四十四杯目「幻のキャンデー」 3 四月一(小説家) 2024年2月3日 07:17 コロンビアサンチュアリオ農園 ブルボン種(珈琲工房須田)焙煎度記載なし¥1,380/ 200g 透明だが、透けてはいない。 (古い建物の手吹きの窓硝子のような) 甘いが、決して甘過ぎることはない。 (善きバーテンダーのように人の縁を無為に跨ぐような事はしない) 飽きないが、一粒で十分に楽しめる。 (古く読み継がれる本のように、言葉少なくとも多くを教えてくれる) 幻のキャンデー毎週末の朝、珈琲を飲んで浮かんだ散文をお届けします。優しい一日を迎えましょう。フォローもぜひ。(四月一) ダウンロード copy この記事が参加している募集 #私のコーヒー時間 27,539件 #朝のルーティーン 16,560件 #小説 #散文 #私のコーヒー時間 #珈琲 #朝のルーティーン #四月一 3 君は友の、澄み切った空気であり、孤独であり、パンであり、薬であるか。みずからを縛る鎖を解くことができなくても、友を解き放つことができる者は少なくない 記事をサポート