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留学期1 5カ国を巡る、ひと夏。

皆様、ご無沙汰しております〜〜〜〜!
光陰矢の如し、更新が滞っている間に、何とG10が終わり、現在夏休みを迎えています。夏が始まった合図がしますね🌻


私の今年の夏は!ずばり!
「2024夏、世界を知る旅✈︎」ということで。

軽井沢→東京→カンボジア→オランダ→ドイツ→カンボジア→東京→フィリピン→ISAK、と計5カ国を巡り、プロジェクトをしながら、自分の知見を広げていこうという計画です。

この度、トビタテ留学JAPAN 9期生に選出され、またJICAエッセイコンテストにて優秀賞を受賞し、そのご縁でフィリピンを訪問し、学校視察等をさせていただく事となりました。


→ ここにブログをまとめ、夏の経験と学びを記していこうと思います。



簡単な自己紹介

初めてこのブログにいらっしゃった方のために自己紹介をさせて下さい。

私は、現在高校2年生で、日本の片田舎で生まれ育ち、中学校2年生の頃、東南アジアに移住しました。
現在は、社会を変革するチェンジメーカーになるために83カ国から集った学生が学ぶ、軽井沢の全寮制インターナショナルスクール、UWC ISAK JAPANでプロジェクトと勉学に励んでいます。

Earth Guardians Japanや、日本若者協議会等に所属し、日々日本の教育をより良くするため、活動しています。

Mrs. GREEN APPLEが大好きです。



学ぶ意義を見出せる教育

今回は、私の教育への思いを綴っていきたいと思います。


学校に行く意味を尋ねられた時、明確な答えを提示できる学生が、今日本にどれほど存在しているのでしょうか。
私自身、教育や政治に関するセミナーを定期的に開催しているのですが、この問いを学生にかけてみると、「えっ、分かんない」と口籠る人が、殆どだったりします。
「友達に会うため?」という回答が返ってくることも。


私もその一人でした。

地元の公立の学校では、授業中は常に姿勢を正し、先生から一方的に展開される授業。授業内で発言する人は次第に固定され、校則も厳しく、1年生は上級生が使用する、2階と3階に行ってはいけず、下着の色や髪型、靴下の長さ、何から何まで指定されていました。

しかしその当時、私は、その環境に対して「問題意識」を持ったことはありませんでした。
居心地が悪いと感じてはいましたが、その違和感は皆同じで、それでも守らなければいけない規則、そして「大人が言っていることは正しい」と信じていました。

当たり前だと思っていました。


しかし、中学2年生の頃、私の人生における転機が訪れます。

私は東南アジアに移住し、日本人学校に転校しました。
同級生が3人しかいない小さな小さな、でもとても活気のある学校。

初めての授業は、忘れもしない、挨拶に関する道徳の授業でした。

私が普段のように「挨拶はすると皆んなが笑顔になるのでした方が良い」と発言した後、クラスメイトの子が、こんなことを言いました。


「挨拶って必要じゃないと思います。したい人だけがすればいい」


衝撃でした。
先生は無視するんだろうな、と思いながら見ると、先生はその発言をサラサラとホワイトボードに書き、

別のクラスメートが
「え、じゃあなんで必要じゃないと思うの?」
「こういう場合はどうだろう?確かにいらないかもね」

と話し出し。

議論は、どんどん白熱していきました。


このたった40分の授業は、私にとって、初めてのことだらけで。
驚きと学びと、ワクワクに満ちていました。
挨拶はいらないなんて。そんな考えがあるなんて知らなかった。そもそも思っていても発言してはいけないと思っていた。


私はその学校で、自由に学べることの楽しさを知りました。

単に歴史の年号と出来事を暗記していくのではなく、なぜどうしてを探求し、自身の理解に落とし込む。「模範解答」ではなく、自分の意見をシェアできて、共感してくれるクラスメイトがいる。
こうすればもっと学校が良くなるんじゃないかと意見したら、頭ごなしに否定するのではなく、その自主性を重んじ、応援してくれる先生方がいる。
こんなにも学校を楽しいと思えたのは、初めての事でした。


私は、その2年間が、今でも忘れられない程、楽しかった。

主体的に学ぶことの楽しさを知ったのです。


教育は全ての基盤であり、世界を変える力を持っている。

これは私の信念でありモットーです。
教育は全ての社会問題に通じるものであり、教育の質が上がれば、私が見てきた様々な社会問題の解決の糸口となるはずだと信じています。


日本の教育を変えたい。
主体的な学びが増えたら、日本人の思考力、発想力発言力全体が向上するのではないか、より勉強を楽しいと感じれるのではないか。

初めて、明確な夢が。
心の底から叶えたいと思える目標が。出来ました。



次回は「日本の教員不足がやばい!!」と、実際に私がオランダに渡り、何を得て、何に生かしたいのか、綴っていきたいと思います✊✨

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
それでは、皆様の毎日が穏やかな幸せで満ち溢れますように。


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