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スロバキア🇸🇰day1


ブラチスラヴァそぞろ歩き🚶‍♂️

6:05 Prague (Central Bus Station Florenc) ▶︎
10:3511:30 Bratislava (bus station Mlynské Nivy) 🚌
この旅行一早起き(とはいっても5時)してブラティスラヴァへ向かう。車内でパンとスナック菓子で朝ご飯。バナナは買い忘れてた。

ウトウトして起きる。10時半…まだついてないのか。Googleマップを開くと1時間ほど。もう一眠りしようかと思ったが目が冴えたので、観光の下調べをした。小さな町、旧市街は半日、ウィーンから日帰りも多い。んーなるほど、自分一人で歩き回るには小さいのかな?と思ってフリーウォークツアーなるものに参加することに。

こんなサイトがあります。日本にもこういうのあるのかな?

海外旅行が国内と圧倒的に違うのは言語。博物館にしろ、史跡にしろ説明書きはもちろんよく分からない現地語(当たり前ですが😂)と、あって英語や周辺国の言語だけ。そんな中我々日本人が自分たちだけで歩いて分かる情報は知れたもの、というのがほとんどでは無いでしょうか?

今回は現地の方Sebastianが率いてくれる英語ツアーに参加することに。受験勉強で頑張ったとは言え今は昔…リスニング力が少しでも残っていることを期待して参加することに!✊

ツアーは2時からだったのでいったん宿に行き、昼食と身支度(朝早かったので髭をそってもいなければ日焼け止めもしてなかった😇)、荷物を預けた。
まずはツアーまでの時間潰しにドナウ川沿いを散歩。

ミュンヘンで本社を訪問したのがずっと前に感じる
駅周辺は高層ビルやタワマンが立ち並ぶ
センスあるアートで幸先よし

まず向かったのは青の教会、20世紀初頭にハンガリー人の建築家が設計したという比較的新しいもの。


今回の旅はこちらを参考にしました。このNEWTというサイトは色々な都市の観光スポットが完結かつ過不足なくまとまっていて、とても使いやすいです。


鮮烈な青、おとぎ話に出てきそう
中も目を引くものがある
立ち入りは朝と夕以降のみ、残念ながらここまでしか入れず

教会を後にしたら良いものの、他に調べているスポットははほとんどこの後のツアーで案内してくれるものばかり。
川沿いに歩き、ふたつの橋を渡ってツアー集合場所へ戻ってくる形にした。


国立博物館、像はマサリクと書かれていたような🤔


ドナウを望む、左にはUFOタワーが

後のツアーで、レストランは高過ぎるが眺めはサイコーとの事😂

Free guided walk tour- ̗̀📢

満を持して集合場所へ。ツアー参加者はデンマーク🇩🇰、インド🇮🇳、スウェーデン🇸🇪、アフガニスタンオリジンのアメリカ人🇺🇸など様々な方が。
スロバキアの歴史の概略とツアーの流れについて説明を受ける。この説明で印象的だったのはブラティスラヴァが世界でも稀に見る、2カ国の国境付近にある首都であるという話。(他にも国境ギリギリの首都は沢山あるが)これがこの街を彩る様々な話のファクターになってくる。

ペスト終息記念碑
史上最後の流行でブラティスラヴァの人口の半数が亡くなったという

概略のあと、何故かアメリカ人女性が居なくなってしまった。最初の説明で飽きたんだろうか。この辺もフリーだし、何かフリーダムな国民性を感じ取れて面白かった。ツアーは国際色豊かなのもあって、参加者を見ていても面白い。北欧🇩🇰🇸🇪の方々は静かに遠巻きにして話を聴くし、インド🇮🇳の方はガンガン前で質問しにいく。僕はと言えば、英語をimproveしたい一心で何とか色々ひねり出して聞いてみたり。

