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口にするのはよくない感じがするけれども。

前書き
100本目!!!!!!!!!!!!!!!!!」
1月3日から1000文字以上のエッセイ・ショートショートを描き始めて今日で100本目。やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

↑ここの文字数は除外しています。チェックする人いないだろうけれども。

「俺ってすごいんじゃね」

そう思いたくなる時は誰にでもあってほしい。
なぜなら僕にはあるから。

でも、こういうのは口に出しちゃいけない空気がある。
どんなに優れた成績を残したスポーツ選手も「俺、最強」なんて滅多に聞かない。インタビューは広く拡散されるから本音を言えないというのもあるのだろうけれど。

僕は自分が大好き。
そして結構言っちゃっていると思う。

知人は言う。「あお、自分のこと好きすぎ」と。若干の皮肉をこめて言う。そして僕は言う。「うん、好き」と。ここで怯むようなら自分を本心で好きではない。誰になんと言われようと、自分ラブを貫いてこそである。

僕はマジで僕が大好きである。
「推し」、自分。俺、僕、私、全自分が、推し。
小説書きながら論文書いて本読んでデザインしてGoProで自撮りしてプログラミングやって、料理にハマって、植物育てて、1人でホイホイゲストハウスに泊まりに行くし、どこへでも自転車で行く自分が大好きである。

全ての行動や思考に対して、惚れ惚れする。
多分、人と比べていないからだと思う。
人と比べてしまったら、多分、自分のこと好きじゃなくなる。
ミジンコになりたくなる。

だから、じゃないけれど、元からなのだけれど、僕は1人でいる時間が多い。それゆえに誰かと出かけるとありえないことをして、空気をぶち壊す。先輩と出かける時は挙動不審になる。でもそれって、仕方がない。解決策がわからないのだから。

先日、バーに行った。
知人がやっているバーである。立地が宜しくないので客が少ない日が多い。何度か客が僕だけな日もあった。そこのマスターは同級生の先輩で、知人である。僕は金を払ってしゃべりに行っているニュアンスが強い。

だって烏龍茶1杯600円するから。
もう、しゃべってしゃべって話を聞いてもらうしかない。
しかも、マスターは話を聞くのがめちゃくちゃ上手い。喋っていて楽しい。自分が超おもしろいやつになったと錯覚してしまう。間、とか、相槌、とか、たまにくる質問がとても絶妙で、心地よい。600円、安い。

僕はそこで毎回自分の話を95%する。全体の会話のうち9割が僕の話である。そんなやつとファミレスとか旅行に行ったら地獄だろう。ほぼ接待。
僕は1ヶ月に1度、20時の開店から終電までそこに居座る。烏龍茶を5杯飲む、3000円。安くはないけれど、定期的にいく個々のバーはとても居心地がいいし、自分の話、自分ラブな話をうんうんと面白がって聞いてくれる環境はとてもありがたい。

生活費になります。食費。育ち盛りゆえ。。