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アメブロとnoteの違い徹底比較【2024年版】

アメブロとnote、いったい何が違うの?自分にはどちらが向いているの?と悩んでいるフリーランスの方へ

💛こんな方に向けて書いています

個人向けビジネスをしている副業・フリーランス・ひとり社長の方で、

*集客にはアメブロと言われてやってみたけどあまり集客できない
*これからブログを始めるならどちらがいいのか迷っている
*過去、アメブロからばんばん集客できたのに今はいまいち
*noteが気になっているが見ても違いがよくわからない
*インスタもやっているし両方をやる時間がない
*アメブロを残しつつnoteもチャレンジしたい
*アメブロを乗り換えたいがワードプレスは難しい

アメブロとnoteのコンセプトの違い

アメブロ(アメーバブログ)は2024年9月で20周年、noteは2024年4月で10周年と、約10年の運営のひらきがあるサービス。

2つとも、コンセプトも、目的も全く違うメディアです。

アメブロは、私の実感では、SNSっぽいブログ(ほとんど日記に近い雑記)。

AmebaはAmebaブログをはじめ、最新の芸能人ニュースやマンガ・占いなど生きたコンテンツが集結した国民的メディアサービス

https://ameblo.jp/

アメブロのコンセプトは、――つくる、つむぐ、つづく。

(🕵️‍♀️え?いつからこんなnoteそっくりになったの?)

芸能人、有名人重視なところは変わっていません。

noteは、「クリエイターのための」とうたっている通り、コンテンツ力で勝負するブログ(プラットフォーム)です。

noteのコンセプトは、――つくる、つながる、とどける。

クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォーム

https://note.jp/

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。noteでは、クリエイターが各自のコンテンツを発表してファンと交流することを支援しています、との説明通りです。

長文ですので、気になるところだけ読んでみてください。


どちらがユーザー数が多いのか?

アメブロの月間来訪者は、延べ7500万人とサイトに書かれていました。

したがってアメブロが「ユーザー数日本一の無料ブログ」であることは間違いないです。

※最新の会員数、アクティブユーザー数は非公開

以下より引用


一方でnoteの会員数は790万人(2024年3月時点)

少し前にMAU6300万人を超えたと記載がありましたね。

以下より引用


アメブロ運営は16年以上、noteはまだ運営歴2カ月の私ですが、かなりマーケティングやリサーチをしたので、だいぶ2つの違いがつかめてきました。

「リアルビジネスをしているフリーランスやひとり社長の集客」という視点で、整理しています。

各項目をざっと比較してみましたので、以下の表をご覧ください。

アメブロとnoteの比較(2024年5月現在)

アメブロの特徴①
noteの特徴①
アメブロの特徴②

【表に間違い発見】💦ごめんなさい。後でなおします。
アメブロのユーザー属性は、40代、50代の主婦やフリーランスの方が中心。あまり文章力がない人が多い。ビジネスユーザーは、アメブロで集客したい個人向けビジネスをしている方が大半。

noteの特徴②


*ユーザー数が伸びていて今、勢いがあるのは、noteです。

*アメブロは2024年9月に20周年。それまでに機能の改定があるかもしれません。

アメブロとnoteどちらが集客できますか?

以下の2つの要素で決まります。

1)お客様(ターゲット)は誰か
2)コンテンツ作成力と人間的魅力のどちらで勝負するのか

お客様(ターゲット)について

あなたのお客様が、一般ユーザーの女性、特に子供がいる主婦の方、占いやスピリチュアルが好き、美容に関心がある40代、50代なら、アメブロの方が集客できる可能性が高いです。

あまり難しい記事や長い記事はアメブロでは好まれません。

なにしろ芸能人でもっているブログサービスなので、華やかなことに憧れている人が多く、ライトな記事が人気があります。

一昔前は、キラキラ起業女子がいっぱいいました。

今は減りましたが、まだキラキラ起業女子は、残っていると感じます。
コンテンツを作るより、自分が輝くことに関心が高い人が多めです。
(青山の体感)


あなたのお客様が、法人や団体、会社員、専門家、知的リテラシーが高めの勉強好きな方であるなら、noteの方が集客できる可能性が高いです。

noteでは、一度もキラキラ女子を見かけたことがありません。

真面目で、おとなしい人が多そうだなと感じます。(青山の体感)

