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日記

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毎日、日記をアップします。
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#俳句

ものほしい硝子のむこう猫の恋

一日置きぐらいの猫の日が定着しつつあるな。猫俳句ばかり増えて困りもんだが今日の一句。 季…

やどかり
2か月前
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自販機よ秋はやばやにホット缶

朝起きて、朝飯前日記を書く。昨日取った写真でまず一句。たいていそれが記事のタイトルとなる…

やどかり
8か月前
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稲重ね稲刈り機ゆく遠い雲

稲刈り。休みでも働かねばならない農家の人と年中無職で写真を撮る人。何か一句出来そうだが。…

やどかり
9か月前
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笹百合や春は幻夢の「らんまん」と

昨日は朝雨が降っていたので散歩は止めたが電車で図書館。三冊返却したのだがそのうちの二冊は…

やどかり
1年前
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蛇穴をいで蛇笏読む土手散歩

昨日も暑くて一日半袖(というかもうメッシュのシャツ)で過ごす。映画館に行ったあとに三駅ほ…

やどかり
1年前
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新緑のメタセコイアの旅の果て

マイ・ツリーとするメタセコイアが青々と茂っていた。昨日は青春18きっぷの最後の日だったので…

やどかり
1年前
4

鴨群れる落花の流れ餌でなし

桜の花びらに鴨たちが大騒ぎだった。まだそれほどでもないが桜が植えてない(東京都は植えてあり県境で横浜市になると植えてない、遊歩道も整備されない)地域でも桜花を楽しむことが出来る。でも雨ばかりの天気だから昨日は引き籠もりだったのだ。今日の一句。 桜といえば和歌の世界なのだが『新古今集』をプロデュースした『菊帝悲歌 小説後鳥羽院』を読んだ。栄華は幻。現実は地獄。しかし人間の欲望は深まるばかり。 図書館本で4週間借りても読みきれずに再び借りた本だった。塚本邦雄の美文が読みにくく

梅の香や忘れな草や木瓜老人

グーグルレンズでは「ダンコウバイ」と出てのだが不明の木の芽。花だとわかりやすいのだが。「…

やどかり
1年前
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ニラムシを釣りし恋も韮の花

桜が咲くと一斉に他の花々も咲き乱れるが桜ばかり目が行ってしまう。足元をみれば韮の花が咲い…

やどかり
1年前
9

老梅を散らす時雨や翁死す

雨の日に写真を撮った後にジーンズのポケットに入れようとした時に偶然撮れた写真のようだ。狙…

やどかり
1年前
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風運ぶ休日(ホリデイ)の朝ミモザの香

「ジャズ・トゥナイト」の「春のビリー・ホリデイ」特集が良かった。 ビリー・ホリデイという…

やどかり
1年前
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道標(みちしるべ)土筆つんでく迷い子よ

昨日は暖かったので図書館の帰りは二駅歩いて帰った。吟行のつもりで写真を撮ったり途中休憩し…

やどかり
1年前
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望月の辛夷の花やなんまいだ

公園の桜(河津桜)が満開だった。よく見ると目白が忙しそうに飛び回っていた。でも夜ゴミ出し…

やどかり
1年前
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雨音に香る白梅後(のち)の紅

ゴミ捨てに行ったときに雨の夜に香る梅を撮った。あまり匂いはわからなかったのだが香る梅の花ということなんで。今朝の一句。 『源氏物語』は「野分」まで。 今日は横浜の図書館に返却本が多くある。とりあえず『地図と拳』は読み切れたが塚本邦雄『菊帝悲歌』は読みきれなかった。このへんも日本史に通じてないと人名が混乱する。『地図と拳』よりもこっちに人物相関図が欲しいと思った。 イリナ・グリゴレ『優しい地獄』はルーマニアから日本の舞踏を学びにやってきた女性のエッセイ。もとは映画を撮りた