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新しいのに、クラシック。ボトリングティーのまだ見ぬ地平を切り拓く紅茶をティスティングしてみた。

こんにちは、Apoptosisのマーケター・ozです。

私たちが手がける静岡茶のボトリングティーブランド「Apoptosis」は、今回新たに紅(紅茶)青(烏龍茶)、そして緑(緑茶)の3種類のボトルプロダクトを発表しました。

漢字の味わいを生かしたシックなラベル。

「For the History makers.」というコンセプトを掲げ、これから歴史を紡いでゆく全ての人々の幸福を後押しするために、改めて動き始めたApoptosisチーム。
今回作り出したプロダクトが、どのような味わいでHistory makerを後押しできるのか、ティスティングのプロの力を借りて迫ってみることにしました。

今回ご協力いただいたのは…

ご協力いただいたのは、都内レストランの支配人である中村 Lawrence 義仁さん。
唎酒師、ソムリエであり調理経験もあり、勤務する店舗もワインに関する海外の賞を複数受賞しています。

中村さん
「今回のテイスティングは僕自身も楽しみにしていました。アルコール、ノンアルコールという二項選択ではない、新しい価値観を感じられる予感がします」

都内レストランの支配人である中村 Lawrence 義仁さん。

前回、Apoptosis Nの取材でもペアリングについて教えていただきました。

爽やかな酸と優しい日本的な果実感
重層的な「紅」の味わい

最初にテイスティングをしたのは、紅茶の「紅」。
これまで作り出してきた緑茶プロダクトと同様、従来の茶の価値観ではなく食事と合わせた時の寄り添い方も大切に試作を繰り返した一品だ。

中村さん
一口飲むと、爽やかな酸と、優しい果実感がサラリと駆け抜けますね。フレッシュな印象だけではなく、スパイスやドライハーブのアクセントも効いて重層的な味わいです

oz
「なるほど…!ちなみに、お店で紅茶をサーブすることはあるんですか?」

中村さん
「ありますね。ただ、紅茶や煎茶は基本的にお湯で出すことを前提につくられているので、冷たいお茶、ボトリングのお茶でここまで複雑な味わいが出せるのは正直意外でした。

温度が上がると、その複雑さが増しますね。香りに現れる枇杷(びわ)、アプリコット、みかんの風味は紅茶ではあるものの日本的な味わいです

oz
「少し懐かしさを感じるのは、この日本的な味わいによるものかもしれないですね。余韻もしっかりと感じます」

中村さん
優しく、伸びのある酸と並走して非常に爽やかな印象ですが、後半にかけて甘草(リコリス)、ローリエのアクセントも楽しめます

従来の紅茶のイメージを覆す、驚きと新鮮さのある「紅」。

Ken(代表)
「開栓して数日経つと、味わいがまろやかになって飲みやすくなるという声もいただいています。飲んでいただいて、いかがですか?」

中村さん
「湿った落ち葉と言いましょうか…秋のイチョウの葉、きのこ類の様なしっとりとした落ち着きのある香りが現れ、印象により深みを与えてくれているように感じます」

新しいのにクラシック。
料理との組み合わせも楽しい。

中村さん
「ベーコンやマッシュルーム、卵、トマト、豆などで構成される朝食スタイル、イングリッシュブレックファストに紅茶は定番ですよね。『紅』は紅茶らしい爽やかさもありつつ、果実感やきのこの香りも感じられるので、料理との合わせ方も面白そうです

oz
「ミートソースのパスタと合わせたことがあるのですが、野菜の甘さが引き立って驚くほど優しい味わいになったのですが、あれは一体…?」

中村さん
「玉ねぎや根菜の香り、お肉のうまみと相性が良いのかもしれません。『紅』にハーブ・スパイス感もあるので、ミートソースの要素と調和しやすいのではないでしょうか。

お茶は身近な存在ではありますが、ペアリングと考えると今まで考えていなかった組み合わせが生まれますね」


次回は、烏龍茶の「青」のテイスティングに迫ってみたいと思います。

🔵「青」(烏龍茶)の紹介記事はこちら

🟢緑(緑茶)の紹介記事はこちら

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