケーションがうまく取れず人間関係がズタズタな経験をした私は、おかげでわかることが増え、今は円滑な人間関係をとれるようになり、
きっと同じ悩みを持つ方がいるかもしれない
と思って記事として残すようにしています。
俯瞰して物事を見るのが元々できる私は、相手の動きはもちろん、得意なことや不得意なことを把握できるタイプ。
エステサロンで働いていて、私含めた専任4人とエステとリラクゼーション兼任スタッフ3人の合計7人でミーティングがあったのですが、その日から専任4人はお疲れモード。
目的のないミーティングで、自分たちが思っていることだけ指摘して終了。
もちろん改善点はあったので、指摘していただけて感謝でした。
・チラシに「初回特別価格クーポン」をつけてみる
・クリスマスに向けたスペシャルメニューの発案
・・・あと、何だっけなー
途中で集中力がプツンって切れてしまってねw
やっぱり「目的」のないまま始めるのは私は苦手と自覚しました。
特に仕事はスイッチ入るので、意図がわからないと何の為にミーティング時間を取ったのか分からないと感じてしまいます。
「極力無駄を省きたい」「効率よくやりたい」「時間めちゃ大事」な虎女子だと思いました🐯
さてさて、最近思ったのは「文句や愚痴を言うこと」についてです。
ミーティング後から少々お疲れモードの私たち4人。
私は聞く側になってますが、なんか空気感悪い状況になってきています。
そもそも愚痴や文句を言ってしまう人とは以下が考えられています。
ただ、そもそもなぜ愚痴や文句が生まれるのか、と思った時、ふと降りてきました。
「本音が言えていない・本音が言えない環境だからか」
と腑に落とすことができました。
今回は、愚痴や文句が発生する理由と本音を言うことの大切さについて書いていきます。
はじめに
日常生活の中で、誰もが一度は「愚痴」を言ったり、誰かの愚痴を聞いたりした経験があると思います。
愚痴を言うことは一時的にストレスを発散させる手段として機能しますが、根本的な問題解決には結びつきません。
それどころか、愚痴を言い続けることで、問題がさらにこじれてしまうこともあります。
では、なぜ人は愚痴を言うのか?
そして、愚痴を言わずに本音を伝えることが大切である理由とは何なのか?
愚痴を言ってしまう理由
❶本音が言えない環境下にいる
「愚痴を言う人」は、自分の本音が言えない環境や状況に置かれています。
自分の意見や感情を正直に伝えることで、“周囲に嫌われたくない”、“傷つきたくない”という気持ちから、つい遠回しに不満を言ってしまいます。
ですが、本音を言えないままでは根本的な問題が解決せず、さらにフラストレーションが溜まってしまいます。
したがって、自分の本音を率直に伝えることが重要です。
❷承認欲求からくる
続いての理由は、主に承認欲求が満たされないことから発生します。
人は誰しも、「自分が認められたい」「理解されたい」という欲求を持っていますが、それが満たされないときにストレスを感じます。
その結果、他者に対して愚痴という形で不満を表現します。
しかし、愚痴は本来の問題を表面化させるものではなく、むしろその根本を隠す手段になってしまいます。
さらに、愚痴を言うことが習慣化してしまうと、自分自身の行動や思考に対する責任感が希薄になり、常に他者のせいにしてしまう傾向が強くなります。
上司が悪い
同僚が理解してくれない
といった具合に、自分以外の人に原因を求めてしまい、自分で問題を解決する力が弱くなるのです。
一方で、本音を伝えることは、たとえ一時的に嫌な思いをするかもしれませんが、長期的には自分のストレスを軽減し、問題を早期に解決する手助けになります。
本音を言うことで、相手との関係がよりクリアになり、誤解が解けることもあります。
❸本音を言いにくい環境下にいる
「本音が言えない」もそうですが、そもそも「本音が言いにくい」場合もあります。
職場や家庭、友人関係の中で、本音を言うことで対立や摩擦が生じるのではないかと恐れる人も多いでしょう。
特に、職場では上下関係や雰囲気に気を遣い、あまり強く意見を言えないことが多いです。家族や友人との関係でも、波風を立てたくないと感じて、本音を抑えることがあります。
このような状況下では、愚痴を言うことが一種の逃げ道として機能することもあります。
しかし、本音を言えない環境であっても、自分の感情を押し殺すことが良い結果を生むわけではありません。
むしろ、そうした環境こそ、慎重に言葉を選びながらも、少しずつ自分の本音を伝えていく努力が必要です。
例えば、職場で上司に対して直接「こうした方がいい」と言えない場合、まずは信頼できる同僚や友人に相談し、言葉を整理する練習をするのも一つの手段です。
また、状況によっては、本音を伝えるタイミングや方法を工夫することで、摩擦を避けながらも自分の意見を表明することが可能になります。
具体例
具体例として、ある女性の職場での経験を考えてみましょう。
彼女は新しいプロジェクトに参加したものの、上司の指示が曖昧でチーム全体が混乱していました。
彼女は同僚たちとランチの時間に「上司っていつも指示が適当で、困っちゃうよね」と愚痴をこぼしていましたが、本当は「もっと具体的な指示が欲しい」と思っていました。
しかし、その思いを直接上司に伝えることができず、ただ愚痴を言ってストレスを発散していました。
このままでは問題は解決しないどころか、チームの士気が下がるだけです。
彼女は愚痴をやめて、上司に対して
「具体的な指示をいただけると、もっと効率的に進められると思います」
と正直に伝えた結果、上司はその意見に耳を傾け、指示をより明確にするよう努めました。
このように、直接的なコミュニケーションによって問題が解決し、彼女のストレスも軽減されていく流れになります。
自分自身が思っていることを素直に伝えたことで相手にも気持ちが伝わるため、今度は意識して話をしてくれるようになっていきます。
最後に
愚痴を言うことは一時的なストレス解消にはなるものの、根本的な問題解決にはつながりません。
本音を伝えない限り問題はそのまま残り、さらなるストレスの原因となってしまったり、承認欲求が満たされず、自分の気持ちを他者に委ねてしまうことは、自分自身を弱くしてしまいます。
しかし、本音を伝えることで、自分の意見をしっかり表明し、他者との関係をクリアにし、自己成長を促進することができます。
もちろん、本音を言うことが難しい環境もありますが、少しずつ自分の気持ちを正直に伝える努力をすることで、状況は好転する可能性があります。
愚痴を言う代わりに本音で対話する力を養うことが、より健全で満足のいく人間関係や自己成長につながるでしょう。
私自身もはじめは気を使いすぎて「本音を言わない」タイプの人でした。
愚痴や文句はモチベーションが下がったりストレスになるため、自分にも周囲にも悪影響を及ぼすことを知り、どうしたらいいのかと悩んでいた時期もあります。
自分自身の「ここがダメ」があると「相手に満たしてほしい」が発動するので、いつでも自分自身を褒めまくりました。
ここまでできてすごいじゃん私!
おお、これはまだ成長の余地があるってことね!!
今日も私かわいいーーー😍❤️
と褒めて褒めて褒めまくってここまできました。
相手への伝え方も、一方的ではなく相手を尊重しながら言えるようになりましたし、分からなければ即質問しちゃいます。
「私はこう思うんですけど、あなたはどう思いますか??」
「申し訳ありません、分からないので再度説明お願いします」
少しずつでいいんです。
まずは「私、愚痴言ってる」と気づくことでOK!
7割は解決してるので、あとは行動です。
人生をよりよくハッピーに過ごす、一緒に取り組みましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました❤︎