【ライターの仕事日記】2023年4月17日(月)〜4月21日(金)

ふと思うところがあり、実験的に仕事日記をnoteでつけてみることにした。
ライターやインタビュアーがふらっと読み、仕事をする上でのヒントを見つけてくれたら嬉しく思う。

4月17日月曜日
自分のインタビュー音源を聞きながら執筆していると、以前よりも抑揚ある話し方とリアクションができているように感じた。私は派手にリアクションをするタイプではないが、落ち着きながらも心から反応するという、自分なりのインタビュアーキャラクターが確立されてきたのかもしれない。
他人のようにならなくていい。自分なりにできれば、それでいいのだ。

4月18日火曜日
特筆するような出来事はなし。が、執筆中、ただ綺麗に文章を書くのではなく、その人らしい茶目っ気を出したほうが面白味が出るなと思った。

4月19日水曜日
勉強の日。YouTubeで一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構(D-JEDI)の「新人・若手向けデジタル報道セミナー(1日目)」を観る。
新たな学びだらけで頭がパンパン。やはり新聞・雑誌で長年地力をつけてきた人は、知識量が違うなと思った。観ながら付箋にたくさんメモをとった。
「AIがインタビューやライティングできる時代に人間がやる意義は?いや人間だからこそできるものがあるはず」ともやもやしていた答えがクリアになった。やはり見えない感情や意識を読み取り、文章に魂を込めることは人間だからこそできることだ。

4月20日木曜日
音源からの書き起こしは、話したままの言葉を書いたほうがよい。「あ〜」とか「う〜ん」とかも入れる。他者が意訳して書き起こしたものを見て執筆するとなると、その場の空気感や言葉に込められた真意などが読み取れないからだ。

4月21日金曜日
取材相手に気を使いすぎては駄目。肝心な言葉が聞けなくなる。相手を思いやる気持ちをベースに持っていれば、意外とズバッと質問しても大丈夫。万が一気を悪くされたとしても、持ち直せる。これまでインタビューしてきた実感。


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