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日記

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毎日、日記をアップします。
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#俳句

稲架掛《 はさか》けや米不足なんてへっちゃらだ

稲刈り。刈り取った稲は 稲架掛けというらしい。俳句の季語は現在では一般的でない用語などが…

やどかり
3週間前
5

ものほしい硝子のむこう猫の恋

一日置きぐらいの猫の日が定着しつつあるな。猫俳句ばかり増えて困りもんだが今日の一句。 季…

やどかり
5か月前
14

自販機よ秋はやばやにホット缶

朝起きて、朝飯前日記を書く。昨日取った写真でまず一句。たいていそれが記事のタイトルとなる…

やどかり
1年前
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稲重ね稲刈り機ゆく遠い雲

稲刈り。休みでも働かねばならない農家の人と年中無職で写真を撮る人。何か一句出来そうだが。…

やどかり
1年前
14

笹百合や春は幻夢の「らんまん」と

昨日は朝雨が降っていたので散歩は止めたが電車で図書館。三冊返却したのだがそのうちの二冊は…

やどかり
1年前
4

蛇穴をいで蛇笏読む土手散歩

昨日も暑くて一日半袖(というかもうメッシュのシャツ)で過ごす。映画館に行ったあとに三駅ほ…

やどかり
1年前
5

新緑のメタセコイアの旅の果て

マイ・ツリーとするメタセコイアが青々と茂っていた。昨日は青春18きっぷの最後の日だったので、いつもいく図書館までの旅。映画『川のながれに』を観たので、そこが目的地だったか?その映画で「旅とは帰る場所があること」と青木崇高演じるバックパッカーが言っていた。そんなことを考えながら今日の一日。 今日の一句。 図書館で『新潮 2023年5月号』の追悼大江健三郎特集を読む。そこだけしか読めなかったのだが尾崎真理子という人は大江健三郎の編集者だった人だった。だからあんなに詳しいのだっ

鴨群れる落花の流れ餌でなし

桜の花びらに鴨たちが大騒ぎだった。まだそれほどでもないが桜が植えてない(東京都は植えてあ…

やどかり
1年前
8

梅の香や忘れな草や木瓜老人

グーグルレンズでは「ダンコウバイ」と出てのだが不明の木の芽。花だとわかりやすいのだが。「…

やどかり
1年前
7

ニラムシを釣りし恋も韮の花

桜が咲くと一斉に他の花々も咲き乱れるが桜ばかり目が行ってしまう。足元をみれば韮の花が咲い…

やどかり
1年前
9

老梅を散らす時雨や翁死す

雨の日に写真を撮った後にジーンズのポケットに入れようとした時に偶然撮れた写真のようだ。狙…

やどかり
1年前
5

風運ぶ休日(ホリデイ)の朝ミモザの香

「ジャズ・トゥナイト」の「春のビリー・ホリデイ」特集が良かった。 ビリー・ホリデイという…

やどかり
1年前
4

道標(みちしるべ)土筆つんでく迷い子よ

昨日は暖かったので図書館の帰りは二駅歩いて帰った。吟行のつもりで写真を撮ったり途中休憩し…

やどかり
1年前
5

望月の辛夷の花やなんまいだ

公園の桜(河津桜)が満開だった。よく見ると目白が忙しそうに飛び回っていた。でも夜ゴミ出しに行ったらほぼ満月で白い辛夷の花との風景は幻想的だった。俳句にするならそっちかな。 西行の望月の本歌取りにしてみた。 「日の丸」よりも「月の丸」が好きだった。映画『日の丸』を見ての感想。 そういえば光源氏も月の光だったのだ。今日の光源氏は「行幸」。 録画で『リチャード3世』を見たらルーマニアの演出家で、日本にいるルーマニアの作家のエッセイを読んだ。 それで映画は日の丸を見たわけだ