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生きる意味って何だっけ?と考えたときに見てほしい記事

燃え尽きたり、落ち込んだりすると、「なんで生きてるんだっけ?」みたいなことを考えたりします。

落ち込むとマイナスな考えが出てきます。「なんで生きてるんだっけ?」と考えることは、ある意味、人間として当たり前の機能だったりします。

それでも「生きる意味」を考えて悩んでしまうことがあると思います。今回は生きる意味についてどう考えていくか?そしてその先どう生きていけばいいのか?について考えてみます。

そもそもみんな生きる意味は具体的にはない


冒頭のVOGUE JAPANさんの動画では70人の女性が生きる意味を語っています。

この動画を見てわかっていただけると思いますが、生きる意味は抽象的なもので、具体的にこうという答えはありません。

みなさんの回答は
「幸せであること」「愛」「わからない」など、そういったものです。

他の人もそんなもんかあって思うだけで、なかなか気が楽になることも多いです。まずは「そんなもんかあ」とおもうところから始めてみましょう。

没頭する


生きる意味は抽象的で、もしかしたらないのかもしれない。だとしたら、これからどうしたらいいのでしょうか?

それはなにかに「没頭する」ことです。

一般的には、仕事、学業、家族、友達、趣味、健康、ボランティア・・・などなど、そういうものごとに没頭することが多いと思います。

うつ病の治療でもよくおこなうことですが、「行動活性化」という方法があります。楽しめたり、満足できたりする行動を増やしていくことで、うつ気分減らし、楽しい時間をふやしていきます。

なにもしないでいると考え込んでしまい余計深みにはまります。もちろん考えることも大事ですが、ずーっと考えてるとしんどくなります。

そういうときはじぶんが幸せになれる行動をとり、考え込む時間を物理的に減らしてみましょう。

分散させる


ひとつのことに没頭したとした場合、それを失ったときにすべてが崩れることがあります。

それこそ、仕事を生きがいにした場合、解雇されたり、定年退職した瞬間、一気に生きる意味を失います。

家族を生きがいにした場合、家族を失ったり、離れたりした場合に、一気に生きる意味を失います。

じぶんの没頭するものごとは分散させましょう。

家族も大事だけど、自分の時間も大事にして温泉にでも入りに行こうでもいいです。

仕事も大事だけど、家族と過ごす時間も大事にしようでもいいかもしれません。

なかなか会えないけれど、たまには友人や昔の仲間と会おうでもいいと思います。

ひとつでなく、複数、自分が大事にしたいことを用意しておきましょう。

もしよろしければこちらの記事もご覧ください。

ということで自分なりにかつ心理学的に生きる意味を考えるってどういうことだっけ?ということを考えてみました。

今回の記事が参考になったよっていうかたはなによりです。

参考にならなかったって場合もあると思いますし、そういうときはその他いろいろなやり方があるのかなあと思います。もしかすると以下の動画も役に立つかもしれないので参考にしていただければ幸いです。

あまりに生きる意味についての考えが長く続く場合は、それは「うつ症状」が続いている可能性があります。専門機関に相談してみるのもいいのかなあと思ったりもします。

「生きる意味」を考え始めたときに見る動画

フェルミ漫画大学さん

ひろゆきさん

幸せの心理学的な定義はばっちこい心理学もよかったら見てみてください。


最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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