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【キャリア✕映画感想】〜父親のキャリア〜ダイ・ハード/ラスト・ディ

キャリアコンサルタントがキャリアを関係なさそうなアクション映画を見てエンドロールのうちに映画感想をキャリアに紐づけて語るnote。

キャリア✕映画感想

役に立たないけどもしかしたら役に立つかもしれない。
キャリア理論ってそんなに沢山あるわけじゃないし毎年生まれるものではないけれど、映画は毎年数千?生まれるから、大変。

今日見たのは「ダイ・ハード/ラスト・ディ」

ブルース・ウィリスの大活躍する一番最初の「ダイ・ハード」がね、
ものすごく印象に残っている。
ブツブツ文句を言いながら、狭い通気口を這いずり回って、
今にも別れる妻を助けにいくジョン・マクレーン。
たぶん、俺の映画の原点の1つ。
ダイ・ハードを最初に見たのは、まだ小学生くらいだったと思う。

それから30年以上経って、今日のラスト・ディに至る。

あの奥さんとの子どもが大きくなってCIAの工作員になってた。

「仕事に没頭するのが、父親の役目だと思っていた」という会話が
映画の中にある。
ジョンは子育てにあんまり関わらないで、いつも何かのトラブルに首を突っ込んでいたらしい。

父親は子に何を残せるのか。

父親は、直接子を生むわけではないから、ものすごく厳密にいうと、
調べなければ親かどうかわからない。
でも、顔が似ていたり、背格好や雰囲気が似ていたり、そういう血の繋がりを感じたりできるし、長く一緒に入れば考えや言葉も似てくるので、
そこで親子らしさを感じることができるものだと思う。

母親と比べると、繋がりは薄くなるのは当然だろう。
ヘソは繋がっていない。

今だからこそ父親も日々の子育てに関わることが大事だと言われているけれど、でもジョン・マクレーンの時代はそうじゃなかった。
そういう考えがなかったから。
ただそれだけだ。良いとか悪いとかで判断はできない。
そういう価値観の世界だったんだ。

ジョンも敵も、同じく親だった。
そして、その子達は、親を想い、親のために戦った。

子どもは親を見て育つ。
親の生き方が、子の生き方に影響を与えるのは間違いない。

もうだいぶ前にエンドロールは終わっている。

激しいアクションだった。1時間36分。時間的にも最高だ。
良い映画を見た。
キャリアについて語れているかというと、わからない。
親のキャリアが子に及ぼす影響、というのを
映画の中で何か感じるかもしれない。
感じないかもしれない。

それはそれだ。
それではさよなら、またね、さよなら。

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