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漫画感想:『ハロー、イノセント』7巻 / 酒井まゆ


冒頭からいきなり「HEY!尻」からはじまるこの7巻。(黙ってた方がいいタイプの読者)(わからなければ7巻を読もう)

この7巻には第30話~34話までが収録されています。
それらの感想は話数ごとに感想を書いたのでそちらを読んでいただくとして。(この人投げた)

ちなみに32話のカラー扉のイラストが酒井まゆ先生のInstagramに上がってました。

この記事では話数ごとに書いてこなかった(はず)のことを書いていきたいと思います。
しっかしよくこんなに感想書いたなあと我ながら。

33話でようやく遙夏はるか結以ゆいのことを「宝生さん」ではなく「結以ちゃん」と名前呼びしてたのがエモかったです。
これでようやく遙夏と結以が本当の友だちになれたのかな?と思います。
と同時に遙夏は雪灯ゆきとのことを吹っ切れたのかなとも思いました。雪灯のこと肘でどついてたしね。笑
そこにはやっぱり自分のことを想ってくれてる山崎の存在が大きいと思うのですよ。だから早くやまはるくっつけ。そしてもっと山っちの出番増えて。

雪灯と遙夏が別れたことを知った名桜なおが姿を消してしまって、結以が見つけ出すシーンで、ここでも結以は自分の幸せを名桜に譲ろうとします。
でも名桜が望んでいたのは遙夏にこれまで通り仲良くしてくれるかだった。
名桜にも「結以ちゃん」呼びしてもらえてわだかまりはとけたかな?
何度でも書くけれど、結以、自分が幸せになっていいんだよ……。

34話冒頭の結以のスマホに届いた知らない番号からの『逃げて』というSMS。
これ本誌掲載時にはスルーしてしまったシーンですが、この送り主はひょっとして結以の母親からではないかと思うのですよ。再婚相手の本性を見抜けなかったことを悔やむ結以の母親のせめてもの贖罪。もしくは結以の父親の秘書から。

結以の父親──本当は「親」とも呼びたくないくらい生理的に受け付けない人物ですが便宜上こう呼ぶ──父親の登場がツラすぎて34話は後半からツラくてまともに読み返せないですが。
前にも書いたけど父親の結以の髪の触れ方がキモすぎる。娘にするそれじゃなくて恋人にするそれなんよ……。

そして柱スペースにサラッと書かれていた
《最終巻、8巻》の文字……。
結以の父親がラスボスと思っていましたからそこを乗り越えたら完結かなとは思っていましたが、いざ最終巻と書かれるとショック…………………………。
ゆきゆいには自分たちが幸せになっていいんだということを忘れないで2人で困難を乗り越えて欲しいですね。

しっかしよくこんなに感想書いたなあ(本日2度目)




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