2022年の公表データでは、20代から40代のビジネスユーザーが中心となっています。

引用元


2024年5月現在、集まる人が変わってきたのか、確かに会社員は多めですが、経営者も、フリーランスの方も、主婦も、いろんな方がいらっしゃいます。

コロナ禍でnoteユーザーが増え、アメブロから乗り換えた方、新しく始めた方が増えたので、少し属性が変わったのかなと。

noteは、クリエイター向けのプラットフォームなので、職業は、ハンドメイド作家や、ライター、デザイナー、イラストレーター、プログラマー、小説家や作家など「創作」が好きな人が多いイメージです。

アメブロユーザーより、学ぶことが好きで本を読んでいる、学びに投資している人が多いなと感じます。

コンテンツ力と人間的魅力のどちらで勝負するのか

アメブロでは、コンテンツ力はそこまで問われません。

有名人が有利なブログです。

人間力がある方、コミュニケーション能力が高い方、キャラクターがたっている方、フットワーク良くいろんな出会いの場に出向く方が人気があります。

文章力がなくても何とかなってしまうので、集客できるかどうかは「人間的な魅力」があるかどうか、人とのつながりが強いかでほぼ決まります。

一方、noteは、コンテンツのテーマとコンテンツ力で集客できるかどうかが決まります。

無名の人でも、ニックネームで、顔出ししていなくても、有料noteが売れます。

匿名性が高く、そのことをあまり気にしている様子もありません。

フォロワー、スキの数も、他のメディアに比べて増えにくいですが、それらの数と収益化、集客ができるかどうかは、そこまで関連性がありません。

従って「人間力勝負なら、アメブロ」「コンテンツ勝負なら、note」ですね。

あとは、お客様がどんな人か?を加味して決めるといいでしょう。


アメブロからnoteに乗り換える時の注意点

もともと、アメブロはITリテラシーが低く、ワードプレス等では難しくてブログを書けない人のために作られたサービスです。

「メールが書けるくらいの」リテラシーがあればだいじょうぶ、というラインだったと関係者から聞いた記憶があります。

総じて、全体のブログの質も低めです。SNS的な要素でつながって楽しんでいる方が多いのもこのためです。

noteは、アメブロより文章力、コンテンツ力が求められます。

実際にnoteのユーザーは、文章力がある人が多いなと感じます。

アメブロっぽい記事の書き方のままnoteに移行しても、熱心なファンがついていない限り集客はあまりできないと思われます。

有名人であっても、フォロワー数はそこまで多くなく、逆に顔出しもせず、本名も出さなくても、コンテンツ力があれば有料noteが売れるのが、noteの強みです。

アメブロに慣れ切っている人は、思考の切り替えが必要になります。

集客媒体としてのアメブロとnote

アメブロ一強時代

フリーランスの集客という面で考えると、昔のアメブロを超えるものは、いまだに出てきません。

2009年ごろから2012年くらいまでのアメブロバブルの時は、多少コンテンツ力が低くても、無名の人でも、アメブロから集客ができました。😊

その頃の集客は、アメブロ一強でした。✨

一気にブームが来て、フリーランスの人たちがこぞってアメブロをやり始め、次々と出版もしていきました。

アメブロは集客できる!ということで、ブログ集客神話が生まれ、アメブロコンサルタントもたくさんいましたし、アメーバキングのような自動ツールも出回りました。

SNSの時代

しかし、Meta(facebook)が流行りだすと、アメブロユーザーは、大量にfacebookに流れていきました。

アメブロユーザーのほとんどは、アメブロをSNS的に使っていたので、記事を書き続けるのが苦痛で、簡単なSNSであるMeta(facebook)に移っていったのです。

当時は、アメブロは商業利用禁止だったので、アカウント停止も相次ぎ、私もアカウントを削除されました。

この頃から、だんだんアメブロ離れが進み、フリーランスや起業家の集客のメインは、twitter(現在のX)やfacebook(現在のMeta)になりました。

特にアメブロユーザーとfacebookは相性が良く、両方をやっている人が増えました。

2016年~2020年頃は、Meta(facebook)からアメブロにアクセスを流すことで集客をしている人が多かったです。

アメブロも、商業利用OKになりじゃっかん路線変更をしましたが、ユーザー離れを防ぐことはできなかったようです。

じょじょにユーザー数が減ってきて、ブログ全盛期からSNS全盛期になり、インスタも流行ってきました。

2014年、noteがスタート

noteが台頭してきて、noteもユーザー数を伸ばしていきました。

noteの第一次ブームは、イケハヤさんが「noteで稼げる!」とがんがんnoteで発信をしていた頃です。

X(twitter)とnoteを連動して稼ぐ方法も流行りました。

その後、noteの規約改定により、がつがつ系は別のところへ移っていき、noteは平和になりました。

コロナ禍で、オンライン化が進み、みんながnoteをやりだした2020年から2022年頃が、noteの第二次ブームだと記憶しています。

今、noteの記事を見て見ると、2年前、3年前の記事が圧倒的に多いことから見ても、みなさんコロナで外出できなくて家にいる時間が増えたので、noteで稼ごう!ということになり、noteの記事数が増えたのではないでしょうか。

