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疲れたときにやめたはずの習慣が戻りそうになる【心理学】
福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。
夜遅くまで会議がある日って、めちゃくちゃ疲れますよね。この日は、日中に学生さんの実習指導とかもあって、やっぱり稼働すると疲れますね。
そんなこんなで、帰宅中、車の中で「いやー、何かラーメン食いてえなあ」とか、「レモンサワー飲みたいなぁ」みたいな感じの欲求が出てきます。
わたし、お正月から糖質制限をしつつ、お酒もなんとなく控えていて、前日の帰宅まではそのような欲求は出てこなかったのですが、やはり疲れというのは欲求を喚起させる要因のようである。
そうすると、頭の中は食関係の欲求にまみれてしまいます。疲れは、報酬系の刺激を求める要因になるというのはまさにこのこと。
からだが疲れているときには、単に休みが必要なのですが、こころや脳の疲れは楽しかったり、満足できることが必要になります。ということから、脳が、食やお酒などの報酬系を満たしてくれるような刺激を求めてくる。
こういう時なんかついつい途中でラーメンの山岡家に寄って食べようかなあみたいな感じになります、ということに運転中のわたしは気づき、「あぶないあぶない、いったんサウナ行こう」とサウナに行きました。
サウナに入ったら、だいぶ欲求が落ち着いてきました。やはりゆっくりする時間は、冷静さを保つために必要なようです。
サウナに入りながら思ったのは、やはりゆったり過ごすことが重要であるということ。
今回のことは17時15分の定時で帰っているときには起こらなかった。むしろ、お酒も糖質もまあいっかあというような感じの気持ちになっていた。
おそらく、昼間も忙しく過ごし、さらに勤務時間後も稼働は疲労に代わるようだ。依存症関連の研究でもよく言われるが、欲求は疲れたときに出てきやすい。そして欲求が出てくると、またやってしまう、というのが定説である。
こういうときに出てきた欲求は、焦りにも似ているような気がします。食べたい!飲みたい!という切迫感みたいなものが、じぶんの頭の中でいっぱいになってくる感覚、そうするとついまたやってしまうことがある。
まあわたしも、絶対お酒を飲まないということはないと思いますけど、切迫感に駆られてお酒を飲むのもなんだかもったいない気もするので、落ちついた気持ちで生活できるようにするのがなんにせよ必要そうだなあと思います。
欲をすべておさえるのはあまりよくないので、やりたいこととしてやるのはいいのではないかなと思います。この日は、スーパーで美味しそうなハラミが売っていたので、わさび×醬油とともに美味しくいただいて、リフレッシュしました。
忙しかった次の日は、すこし仕事もスローにできるといいですね。毎日負荷をかけすぎると無理がたたるということにもなりますので、無理し過ぎずに過ごしてくださいね。
動画でも話してますんでよかったら~。
それでは、最後までお付き合いいただいてありがとうございました!
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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。
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