見出し画像

Outside the Comfort Zone

ヨーテボリへのトランジット待ちのヘルシンキ・ヴァンター空港で、シナモンロールを食べながらnoteを書くことにする。

今回のスウェーデン留学は、私にとって、15年弱勤めた職場を辞め、慣れ親しんだ大好きな友達、先輩、同期や後輩と離れて、まったく未知の世界に足を踏み入れることなので、気付いたら「拒食症にでもなった?」てくらいゴハンが喉を通らなくなってた。

スウェーデンに住んでみたくて、自分で決めた留学とはいえ、知らず知らずのうちにそれなりにストレスを感じていたみたいだ(そんな気してなかったけど、実際食べられなくなっちゃったから。意外に繊細だった、わたし!)

そんな時に英会話スクールの講師に言われた次の言葉を思い出した。

「In order to enter the New world, grow and meet new yourself, you have to get out of your comfort zone. (新しい世界に入り、成長し、新しい自分と出会うためには、コンフォートゾーンから抜け出さなければなりません。)」

調べてみると、コンフォートゾーンとは慣れ親しんだ安心して過ごせる環境のことで、まさにこれまで過ごしてきた仕事や生活のことだった。
成長するためにコンフォートゾーンを抜け出す必要があるという考え方は、もとは、1908年にアメリカの心理学者であるロバート・M・ヤンキーズ氏とジョン・D・ドットソン氏が提唱した「ヤンキーズ・ドットソンの法則」に由来していて、人はある程度のストレス等を感じる状態になると行動力が上がるというもの。
つまり、コンフォートゾーンから抜け出し、ある程度のストレスを感じると、新しい知識を学び、人と出会い、可能性が拡がるということらしい。
この理論によると、コンフォートゾーンは円状にその先が広がっていて、一番内側がコンフォートゾーン、その先がラーニングゾーン(Learning Zone)、さらに先がパニックゾーンになっている。
コンフォートゾーンを出てラーニングゾーンで過ごすと、その後、その経験から似たような挑戦に対し、慣れることで不安感が払拭されていき、結果としてコンフォートゾーンを拡げていくことができる(行き過ぎてパニックゾーンに入らないことが大事!)

なんて書いていたら、シナモンロールを食べきることができた。環境に慣れてきたのかもしれない。笑
機内で初めて「グレイテスト・ショーマン」を観たのだけど、曲中で歌われている「This is me」がとても響いたのもあると思う。

「This is me.(これが私よ)」

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、スウェーデンでの留学生活の発信に使います。