[教育を1から見直すきっかけをAIがくれた] No.18 part 2
こんにちは。
毎日投稿17日目!!!
読解力はどーやって身につく?
今日は昨日の続きで、
「AI vs 教科書が読めない子どもたち」の内容について伝えたい部分を抜粋してまとめていきたいと思います!
昨日の記事の最後にAIの限界について少し書きました。
今日はそれを詳しくまとめていき、
また、人間がこれから直面する問題についてもわかりやすく書いていきます!
◆AIの決定的限界“意味”
AIの限界を表しているわかりやすい例があります。
(Siri)
この近くのイタリア料理の店は?
この近くのイタリア料理以外の店は?
この二つの質問をSiriにしてみてください。
なんと回答が同じなんです(笑)
以外という言葉が意味的にも統計的にもわからないのです。
これでわかりますよね、
Siriは考えて話してはいない。
ということが。
(Google翻訳)
岡山と広島に行った。
岡田と広島に行った。
この二つの違いがわからずに、同じだと思うそうです。
岡山県と広島県に行った。は、
わかりやすいですが、
岡田と広島県に行った。は、
ん?どーゆーことだ?ってなるのです。
何が言いたいかというと、結局
SiriもGoogleも
“計算する機械”でしかないのです。
◆数学にできること
AIは計算する機械でしかないと上で書いていますが、
実際、数学にできることは3つあります。
①論理
A=B,B=C ならば A=C
②確率
サイコロをふって次に出る数は?
③統計
論理にも確率に当てはまらず、
なぜこうなるかわからないが、
たくさんの情報があるから、こうだろう。
という考え方です。
数学は大きく言うと、
この3つしか表現することができないのです。
AIが全く理解できない文章の1つに、
太郎は花子のことが好き
この文章はまったくわからないらしいです(笑)
好き?太郎は?花子を?
ん?どーゆーことだ?ってなるそうです。(笑)
だから、
シンギュラリティ(AIが人の上に立つというような考え)は今の技術では絶対に来ないと言う事です!!!
◆本当に恐れないといけないことは?
「シンギュラリティはこないのかあ。だったら安心だ。」
こうはなってはいけません。
実は大きな問題が一つあります。
“AIは人間のライバルになり得る”のです。
例えば、
◯消える仕事
ホワイトカラー、事務職など
(AIが代行する職業は山ほどあります)
具体的に言えば、
世界から半沢直樹は消えるということです。
半沢直樹は企業相手に融資を決定する仕事ですが、これはAIが十分できることなのです。
では逆に残る仕事は?
◯残る仕事
コミュニケーション能力、読解力が必要とされる仕事
「なんだ、全部AIに取られるわけじゃないじゃん。安心、安心。」
実際に安心できるのでしょうか?
自分はAIより賢い!読解力がある!と断言できますか?
◆読解力
学校教育がいかに意味がなかったのかが分かってしまうテスト結果があります。
基礎的読解力テスト(RST)
このテストの結果が非常に悪いのです。
どれくらいかというと、
3人に1人は合格できない。くらいです。
自分の周りの3人に1人がAIによって仕事を奪われてしまうってなったら怖いですよね。
では実際に読解力をどうやって伸ばしたらいいのか?
これがなんとわかっていないのです、、、。
読書習慣も学習習慣もこの読解力が上がるとは限らないのです。
学校現場で教師をしている身としては、悲しいです。
あれだけ何回も何回もテストなどをして学力をはかろうとしていたのに、実は、
「子供たちはそのテストの文章を理解できていなかった」
伸ばしたい学力も伸ばせないですよね、、、。
また面白いことに読解力がある子供というのは、ずっと優秀なのです。
有名な私立の学校の子供たちがなぜいい大学にはいれるのか。
それは簡単です、その私立の学校ですごく賢くなったわけではなく、
もともと読解力があってそこに入ったから伸びていったということなのです。
教育ってすごく難しいですね。
◆まとめ
この記事を読んで思ったことは、人それぞれあると思います。
「じゃーどーしたらいいんだ!」
「AIには勝てないじゃん。」
と、悲観的になるのではなく、
今自分にできることを考えて、行動にうつしていくことが大切だと思います!
私は、
教育を1から見直すきっかけをAIがくれた
と思って、日々考えながら暮らしていきたいと思っています!
今日も最後まで見ていただきありがとうございます☺️
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