◇2024年度新入社員インタビュー◇本社研修/OJTについて(スペシャリスト職)
こんにちは。アピステnote編集部です。
先日、営業職本社研修のインタビューを掲載したところ「入社後のイメージがしやすい」「研修についてかなり詳しく知ることができた」など、たくさんのご意見や感想をいただきました。
そこで今回の記事ではスペシャリスト職(事務)の研修についてお伝えしたいと思います。
2024年度入社の新入社員3名にご協力いただき、経営企画グループの田中さんが本社研修やOJT(On the Job Trainingの略)についてインタビューをしました。はじめにインタビューにご協力いただきました新入社員3名の紹介をします。
◆編集部
今回も研修について新入社員が体感したことをありのままお伝えできればと思います。営業職の新入社員とは研修の進め方が異なり、1週間の本社研修の後、配属先でのOJTがスタートしています。それでは田中さんお願いします。
■田中
配属先でのOJTがスタートして、2ヶ月が経過 しましたね。研修を受けて思ったこと、考えたことをありのままお話ください。それでは、研修スケジュールに沿ってインタビューをしていきますのでよろしくお願いします。
経営理念/行動指針/社会人の基礎研修について
■田中
1週目は入社式の後、経営理念や行動指針の共有、社会人の基礎について研修を実施しました。振り返ってみていかがですか。
◇上原
『目的意識、問題意識をもって行動する』という内容が印象に残っています。研修を受けて、全てのことに目的や意味があって、無駄や無意味なことがなかったので、一貫性があると思いました。例えば学生時代に『この時間って何のためにあるのだろう』 と不思議に思うことがありましたが、アピステにはそういう無駄がなかったです。また様々な研修がありましたが、研修ごとに実施する背景や意図を教えてもらえるので納得感もって取り組むことができました。
◇平内
『永続的な付加価値の最大化』という内容がありました。永続している会社は世の中に価値を生み出し続けている会社になるので、大事にしたい考えだと思いました。
■田中
『会社を永続する』『付加価値を上げる』ことはアピステのコアバリューになるので、共感いただけて良かったです。社会人の基礎研修 はいかがでしたか。
◇阿南
外部講師の方に研修をしていただきました。社会人としての考え方や名刺交換、電話対応、ビジネスマナーなどを学んだ後、実践する機会がたくさんあったので集中して取り組むことができました。また同期同士で気づいたことを指摘し合う時間もあって、コミュニケーション量が自然と増えていきました。
◇平内
実践が多かったのは良かったですよね。学んだことをすぐに実践しようとしましたが、理解したつもりでも、できるようになるまで時間がかかることを痛感しました。
■田中
講師の方が「知っていると使えるは別」と言っていたのが印象的でしたね。
この研修はアピステの経営理念や行動指針を基本とした社会人の心構えや常識について知っていただき、行動変化や意識変化につなげていただくことが目的なので、今後も継続的に取り組んでいただければと思います。
Excel研修について
■田中
Excel研修はオンラインで全27回を予定しています。現在もExcelの基礎やVBA(Excelのプログラミング言語)の講義を受けていると思いますが状況はいかがでしょうか。
◇阿南
Excelは学生時代ほぼノータッチだったので、Excelの基礎で学んだことがOJTに活かされています。VBAは難しくて苦戦していますが・・・。
◇上原
わたしもVBAは難しいと感じたので、繰り返し学習することが必要だと思いました。Excelの基礎は知らないことも意外に多くて、学べる部分がたくさんありました。
◇平内
Excelの基礎では、基本的な内容が一通り学べました。VBAは難しいですが、学習を進めていく中で、どういう仕組みで動いているのかが理解できるようになりました。実務ではVBAを使って自動化していることがたくさんあるので、自分で自動化できるようになりたいです。
■田中
VBAは難しいですよね・・・。これからExcelを使う機会がたくさんあるので、基礎固めが必要になります。難しい内容もあったかと思いますが、どのように乗り越えていますか。
◇阿南
講師の方が「大丈夫ですか?」と頻繁に声をかけてくれるので、分からないところがあれば、質問をして理解するようにしています。また、OJTでもパーソナルコーチ(1対1で仕事全般をサポートする先輩社員)に助けてもらっています。昨日、Excel研修で変数宣言を学んだのですが、理解が追いつかなかったので相談をしました。すると「変数は買い物かごで、入れたものをいつでも取り出すことができるイメージだよ」と日常の出来事に置き換えて教えて下さり、わかりやすかったです。
