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メンチメーターを使うと匿名で発言しやすいのはいいけど自主的な発言って意味ではどうなんだろうか

この記事ではメンチメーターを使ったほうが良い研修や授業と使わないほうがいいかも?な研修や授業について書いてます。

どもです、あおき(医学教育の人)です。今日は土曜日でお休みなはずだったのですが、やべー来週月曜日の遠隔授業の資料作ってないじゃん…と気づいて必死で作ってました。

さて、以前の記事でもメンチメーターについて何個か書きました。

(たくさん読んでいただいてありがとうございます!)

で、月曜日の授業でもメンチしよーと思ってたんですが、ちょっと迷ってます。なんでかっていうと…

受講者が少ない

んですね。大学院の授業なので、よくあるのですが、今回は5名だそうです。

メンチメーター使うメリットはほかの人の意見が色々聞ける!なのですが、人数が少ないと画面いっぱいに出てこないので、ちょっと寂しい感じになります。

また、書き込みしない人がいるとさらに寂しさは増してしまうので、使わないほうがよかったじゃん…ってなる場合もあります。

あるいは、メンチメーター使うまでもなく、ZOOMのチャット機能とか、直接発言してもらえたらいいわけで、そういうときはまあメンチメーター使わないほうが簡便です。

が、ただ今回は人数は少ないけど、部分的にやっぱり使おうかなあと思っています。

意見が出やすい

メンチメーターのいいところは、匿名で発言できるっていうところです。こう思ってるんだけど恥ずかしくて言えない…とか、間違ってたら怖いから言えない、ってことはけっこうあります。

メンチメーターは誰が言ってるかはわからないので、その辺の不安は減って、発言しやすくなりますよね。そうすると発言行動は増える可能性が高くなります。

匿名だと、誹謗中傷とか変な発言出てくるんじゃ?って思いますよね。その辺は、ダブルディスプレイにしておけばメンチメーターの画面を隠しておくこともできますし、Moderation機能でコメントを削除することもできるので安心です。

今回の授業では、質問の受付と1人でたくさん回答してもらう課題はメンチメーターでやろうと思います。

メンチメーターを使わないほうが良い意図

先にあげたように、メンチメーターは匿名で回答するので、自主的な発言や自分としての意見という意味合いが減ってしまいます。その辺は職場でもよく議論になります。

あおきとしては、発言すること自体を増やしたほうがいいと思うので、まずはメンチメーターででも発言してもらうようにしたほうがいいと思ってます。それに慣れたら、ディスカッションの少人数での発言を増やし発表、それにも慣れたら授業の中で発言みたいな感じで徐々に慣れていってもらうといいです。

最終的には、自主的に、自分の意見として発言したほうが絶対にいいことは間違いないです。そのトレーニングとしては、ディスカッションベースの授業にしたり、当てて答えてもらう形式にすることももちろん重要です。

そのほか、メンチメーターじゃないほうがいいなあと思うとき

研修会に参加する層にもよるのですが、機器操作ができなかったり、そもそもスマホを持っていないという場合には使わないほうがベターです。

大学の授業で使っていても、接続できなかったというケースも出てくるので、成績評価などに使う場合は、紙ベースのものを用意しておいたり、あとでメールで送れるようにメモをしてもらったりなどの工夫をしておいたほうがいいです。

機器操作に慣れていない場合には、アイスブレイクも兼ねて、冒頭に練習する時間を作ったほうがいいです。どんなことでも練習は必要ですね♪

終わりに

というわけで、メンチメーターの話でした。授業でも研修会でも使うに越したことはないと思っていますが、使わないほうがいいケースも抑えておいたほうがいいです。

もうちょっとしたら、YouTubeの配信とかでも、意見募ったりとか、質問のコーナーとかに使ってみたいなあと思っています。

とりあえず、残りの講義資料作ります…(そして終わったらビール飲むぞう)

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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