![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132540634/rectangle_large_type_2_a2242cdfce40e806e62daa8aba85dcae.png?width=800)
【キャリア✕映画感想】〜アンコンシャス・バイアス〜邦題:アトラクション 制圧
一見キャリアと関係なさそうなアクション映画を見てエンドロールのうちにキャリアに紐づけた感想を語るnote。
キャリア✕映画感想。今回は「アトラクション 制圧」
![](https://assets.st-note.com/img/1709218937955-a1GC07x8OV.jpg?width=800)
ハリウッド映画かと思ってみたら、ロシアの映画だった。
ロシアのSF映画。ロシア映画自体初めて見たかもしれない。
特に今は、ロシアは異世界であり、西側から見れば「敵」だ。
「敵」とはなんだろうか。
戦いの相手。自分に危害を与えるもの、自分の利益や権利を侵害するもの。
宇宙からやってきた謎の生命体。
これは否応なしに「敵」だろうか。
謎の飛翔体をとりあえず攻撃してみる、というところから始まる映画。
宇宙船墜落のCG映像は、激しくも美しい。見応え充分。
そこからドンパチ始まるのかと思えば、そうじゃない。
評価が低いのは、このタイトルと、切り取られた画像と、
開始20分くらいまでの壮大なCGと、
そこから先の話の展開のギャップのせいかもしれない。
期待されるような物語とは全然違う。
宇宙人ギャーの、ミサイルドドーンの、液体ブッシャーというのは
全くない。少しはあるか。
全然期待とは違うけれど、素敵な映画ではある。
どっちかというとハートウォーミングな方ではないだろうか。
タイトルにある「制圧」要素は全くないのでは?と思ったり。
エンドロールが終わった。
エンドロールも美しい宇宙の映像だ。
戦い要素はない。
私たちはなぜ戦うのか。
こんな映画を作ったロシアの人々が、戦争を望んでいるとは思えない。。。
「アンコンシャス・バイアス」というのがある。
無意識の思い込み。
血液型による性格とか、女の子はピンク色が好きとか、
そういうのをアンコンシャス・バイアスという。
宇宙人と言えば侵略者、とか。
社会主義国家の人は冷たい、とか。
ハリウッドの映画ばかり見ていると、ロシアは冷酷で残忍で、という描き方が多いように感じるけれど、
この映画を見ると、そういうのが全く違うことがわかる。
俺は西側に染まっているんだな。。。ということに気づいた。
キャリアコンサルタントにとって
「自分がアンコンシャス・バイアス」を持っていることを自覚する」
ということは大事だ。
「無条件の肯定的関心」を阻害する。
宇宙人だから万能だと思いこんではいけない。
ハリウッドにおける、ロシアの人の描き方にはアンコンシャス・バイアスがかかっている。
そういう目線に気づけたという点では、とてもいい映画だった。
ただ、期待していたズドンバコンドガーンはほとんどなかった。
いやこれねぇ、タイトルと紹介文と切り取る画像が悪いと思うよ。
もう少し違うなんかあったと思うよ。
星のばらつきがすごいもの。
![](https://assets.st-note.com/img/1709219165492-XiHfTg51Yx.jpg?width=800)
「制圧」を「墜落」にしたほうが良いというレビューもあって、
まさにそれな、とも思った。
そういう日もある。
タイトルとか画像のインパクトに影響を受けずに映画を見るということと
アンコンシャス・バイアスに気をつけてカウンセリングをしようね、ということかな。今日のところは。
いいのかな、こういう感じで。
それではまたね、さよなら、またね。
サポートいただいたら美味しい物を食べて良い記事を書くよう頑張ります。 食べた物については報告書を提出します。