ここ数年で出会った草花関連の書籍15冊をご紹介します。
雑草、いや草花の写真を撮るようになって、読むことが増えた草花関係の本。撮り歩いていて「この草花なんだろう?」となるのが残念だったのがきっかけです。
だんだん、草花の名前もわかってきました。もともと野菜が好きだったので、野菜と近い種類の草花は覚えやすかったのですが、意外な発見もあって楽しんでいます。
今回は、ここ数年で出会った草花関連の書籍をご紹介させていただきます。カメラの楽しみ方のひとつとして草花写真もおすすめですよ。
雑草が教えてくれた日本文化史
雑草、草花関連の本をたくさん書いておられる稲垣栄洋さんの書籍です。2017年の本なので比較的新しいのかな。
日本人にとって雑草とは何か。
という面白い切り口です。
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都会の雑草、発見と楽しみ方
こちらも同じ稲垣さんの本ですね。
2012年の本です。
都会、街中にも雑草がしたたかに生きています。著者が雑草の気持ちになって書いたそうです。
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植物はなぜ動かないのか:弱くて強い植物のはなし
こちらも稲垣さんです。
2016年の本です。
なぜ動かないのかって。
動けないのでは?
と思いますが、実際には風や虫や鳥たちを利用して動いている。
弱くて強い植物の話です。
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植物のひみつ - 身近なみどりの“すごい”能力
こちらは田中修さんです。2018年の本です。
雑草というくくりではなく植物の世界のすごい能力のお話です。
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ありがたい植物 日本人の健康を支える野菜・果物・マメの不思議な力
こちらも田中修さん。2016年の本です。
食べる植物の不思議な力のお話です。
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世界史を大きく動かした植物
こちらは稲垣さんです。2018年の本です。
はじめにご紹介した「雑草が教えてくれた日本文化史」は日本史の中でも植物でしたが、こちらは世界でどんな役割を果たしてきたかという植物世界史です。
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植物は人類最強の相棒である
田中修さん 2014年の本です。田中さんは「すごい能力」という切り口で書かれているようですね。人類と植物が互いに能力を高め会いながら生きてきたというお話です。
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知識ゼロからの植物の不思議
稲垣さん 2019年の本です。約1年前ですね。これまでの稲垣さんの切り口とは少し違うような気がします。
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定本 柳宗民の雑草ノオト 秋
こちらは、柳宗民です。2019年の本です。稲垣さん、田中さん意外の方がやっと出てきました。
図鑑的に楽しむ本です。昨年の秋頃に見つけたので「秋」ですが、他に「春」「夏」「冬」の4シーズンあるようです。
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子どもと一緒に覚えたい 道草の名前
稲垣さん 2017年の本です。
加古川利彦さんのイラストが素敵ですね。
見て楽しめます。
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万葉集 植物さんぽ図鑑 日本人なら知っておきたい!
木下武司さん 2016年の本です。
写真は 亀田龍吉さんです。
文学の香りがする草花の話。いいですね。好きです。
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ポケット版 雑草さんぽ手帖
「万葉集 植物さんぽ図鑑」で写真を担当されていた亀田さんの本です。2017年です。
「雑草の呼び名事典」を持ち歩けるように文庫サイズにしたものだそうです。名前の由来は、面白い話がたくさんあります。
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持ち歩き! 野草・雑草の事典532種
金田洋一郎さん、金田初代さんお二人の本です。2020年です。新しいですが、野草事典のバージョンアップ版のようです。
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自然散策が楽しくなる!草花・雑草図鑑
こちらも新しい2020年。山田隆彦さんの本です。写真も撮影されてます。
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身近なUNKNOWN 雑草×雑学 その辺の草の生きる力が侮れず、思っていたよりずっと可憐な花を咲かせるということ。
タイトルが長い。
こちらも今年5月にでたばかりです。著作者が徳間書店取材班となっています。内容的にはいろんな話を雑学としてまとめたような感じでしょうか。
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まだまだ他にもたくさんありそうです。始めの頃は稲垣さんの本ばかり読んでましたが、最近は他の方の本にも目を向けるようになりました。
他にも、おすすめの草花本。影響を受けた雑草本などがあれば教えていただけると嬉しいです。
今日も元気に楽しく
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