いつもそうですが、分からないことはわたしが理解しやすいように、工夫して教えて下さるのが嬉しいです。
■田中
パーソナルコーチのサポートは心強いですよね。阿南さんはExcelが少し不安だと聞いていましたが、できることが少しずつ増えてきている様子で安心しました。
◇阿南
よく知っていますね。(笑)日々、頑張って取り組んでいます。
◇平内
わたしも講義中に質問して疑問に思ったことを解消するようにしています。OJTでExcelを使用することがありますが、分からないことは、ネットで調べるとサンプルコードがたくさん出てくるので、繰り返し学ぶことで少しずつ理解できるようになってきました。
■田中
ネットにたくさん情報があるので、自分で調べてみるのも良いことだと思います。わたしもExcelで分からないことがあればネットで調べたり、チャットGPTを活用したりして都度、学ぶようにしています。
配属先グループでのOJTについて
■田中
研修2週目から配属先でのOJTがスタートしました。
OJTではどのような仕事に携わっていますか。
◇平内
わたしは生産管理グループに配属となりました。生産管理はアピステの商品の出荷・物流を担っていて、今は商品を出荷するためのデータ送信や抽出を行っています。ミスできない重要な役割なので、パーソナルコーチのサポートを受けながら責任をもって仕事を進めています。
◇上原
わたしは、販売促進グループに配属となりました。営業活動の基幹となるシステムである 営業支援ツールの運営に携わっています。また営業数字の集計やレポート作成にも関わっています。先日、パーソナルコーチのサポートを受けながら、自動化の仕組みを1つ構築することができて、少しずつですが、貢献できているなと思うようになってきました。
◇阿南
わたしも上原さんと同じで、販売促進グループに配属となりました。メールマガジンの運営、動画やカタログ製作に携わっています。答えがない中、正解を探していく仕事なので、大変ですがやりがいがあります。
■田中
それぞれの配属先で早速、いろいろな仕事に携わっているのですね。貢献できることが増えてくると、きっと仕事が面白くなってくると思います。実はみなさんの仕事での貢献が多方面から聞こえてきていて嬉しく思っています。
配属後はどのように仕事を進めていきましたか。
◇平内
OJTの初日、パーソナルコーチから生産管理グループの仕事について、全体の流れの説明がありました。全体像が掴めたおかげで、進む方向が明確になりました。
また何事に対しても『これくらいわかるだろう』という前提ではなく、基本的なところから認識に齟齬がないように教えて下さいました。例えば「納品書と請求書の違いはわかる?」と初歩的なところも目線を合わせて進めて下さったり、教わったことをメモにまとめきれない時は「次の研修は先延ばしでいいから、ゆっくりでいいよ」とわたしの状況を確認しながら進めて下さったりしました。
◇上原
先輩社員はわたしたちの状況をよく見て下さっていますよね。わたしはOJTを通して、とにかく大切に育てようとしているのが伝わってきました。例えば、どの先輩社員の方々もわたしの理解が追い付かない際には快く同じ説明をしてくださいます。またパーソナルコーチと週2回ミーティングを実施して、わたしの理解度や仕事量を確認しながら、OJTを進めて下さっています。
◇阿南
わたしはOJTがスタートしたての頃に、仕事の依頼が重なってパンクしそうになりました。そんなわたしにすぐ気づいて、状況を確認していっぱいいっぱいにならないように仕事量を調整して下さいました。最近は仕事に慣れてきたこともあって、仕事の優先順位が分かるようになり、サクサク進む日も増えてきたので成長を実感しています。
■田中
所属している各グループのパーソナルコーチが 、みなさんの状況をしっかり把握して進めて下さっているのですね。
実際に仕事をしてみて、入社前に聞いていた内容とギャップはありましたか。
◇平内
会社説明会でスペシャリスト職は事務領域のスペシャリストで総合職と一般職の間の立ち位置だと教えてもらいました。実務を通して『まさにその通りの仕事内容』だと思いました。
■田中
説明会では、現職社員の仕事内容を例にしてお話をすることで、最大限、アピステのリアルをお伝えするように心がけていたので相違がなくて安心しました。配属後、実際に仕事をしてみてどんな印象をもちましたか。
◇平内
定型業務の他に、どうしたら効率化できるか、最短で上達できるかを創意工夫しながら取り組んでいるので、やらされ感はなくて、むしろ自分で主体的に考えて取り組むことができています。また、想像以上に先輩社員が寄り添ってくださるのはいい意味でのギャップでした。
■田中
