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2021年4月の記事一覧
いつも歩く道を反対から歩いたら曲がり角が分からなくなった
多分此処だろうと、左に曲がると、見慣れない民家の木塀がある。方向は合っているのだからと坂をのぼっていく。坂は左に傾きながら、着実に頂上へ運んでくれる。此処が一番上だと思い、強く足を踏み着地する。息を吐き出す。
左向こうに新緑が広がっている。あちら側から来たときは無かったのに。いつも選んで眺めているのだ。
鶯が鳴いている。あの鶯が昨日から上手く鳴くことができるようになったのを知っている。今日は明け方