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お花とエッセイ応募作品集その14

お花とエッセイコンテスト。応募作品集もいよいよ最後の投稿となりました。1ヶ月以上に渡って、皆さまから寄せられたお花との優しいエッセイを読み続けてきたので、終わってしまうのが凄く寂しいです。

感謝の気持ちについては、別の記事でしっかり書かせていただくこととして、まずは皆さまの作品をしっかり紹介していこうと思います。これまでの作品は、以下のリンクからお読みいただけます!

作品集その1 作品集その2 / 作品集その3
作品集その4 / 作品集その5 / 作品集その6
作品集その7 / 作品集その8 / 作品集その9
作品集その10 / 作品集その11 / 作品集その12
作品集その13

■Marmalade様 / 星の草をおばあちゃんに

「原っぱに咲いている小さな星の形をした花を摘んで、握りしめては持っていった」いちご栽培をしていたおばあ様。幼い頃はそのビニールハウスが遊び場になっていたのだそう。大好きなおばあ様との想い出を丁寧に描いたエッセイです。

■西野圭果様 / 紫陽花の咲く頃に

「こんなところに紫陽花を植えてはダメだ!」知識が豊富で、頼りになるお父様。ただ、その分口うるさいところもあり、若い頃は辟易したこともあったのだとか。紫陽花を通して描かれる、亡きお父様との温かい想い出を綴ったエッセイです。

■三谷乃亜様 / 一輪のガーベラ

「たまにお花屋さんに行くと、ガーベラを無意識に探してしまう」三谷さんの記憶に強く残っているのが、一輪のガーベラのある風景。それはまるで、一枚の静止画のようだといいます。おばあ様との想い出と、切なさを描いたエッセイです。

■chiyo様 / 花をしょっている人たちの話

「いつからか、人には背中(バッグ)に花を背負しょう人がいると言うことに気づいた」漫画の背景のように、人柄を表すようなお花が、自然と思い浮かぶようになったというchiyoさん。独自の視点で日常を描いた、リズムの良いエッセイです。

■おりちゃ様 / 忘れな草と、母のおもかげ

「花が好きなところと、自営業の家に嫁いだところも、母とおなじ」年齢を重ねるにつれ、母と似てきたと思うところが増えたという、おりちゃさん。勿忘草に重ねるお母様の姿と、親子の絆の深まりを描いたエッセイです。

■ますだななこ様 / 初めて桜を見た日

「私はその日初めて桜を見たような衝撃を受けた」法事を面倒なものとして捉えていた、無邪気な頃のますださん。四十九日の途中、会場を抜け出した先には、満開の桜並木が。時を経て感じる気持ちの変化と、当時を振り返るエッセイです。

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ご参加下さった皆さま、素敵な作品をご投稿下さり、本当に、本当にありがとうございました!来週はいよいよ審査結果の発表です。お楽しみに!

ともきちさんの作品集はこちらから。ぜひお楽しみください!

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