平内さんは改善することにモチベーションを感じるとおっしゃっていたのをよく覚えています。自分起点で改善案を出して、付加価値を生み出せるようになるとさらに仕事が面白くなると思います。
◇阿南
わたしも平内さんと同じで大きなギャップはなかったです。強いて言えばバリバリ働くイメージをもっていたので、見よう見まねで手探りの状態で仕事を進めていくと思っていました。しかし、まず狙いや目的を教えていただき、わたしの状況も確認して、丁寧に教えて下さる先輩社員ばかりで驚きました。
ちょっとでも分からないことがあったら、立ち止まって分かりやすく教えて下さいますし、理解度が低くて困った表情をしていると、それを感じ取って補足説明もして下さるので、それが嬉しかったりします。
■田中
『?』というような表情をしていると、すぐに助けに入ってくれますよね。
◇上原
本当にそうだと思います。パーソナルコーチが2~3時間もつきっきりで教えて下さることもあったので、その対応に感動しました。パーソナルコーチ以外の先輩社員もわたしが困っているとすぐに声をかけてくれます。
■田中
感動するほどのサポートが受けられているのですね。上原さんから「めちゃくちゃサポートが手厚い」と普段から聞いていたので、パーソナルコーチ本人に伝えておこうと思います。(笑)
◇平内
先日、パーソナルコーチからわたしの今後の指針になりそうなことを教えていただきました。わたしは仕事の質を100%にすることだけを意識していました。それを聞いて「抜け漏れを防止するために2重チェックをしているので、質だけでなくスピードも意識してみてはどうか」とアドバイスをもらいました。
スピードは効率に直結するので、質とスピードのどちらに重きを置くかを考えるきっかけになったので、わたしにとって新しい発見でした。わたしの事を考えた提案をして下さるのでいつもありがたいと思っています。
■田中
良い気づきが得られたのですね。スピードと質はどちらも大事になります。先輩のサポートを受けながら、着実に成長していると思いました。6/20までOJTは続いていきます。今後も困ったことがあればいつでも社内チャットで相談ください!
インタビューは以上になります。ご協力いただきましてありがとうございました。最後にアピステの選考に参加されている学生のみなさんにメッセージをお願いします。
◇阿南
就職活動では不安にならないということは絶対にないと思います。アピステの選考を通して、社員さんが不安を全部解消してくれたから、今、自分らしく働けているのかなと思っています。
選考でお会いした社員の方はだれもとりつくろっていないなと思いました。だから自然体で選考を受けることができました。
正直、ありのままの自分を受け入れてくれる会社じゃないと『願い下げ!』だと思っていました。もちろん、入社してから貢献できるように努力するのは当たり前ですが。
みなさんも選考を受ける中で不安に思うことがあれば、いろいろなことを聞いてみてください。
◇上原
変に着飾ろうとしなくてもいい。普段通りの自分で接していれば良い部分を評価してくれる。それがアピステの選考でした。
無理に自分をよくみせようとすると、入社後のミスマッチに繋がったり、話した内容のつじつまが合わなくなったりすることがあります。
選考や内定期間中にたくさんの社員さんとお会いする機会を設けていただきましたが、人柄が良く、決して学生を見下したりするような人はいなくて、誠実に対応して下さる方ばかりでした。ですので、アピステの選考に参加される方は、是非、ありのままの自分でチャレンジしてみてください。
◇平内
就職活動では食に興味があったこともあり、食品メーカーを志望していました。今振り返ると就職活動の当初は浅い考えで行動していたと思います。
働く上で『何を扱うかも大事』だけど『何をするかも大事』と気づいて、その会社で自分が『何をするのか』『どのように働くのか』を考えるようになりました。
例えば選考中の会社で『何をするのか』を調べると、初めの配属部署は営業と製造が中心で、大手であればあるほど本社から遠ざかると分かりました。
わたしは経営層と距離の近い本社で、いろんな部署の人と協業できる職場で、生産管理やマーケティングに関わりたいと思いました。『何をするか』を理解できたから、会社を選ぶことができましたし、実際に働いてもギャップが無かったのだと思います。
自分で想像できる範囲で就職活動を進めると『何を扱うか』に目がいきがちになると思いますが、具体的に何をするのかに着目することが大事だと思います。
◆編集部
平内さん、阿南さん、上原さん、インタビューにご協力をいただきましてありがとうございました。
今回の記事はいかがでしたでしょうか。スペシャリスト職が入社後どのように仕事を進めていくか、少しでもご理解いただけましたら嬉しく思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。