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お花とエッセイ応募作品集その12

先日、今年に入って初めて金木犀の香りを楽しみました。金木犀は季節柄、お花とエッセイの企画のなかでも結構取り上げられていた花でした。どこからともなくふわッと漂ってくるあの香りは、本格的な秋の訪れを感じさせてくれますね。

つい、どこから香りが流れてきているのか気になってしまったりもして、「いつかきっと見つけ出してみせる!」なんて、今は金木犀との隠れんぼを楽しんでいるところです。

というわけで、今回も企画にご応募頂きましたエッセイを順に紹介させてもらいます。これまでに紹介した作品は、以下のリンクよりお読みいただけます!ぜひ、お楽しみください。

作品集その1 / 作品集その2 / 作品集その3
作品集その4 / 作品集その5 / 作品集その6
作品集その7 / 作品集その8 / 作品集その9
作品集その10 / 作品集その11

■月草様 / 七草勝負

「秋の七草は花を愛でる野草がメイン」対する春は「食べられる野草」がメイン。それぞれの季節の七草を「五七五七七」の音で並べて対決させるという視点で書かれたエッセイです。

■mayu.k様 / 待ち合わせは花屋さんの前で

「この街で生きているって、そういうことなのかな。」小さないらだちが伝播する東京の駅。そんな空気を透き通らせてくれるのは、色とりどりのお花たち。日常における花との時間や心情を、繊細に描いたエッセイです。

■mami様 / 母の内なる花。

「好きこそ物の上手なれ、とはよく言ったもので、母は緑の指を持っていました」他の家庭と比べてしまい、お母様を好きになれなかったというmamiさん。そんな気持ちを変えてくれたお花の存在と、お母様の変化を綴ったエッセイです。

■ふみ様 / お花を生けにいっていた話

「階段を上がって目にするお花は、時には歓声が上がる程、喜んで頂いていたのです」近所の建物に花を生けに行っていたふみさんは、花を飾る場所に合わせて、生けるお花を選んでいたのだそう。気遣い溢れる、優しいエッセイです。

■つる様 / 秋めく桜

「家の近所に、小川沿いの桜並木がある」桜の咲かない秋期の桜並木は、つるさんにとって少し特別な場所となっているのだそう。秋の桜並木とともに、移り行く季節を優しく感じることのできるエッセイです。

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お花とエッセイの作品まとめも、そろそろ終わりに近付いてきました。(14がラストです!)その後は、審査結果の発表も控えていますので、今しばらくお付き合いいただければと思っています。最後までぜひ、お楽しみください!

ともきちさんのまとめ記事はこちらからお読み頂けます!併せてご覧ください〜!

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