見出し画像

想像力を使ったおみやげの選び方

先日想像力について書きましたが、今日はその実例編です。もし良かったら以下の記事を読んでから今日の記事を読んでくだせい。

みなさん、だれかにおみやげを渡すときどんなことを考えますか??あるいは気をつけてますか??相手のことを思って、これをもらったら嬉しいだろうなぁとか、気にいってもらえるかなぁとか思いを巡らしますよね。

わたしの先輩は、福島に遊びに来る前、飛行機に乗る前にふと思い出してくれたらしく、急いで地元の名産物を使った飴を買ってきてくれました。お土産だよ、あおきくんと嬉しそうにわたしに渡してくれました。

お土産に対する知識とエピソード記憶

想像力を活性化するためには、まず、そのことに対する知識や記憶を持っていることがだいじです。仮に、わたしが、この銘産物を使った飴めちゃ美味い!もっと食べたい!と言ったら、エピソード記憶として、あおきに名産物を買っていったら喜んでいた、というエピソード記憶が残ります。また、知識としては、その名産物を使った飴は美味い、買っていくと喜ばれるという知識が身につきます。わたしは、その飴はあまり食べないので、反応薄く、九州のあまーい醤油が食べたいなぁとつぶやきます。そうすると、あまーい醤油が食べたいと言っていたというエピソード記憶、あまーい醤油を買うと喜ばれるという知識が増えます。

一方、わたし以外のひとにも同じようにあまーい醤油を買っていったとしたらどうでしょう?ここで大事になるのが、おみやげを買っていくという経験をたくさんすることです。あるいは、おみやげをもらう経験をしたり、おみやげをもらった人の気持ちを知識として蓄えておくことです。みなさんはあまーい醤油をもらうよりも、名産物を使った飴をもらう方が嬉しいかもしれません。この枠組みを決めるのは、特定の人との経験によってその人の趣味趣向についての知識をつけることと、たくさんの人と関わることで知識や記憶の幅を広げておくことです。引き出しが広くないと、先の予測の幅が狭くなってしまいます。

知識が身についたらイメージは出来る

おみやげ家に入り、いろいろなおみやげを前にします。そのときもらう相手のことをイメージします。記憶が賦活されて、この飴への反応が薄かったあおきの顔が浮かんできます。あまーい醤油の前に立ちます。あおきの喜ぶ顔が頭の中に浮かんできます。

特定の人との記憶ではなくても、いろいろな人との記憶がおみやげを選ぶときのイメージに有効活用できます。飴を渡しているときの相手の顔、家に帰ってからその人が飴を食べるイメージ、いろいろなことが想像できます。プレゼントをわたすときは、相手の趣味や趣向の記憶や知識を手掛かりに、どんなものを渡したら喜ぶかをイメージします。

あとはシミュレーションと未来思考

イメージをしながら、シミュレーションしつつ、未来思考をします。もらう相手の状況として、それを持ち帰るときの重さだったり、渡したとして使うかどうか、維持費がかからないか、そんなこともイメージできますし、先に起こることも予想できます。また、もらった相手の負担にならないかどうか、本当に必要なものか、など、記憶や知識を手がかりに考えます。

醤油の場合だと、超高級激ウマ醤油でも、3時間以内に冷蔵庫に入れてください、だと届く前に腐ってしまいます。また、毎週遊びに来るとして、毎週毎週醤油を買ってこられても、うちの冷蔵庫は醤油だらけになってしまいます。その辺りのことを予想するのが未来思考、そこから逆算して思考の道筋を立てるのがシミュレーションです。

まとめると

画像1

たまたまおみやげを例にあげましたが、相手のことを考えるというのは想像力を働かせるといることですかねー。誰しもがもらって嬉しいわけじゃないかもしれないし、もらって嬉しい人ももちろんいると思います。想像力を働かせるには、経験をたくさん積むことで、知識やエピソード記憶を充実させることでしょうかね?

その先のシミュレーションや未来思考についても、日頃から道筋を立てて物事を考えたり、先の展開がどうなるだろうか?と予測を立てることを意識することも必要そうですねー。シミュレーションや未来思考力を高める方法ってなんかあるのかな?また勉強してみたいと思います〜。

今日のおうちで行動活性化 ラジオとってみた

今日の醤油買ってきてくれる大分大学の岩野さんと【岩野・あおきのばっちこい心理学】というラジオを試しに始めてみます。#000で試作品とってみましたので良かったら聞いてみてください!感想や次回の収録でみなさんの質問にお答えしますんで、興味ある方はgoogle formまでよろしくでーす!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?