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2020年11月の記事一覧

茶湯からの、便り 一

一番静かな踊り 美しくかっこよく 指先までかかとまで 身体に軸をもって 舞うように 軽すぎず重すぎず 地面を舞うように 茶をいれる 水面にとびこむ蛙がみえたような 濃い 美しい苔の張った丸い水面に 吸い込まれるように 飛び込んでゆく まろやかな やわらかな お湯がやさしく 電気ではなく炭火のあたたかさを 自然のやさしさを味わう 冬の霜がはったような乾菓子をいただきながら これから一層肌寒くなる冬を楽しみに思う 霜のしゃくしゃくとしたあの独特の音や感覚を思い出す 松の葉

人、体、やわらかい、内骨格、外骨格

どうして人間の体ってやわらかいんだろう. 肌とかほっぺとか、いっぱいどこでも.かたかったらイケナイことでもあるのかね? 音声版はこちら https://mamari.jp/23240 あ、でも虫の体は硬い.外骨格っていうらしい.人間の骨にあたるものが体の周りをよろいの様に覆っている. 外骨格ってすごく強い.たとえば昆虫、たとえばアリ.自分の体重の数倍の物だって運ぶことができる. 高い場所から落ちても大丈夫.もし、人と同じ大きさのアリがいたら、人間なんて絶対勝てないらしい

真っ白な世界(恋模様2年1組#6)

出席番号13番  槻田ミツキ   青色、ミルクティー、コマドリにシロツメクサ…、カエデが好きなもの。僕は、カエデのことは何でも知っているつもりだ。最近、肩まで髪を切ってかけたパーマが気に食わなくて、いつも鏡を見つめている。似合っているよ、と声をかけても、カエデはあまりうれしそうに笑わない。  ほら、今日も周りの空気に飲まれそうになって目が泳いでしまっている。カエデは、集団があまり得意じゃない。小さい頃から体が弱く、発作が起きて入退院を繰り返していたせいか、"クラス"という

みんフォトThanks vol.5

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ソヨンと和紙

京都の嵐山に流れる桂川。この川の貸ボートからの景色が僕は好きだった。だから、その景色を見せたくて、一週間後に韓国に帰る女友達、ソヨンを嵐山に連れ出した。 日射しが皮膚をちりりと焦がす、そんな八月。 二人、ボートに乗る。 上流に行くほど、観光地の喧騒から遠ざかり、人々の話し声や笑い声、呼び声が小さな砂粒になってゆく。 川面が和紙みたいに穏やかで、 鳥が筆脈みたく水面を渡る。 ソヨンは靴を脱ぎ、川に足を浸してビールを飲んだ。 こんな所連れてくるの酷いよ 韓国帰りたくな

違う視点から見ることは大事だと思ったハナシ。

こんばんは、ミレイです。 うちの職場では、たまに果物等が安く買えます。 今回はラ・フランスが4個300円。 お得じゃん、ということで購入しました。 たまたま母に会う機会があったので、2個あげました。 そのあとでふと思ったのは、2個あげたら、 自分の手元にあるのは1個当たり単価150円。 店でバラ売りで買ったほうが安いじゃん。 買わなくて良かったかもなー・・。 職場の先輩にそんなことを話したら、 何いってんの、単価は変わらないでしょ。 って言われた。 確かにそうだわ

食べず嫌いはもったいない! 果汁たっぷり、舌でとろける食感のラ・フランス

2020年の洋梨シーズンもあとわずかです。旬が終わるまでにたくさん味わいましょう! とはいうものの、数あるフルーツの中でも洋梨(ここではラ・フランスとします)は食わず嫌いの人が多いような印象があります。すごくもったいないと思うんですね。完熟したラ・フランス、他のフルーツにないとろける食感とジューシーな口当たりでどことなく贅沢な気持ちになるんです。 「過去食べたラ・フランスがおいしくなかったからちょっと苦手・・・」な方。洋梨のおいしい食べ方を改めて知っていただき、おいしいラ

みんフォトThanks vol.4

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あたらしい魔法、あたらしい眼鏡

高校生の時に、タイにホームステイしました。 わたしが以前通っていた公立小学校が、タイのバンコクにある小学校と姉妹校で、交流プログラムの一環のプロジェクトでした。 その前の年に、まずはタイの女の子が一人わたしの家にホームステイに来て、翌年に日本の子どもが行ったのです。 わたしは兄弟枠で参加して、当時小学校1年生の妹と行きました。 たくさんの思い出や驚きのある経験でしたが、言葉が魔法である、と実感したことがこのホームステイ中にありました。 1週間ほどの滞在中、2日ほどはホテ

私のたまご焼きよ……!

今、「輪るピングドラム」というアニメを観ている。 オススメされたから。 オススメされた通り、おもしろい、4話目だけども。 1話はYouTubeで観れるよ。 ……この段階でおもしろさがわかるかは謎だけど。 ↓ で、このアニメ、たまご焼きが毎回って位、出てくる。 ま、日本人の朝の定番みたいな印象あるもんね。 それで、今日、お昼に、これまたオススメされていたたまご焼きを食べたのです。 が。 私には滅茶苦茶甘すぎて、げんなりしてしまった、え、たまご焼きってこんな味だったっ

ぽかぽかのお布団は、やさしさのおかげ

唇が乾燥し始めて、「あぁ、冬が来たな」ということを実感した。 春から秋にかけては気にならなかった乾燥が、冬になれば色んなところで問題になってくる。いつもより念入りに化粧水を吹きかけて、お風呂上がりのミルクローションは冬になれば高保湿タイプに変える。お洋服の模様替えだけじゃなくって、こういうところも少しずつ冬仕様になってくる。 末端冷え性のわたしにとって、冬はいつも寒さとの戦い。まだ11月なのに、夜眠る時は、タオルケット、ひざかけ、もこもこのひざかけ、掛布団、薄めの毛布、分

袖摺れの月

予定を詰め込んでいないはずなのに、もう月が見える。 行きたい神社は遠かった。地図では近そうだったのになあ。せっかく地下鉄やバスを乗り継いだのに、滞在時間は移動時間よりもうんと短い。 京都旅行はとっても難しい。 行きたいところは全部回れそうなのに、ぜんぜん時間が足りない。 想像以上に圧倒されて、じっくりと見てしまう。 一度きりかもしれないから、じっくりと見てしまう。 ああ、もう移動しなくちゃ。時間がない。 時間がないのに、お団子屋さんを張り巡らすのはやめてほしい。

みんフォトThanks vol.3

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日々の当たり前を支える人

僕は毎日文章を書いています。と話すと多くの方からリアクションをいただけたり、じぶんが書いたものが残って、その文章、または記事の本数などが他者への信用として働いていることがあります。 そういう側面があるからこそ、続けることができているとも言えます。 なのでだからこそ思うことがあって、文章を書くということ以上に多くの人が習慣としていること、もっと言えば習慣だとも感じていないようなことを、毎日続けている人に尊敬の念が湧くのです。 でその中でも、最も強く思うのが家事なのです。