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書き下ろし小説

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蒼月海里のきまぐれ書き下ろし小説。
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記事一覧

【咎人の刻印】食欲の秋 特別掌編

掌編 切り裂きジャックとカインと食欲の秋  十月も半ばを過ぎた頃であった。目を覚ました神…

蒼月海里
1年前
48

【咎人の刻印】夏休み 特別掌編

《作品紹介》 『咎人の刻印』は小学館文庫より刊行。 主人公の神無は、愛を探すゆえに殺人を繰…

蒼月海里
2年前
79

【咎人の刻印】七夕 特別掌編

《作品紹介》 『咎人の刻印』は小学館文庫より刊行。 主人公の神無は、愛を探すゆえに殺人を繰…

蒼月海里
2年前
81

【咎人の刻印】Mikage Birthday SS

《作品紹介》 『咎人の刻印』は小学館文庫より刊行。 主人公の神無は、愛を探すゆえに殺人を繰…

蒼月海里
3年前
77

【東京地下迷宮街】地下のジャンク屋さん【短編小説】

 東京都心には、巨大な地下迷宮があるという。  しかも、その迷宮にはたくさんの人が生活を…

蒼月海里
3年前
38

【東京地下迷宮街】赤子を喰らう蛇【短編小説】

 東京の地下には、《何か》がいる――。  女は、泣いている赤子を抱きながら走っていた。 …

蒼月海里
3年前
65

【東京地下迷宮街】地下のおばけさん【短編小説】

 ツグミという少女の友人の知り合いが、行方不明になったらしい。  ネット上でも、同僚の知り合いや、兄弟の友人の知人が行方不明になったという話が散見された。共通するのは、彼らは地下鉄に乗って何処かに行こうとしていたことだった。  ツグミの秘密基地は、迷宮のような地下世界に繋がっていた。それは何処までも続いていて、人ならざるものが蠢いているということをツグミは知っていた。 「みんな、何処に行ったんだろうね」  なんとなしに呟きながら、ツグミは今日も錆びついた梯子を下り、延々と

【東京地下迷宮街】虎を諭す居酒屋【短編小説】

 東京の地下には、《何か》がある――。  延々と続く下り階段を降りると、提灯の灯りが私を…

蒼月海里
3年前
108

オリジナル企画『東京地下迷宮街』始動

東京の地下には”ナニか”ある。 そう思ったことはありませんか? 現代社会から逃れた人や物が…

蒼月海里
3年前
79

【咎人の刻印】クリスマス 特別掌編

《作品紹介》 『咎人の刻印』は小学館文庫より刊行。 主人公の神無は、愛を探すゆえに殺人を繰…

蒼月海里
3年前
117

【咎人の刻印】ハロウィン 特別掌編

《作品紹介》 『咎人の刻印』は小学館文庫より刊行。 主人公の神無は、愛を探すゆえに殺人を繰…

蒼月海里
3年前
81

【短編小説】ひまわり畑

 祖父の家の裏には、ひまわり畑があった。  毎年、夏になると家族で祖父の家に行った。  …

蒼月海里
3年前
49

【咎人の刻印】夏休み 特別掌編

《作品紹介》 『咎人の刻印』は小学館文庫より刊行。 主人公の神無は、愛を探すゆえに殺人を繰…

蒼月海里
3年前
76

【咎人の刻印】Kanna Birthday SS

《作品紹介》 『咎人の刻印』は小学館文庫より刊行。 主人公の神無は、愛を探すゆえに殺人を繰り返し、「令和の切り裂きジャック」と呼ばれていた。彼は美貌の吸血鬼である御影に拾われ、贖罪の道を歩み出す。現代の池袋が舞台のダークファンタジー小説。 8/5にシリーズ2巻『咎人の刻印 ジャック・ザ・リッパー・ファントム』が刊行予定。 †掌編† 切り裂きジャックの誕生日  神無が起床して部屋を出ると、廊下に御影が立っていた。 「誕生日おめでとう、神無君」  白い髪に白い肌、血のように赤い