コロナが落ち着いた2024年の今、3年前にがんばっていたnoterさんは、ほとんど更新をやめています。

facebook離れが進む

前後して、Meta(facebook)の影響力が落ちてきてユーザー離れも進み、アルゴリズム変更で、Meta(facebook)も集客できなくなりました。

コロナ禍の頃は、facebookのライブ配信も流行りましたが、今はインスタにとってかわられてしまっています。

この2つは同じ会社ですが、Meta(facebook)を見る人より、インスタを見る人の方が多いです。

noteがTVで紹介される

noteがテレビ「がっちりマンデー」で紹介された2023年12月が、noteの第三次ブームです。

私はこのことを最近知ったのですが、テレビの影響は大きく、テレビ放映後、にわかユーザーが増えたようです。

が、夢見てnoteを始めたものの、更新が続かずすぐにやめてしまった人が多かったとか。

最近になって始めた私のようなユーザーもいますが、フリーランス・起業家のnoteブームは、2020年から2022年くらいまででいったん収束しており、今、noteの集客を教える人は少なく、noteセミナーを開催している講師も少ないです。

ただ、ブームになっていないだけで、noteで集客できている人はいますし、noteの有料記事の売上も、アクティブユーザー数も伸びています。

💛どのメディアも正しい方法で取り組んだらまだまだ集客できますが、媒体特性をしっかり押さえて得意なものに取り組まないと、集客できません。

結局は、お客様が集まっているところで、自分の得意なもので勝負するしかないのです。

自分にはどちらが向いているの?

上記の事から、ご自身で判断してください。

先生相談室のメンバーの方、コンサルティングを受けている方は、その時に質問していただいたら、個別に回答します。

▼こちらの記事でも解説しています

【まとめ】集客できるのはアメブロ?note?


アメブロ向き💛アメブロを8年以上前から書いていて、つながっている人がいるなら、更新頻度は落としてもいいので、継続してください。

お客様が40代、50代の女性、あなたの仕事がスピ系や子育てママが対象なら、アメブロでまだ集客できる可能性が高いです。

さらに、フットワークがよく、人に会うのが好きで、アメブロ特有の文化にすんなりなじめて人間力で勝負するタイプなら、アメブロ向きです。

noteもやりたいなら、アメブロを続けつつ、noteでは音声コンテンツを発信するなど2つを併用しましょう。

note向き💛お客様が、会社員などのビジネスユーザーで、「読むこと」「書くこと」「学ぶこと」が好きな成長意欲が高い方なら、noteをおすすめします。

特に男性会社員が対象であれば、アメブロより断然noteでしょう。

あなたが、コンテンツを作るのが得意、メルマガを書いていて、文章を書くのが割と好きならnoteは集客できる可能性が高いです。

有料noteも売れるでしょう。

また、一度もブログを書いたことがなく、今から始めるのなら、アメブロよりnoteがおすすめです。

どちらもやるという方法もある

私のように、どちらかをメインにしつつ、両方を併用するという方法もあります。noteは、無料で始められるので、やってみて向いているかどうか試してみるのが一番です!

気になっているのなら、noteもやってみてください。

この記事が、あなたの集客媒体選びの役に立ちますよう願っています。


一緒に読んで欲しいおすすめ記事

noteが向いている人について話しています

noteは、私のような完璧主義な人にとても便利という話

noteのメリットとデメリットを比較してみました


無料記事だというのに、すごい気合の入った記事になってしまいました。
最後まで読んでくださってありがとうございます😊

【ご注意】ここに書いてある内容は、2024年5月現在の青山華子の体験と体感、お客様の結果とヒアリング、ネットでのリサーチを根拠としています。あくまで一般解であり、この先の状況が変わったら、変化する可能性もあります。

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コメントもお待ちしていまーす。😊


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