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ぽかぽかのお布団は、やさしさのおかげ

唇が乾燥し始めて、「あぁ、冬が来たな」ということを実感した。

春から秋にかけては気にならなかった乾燥が、冬になれば色んなところで問題になってくる。いつもより念入りに化粧水を吹きかけて、お風呂上がりのミルクローションは冬になれば高保湿タイプに変える。お洋服の模様替えだけじゃなくって、こういうところも少しずつ冬仕様になってくる。

末端冷え性のわたしにとって、冬はいつも寒さとの戦い。まだ11月なのに、夜眠る時は、タオルケット、ひざかけ、もこもこのひざかけ、掛布団、薄めの毛布、分厚い毛布となぜか6枚も被っている。この時期からこんなんなら、真冬が来たときにはわたしは一体どうなってしまうんだろう。やっぱり冬眠しか手段がないのでは、なんて考えてしまう。毎晩6枚のお布団を被っていても、末端冷え性なので手と足の指先は冷たいまま。いつまで経っても暖かくならなくって、たくさんのお布団にくるまれているはずなのに、寒いなぁと思いながら眠りにつく日々。

旦那と一緒に住み始めて初めて迎える冬。わたしの冷え性の具合を目の当たりにした旦那は、毎晩「冷たいなぁ」って言いながらわたしの手足を温めてくれる。彼は常に身体がぽかぽかな種族の人間。だから、わたしはお布団6枚被っているのに対し、彼は2枚なのだ。それなのにわたしよりもぽかぽかしているのが本当に羨ましい。

いつも、寝る準備は大抵彼の方が先に終わる。先日、わたしが寝る準備を終えてリビングに行くと、もう彼の姿はそこになかった。「あれ、もう寝たのかな?」って思って寝室を覗くと、彼はわたしのお布団にくるまっていた。「そこわたしが寝るとこやで~」って言って場所を譲ってもらう。改めて自分のお布団に入ってみると、そこはびっくりするくらいぽかぽかしていた。彼が数分居ただけで、お布団が湯たんぽでも入れていたのかのように暖かかった。びっくりした。彼は人間カイロなのかもしれない。

彼のおかげでぽかぽかになったお布団で、わたしはぐっすり眠れた。それ以降、彼が早めに寝る準備を終えた日には、わたしのお布団を温めてくれるようになった。ありがたすぎる。

一緒に住めて良かったなって、まさかこんな時に実感するなんて思ってもなかったよ(笑)

旦那よ、いつもありがとうね。



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