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総務・人事労務をこなす管理本部本部長 野田インタビュー

100人強の従業員がいるAOSデータで、この方と話をしたことがない人はいないはず!?
総務・労務・人事・経理・法務・販売推進部門が連なる管理本部 本部長の野田武志にインタビューしました。
非常に多くの業務をこなしながら、従業員との会話も欠かしません。今の業務から仕事の流儀について伺いました。


■AOSデータの何でも屋!?

――総務・労務・人事の全てを統括されていますね。改めて業務内容を教えていただけますでしょうか。

野田:一番は総務というより「何でも屋」としての仕事が多いです。でも最近は、人事労務、給与計算の比率が増えてきました。

――ちなみに総務と人事労務とそれぞれ全体の何パーセントぐらいの比率でしょうか?

野田:最近は人事労務が50%、総務が30%、残りが20%ぐらい。

給与計算って毎月あるから、月半ばに終わったかなと思うとまた始まっちゃうっていう感じです。給与計算を社労士さんに委託しているので、給与計算前に人事担当者と共に、勤怠データに誤りのある従業員をフォローしたり、勤怠データを整えたり、チェックしたりしています。

――人事労務関係の業務以外についても教えていただけますでしょうか?

野田:各種問い合わせが多い。なんでも聞かれます。人事総務労務のことに問わず、何でも聞かれる。
最近は入退社が多かったので、その手続きが非常に多かったです。新しく入社されると都度リストへの追加作業や、共有や共同作業用のソフトウェアSharePointの設定など様々な業務があります。その他にも、各事業部から提出される毎月の売上見込の取り纏めや各種承認業務などなど多岐にわたります。

元々、販売推進がかつて営業推進部だった時代に担っていた業務に人事、総務、労務、経理などの管理関係の仕事が加わっていき、管理本部 本部長となっていった感じです。

――勤怠管理など多くのシステムを導入されていますが、導入したことでご自身の業務は楽になっているのでしょうか?

野田:承認業務などは1つずつ見なくてはならないので、システム導入したからといって承認業務が楽になったというものはないです。履歴が残るなど他の面でメリットがあります。
また、私が入社した6年半前は全従業員30人位でしたので、急激に事業部や従業員数が増えたことで承認業務は増えています。

――人事や経理など専門知識を必要とする業務も対応されていますが、分からない・困った時はどの様に対応されていますか?

野田:分からないときには聞く。それぞれのプロが社内にいるので、聞きます。インターネットで調べたりもします。

専門外でも営業をしていたときに販売管理、会計のソフトを売っていて、浅く広くは把握していた。かつて奉行シリーズを売ってたんだよね。

在宅勤務時でも、 ビジネスチャットツールのInCircleや、ビデオ会議ツールのTeamsですぐに聞くようにしています。 

――管理本部 本部長としての目標や理想はどのようなものでしょうか?

野田:むずかしいな。
チームのメンバーが働きやすい環境をつくってあげるっていうのが、責任者の仕事かなと思ったんです。昔からそう。悩んでいることは少なくしてあげよう、問題は解決してあげようというのは大事なんじゃないかなと思っている。日々意識して、話を聞いてあげるということに繋がっているのかな。

■膨大な業務量をこなす秘訣は「情報量」と「切り替えのスピード」

――かなりお忙しいにも関わらず、話しかけた際には忙しい素振りや嫌な顔もせず、すぐに快く対応してくださる。その配慮に仕事のポリシーを感じます。きっかけとなったエピソードはありますでしょうか?

野田:そう心がけてはいる。話しかけられたらちゃんと聞こうと。

若い時にさ、20代30代のときかな。めちゃめちゃ忙しくて、ずーっと画面見ながら話を聞いてたんだよ。そしたらその後輩から「ちゃんと聞いてくれてます?」って言われてさ。「確かにそうだな」と思って。それから忙しくても声かけられたら顔を見て話をする。今でもずっとそれは変わらないです。忙しい時は正直イラッとすることもあるけれど(笑)

――「聞いてます?」と言われたときに、実際は聞けていましたか?

野田:実際は聞いているんだけど、100%じゃないんだよね。画面に集中してるから。適当な返事をしてたんだよね。

――「相手の目をみて対応する」を心がけるようになってから、何か変化はありますか?

野田:話しかけられやすくなった、というのはある。総務・人事労務に関わらず色々なことを聞かれるため、様々な情報が入ってくるようになった。

――すぐ対応する行動力についても心掛けてらっしゃるのですか?

野田:それはね、すぐにやらないと忘れちゃうんだよね。特にあの細かいことはね、すぐやらないと絶対忘れる。じっくり考えてもいい結果があんまり出ないからさ、そこはもう今までの経験と勘で。

――忙しさを感じさせない雰囲気を維持できている秘訣は何でしょうか?

野田:感情をためない。瞬間的に飲み込んで消化していく。その仕事が完了すれば生じた感情もなくなるので。これもうまくやってんじゃないかな。依頼されてイラっとしても、やっつけちゃえば終わりかな?

自分にはどうにもならないことには耐えるしかない。戦って結果がでるならいいけど、どうにもならないことも多いから。自分で消化して対応している。

――その優先順位の付け方はありますか?

野田:簡単にできそうなものはすぐやっちゃう。後はすぐにやらなければならないものを優先的にやる。いずれやるべきものは、忘れないように、全てNoteにメモし管理をする。

■ポリシーは「嘘はつかない、言い訳しない。」

――最後の質問です。座右の銘などはありますか?選んだ理由も教えてください。

野田: 正直に言うと特になかったんですが、ふと頭によぎったのが「石の上にも三年」。
耐えていけば何とかなるんじゃないかなという感じかな。我慢もしなくてはならなくて、我慢してコツコツやっていけば結果が出ている。

ポリシーはあって、「嘘はつかない、言い訳しない。」
社会人になったころ、営業の数字が上がらない時は言い訳をやっぱりしちゃうんだよね。言い訳を続けているとどんどん言い訳を積み上げることになる。ある時に「めんどくさいな」と思い、言い訳をするくらいなら正直にできないならできないと言って、やる努力をするというのがきっかけで、それから言い訳はあまりしなくなったよね。

「嘘はつかない」これも営業やっている時に、お客様に売るために適当な嘘をついてしまったことがあって。そうしたら取り返しがつかないことが起こるんだよね。それを何とかしようとしてまた嘘をつく。これも言い訳の時と一緒で、それだったら正直に話をして納得してもらう。

営業の時に部下には「嘘だけはつくな」と言って、それだけは守らせていたね。

インタビューに淡々と回答してくださった野田さん。想像以上の多岐にわたる業務量は、全社中から集まる社内情報と野田さんの経験による判断力でこなされていることを知りました。ポリシーである「噓はつかない、言い訳しない。」は特に印象に残った言葉でした。

■次回のお題は

データ復旧のプロから「PCに飲み物を溢した際にデータを守る方法」について伺います。

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