2時間半のツアーはあっという間だった。
旧市街にかつてあった4つの門のうち3つが当時支配していたハプスブルク家(近世の中欧は彼らを中心に歴史が動く)の女帝マリア・テレジアの命で街の拡張のため取り払われたり。
その当時から残る薬局の建物の看板がハンガリー語🇭🇺、スロバキア語🇸🇰、ドイツ語🇩🇪で書かれていることから、この国が歩んできた複雑な歴史を学んだり。
はたまた20世紀から現代にかけて、政治体制が合計8つと目まぐるしく入れ替わったりといった話まで。
本当に多岐に及んでいて、ここに書ききれないくらい沢山(いずれ忘れていってしまうかと思うと悲しいが)のエピソードが聞けた。

件の薬局
家具は当時のものという
映えスポットなパティスリー
この像にまつわる話はホッコリした
Schöne Náci(シャーネ・ナーツィ)でぜひググッて欲しい

ブラティスラヴァには他にも面白い像が沢山あります。ぜひスタンプラリーしてみてください。


ウォッカ、ビール、ワインが好まれる分布図
締めくくりのブラティスラヴァ城からの眺め

ツアーに参加して本当に良かった。自分一人で景色と少しの説明書きを読むだけでは分からない、この国、街の歴史、文化、暮らしを垣間見れた気がする。(たった2時間半でおこがましいが本当にそう感じた)

何せ、当初あまりブラチスラヴァにはあまり期待していなかったからだ。双子の国であるチェコのプラハの方が観光地として遥かに有名だし、ウィーンから腰掛のように観光に来れてしまう街だから。
しかし、スラヴ人がウラル山脈から移動、ハンガリー🇭🇺を建国したマジャル人に支配を受け一時はその首都になったり、そのハンガリーをも支配したドイツ人🇩🇪の国ハプスブルク家のオーストリア・ハンガリー二重帝国🇦🇹や、それと激しく争ったオスマン帝国🇹🇷(オスマン・トルコとは最近呼ばない。トルコ人だけでなく、多民族他宗教に渡る帝国国家だったことを意図している。)、果ては共和制でチェコスロヴァキアとして独立を果たした直後に襲うナチス・ドイツの時代、戦争が終わったかと思えばやってくるソ連の脅威☭と共産主義時代、そしてやってきた3度目のチェコスロヴァキア連邦とその崩壊(ビロード離婚と言われ、血の流れなかった数少ない東側諸国の脱共産化)と連綿と続く歴史の物語を味わった。

歴史好きな自分としてはよくセットにされがちなチェコと違った面白みがそこにあると思う。
ぜひ出来れば皆さんにも1泊して、出来れば彼Sebastianの!😂フリーガイドツアーに参加してみて欲しい。

こちらから直接申し込む事も可能です。

じゃあワイン飲もうかな🍷

セバスチャンの話は文化、歴史、政治などだけでなく、おすすめの食事やレストラン、お土産屋さんなどもあり、その中でチェコ🇨🇿と違ってスロバキア🇸🇰ではワインがよく飲まれると聞いた。
(くどいようだが)僕は下戸なので、今回の旅行もビール🍺ばかり飲んできた。(じゃあ飲まなくても良いのでは?)でもそんなに強く言われると飲んでみようということで、オススメと聞いていたお店へ

こちらです。推しはクラフトビールらしいですが食事はスロバキアローカルを比較的リーズナブルに味わえます。


じゃがいもから作ったイタリア🇮🇹のニョッキのような食べ物ハルシュキ (halušky)をいただき、ローカルワイン(名前は失念してしまったが、とても甘いロゼ)といただく。

上には羊のチーズとカリカリベーコン

ローカル料理はこちらが詳しいです。


ビール500mlよりもワイン10mlの方が酔わない(度数を鑑みればすぐ分かるが)のでまだ元気があり、再度お気に入りのブラティスラヴァ城からの眺めを見に。

共産主義時代に作られた代替コーラkofolaと

薬草味があり、甘さ控えめのコフタで締めくくり。
大満足の1日だった。

インスタにストーリーを上げていると先月エジプトで仲良くなったイタリア🇮🇹はナポリタンガイのアントニオからブラティスラヴァのおすすめパブがDMで来たので、そろそろおいとまして…もう少し長くブラティスラヴァを楽しむ事にしよう。

夜景を焼き付ける
たった1時間でこれ

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