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今年1番の渾身の写メが削除されていた件。20230406thu288

1822文字・25min


 こんにちは、

 セクシーボイスさん


 劇団のオーディションの落選から精神的な落ちこみがようやく回復してきたかな。 生活リズムは少しずつ復調をして、色々なことが現状復帰をし始めている感じです。 今日は散歩で、土筆(つくし)を見ました。 花桃(はなもも)や蒲公英(たんぽぽ)やホトケノザなど、黄色や紫色やピンク色やいろいろな雑草が生えています。
 昨日の夕暮れに撮った写真、夕暮れの一本桜の塚森の陰影(バックに榛名山)が、今年の上半期では渾身の一枚だったのですが、二、三日前から携帯の調子が悪くてよく知らぬアプリをダウンロードしてそれで「携帯内クリーンアップ」をしたら写メが2000枚ほど削除されていました。ショックです。
 いまは携帯の中には写メはほとんど残ってない。 携帯の容量は増えたので、写メはまた撮れば良い話ですが。


 オーディションに落ちた愚痴をここで書こうと思います。 落選者が落選の愚痴を書く。 まったく説得力がない話ですが。

 とはいえぼくが言いたいことは平田オリザさんという劇作家がほとんどすべて言っています。「うちの劇団でオーディションをする場合、できれば自分とは対極の価値観なり感性なりを持つ人を選びます。たとえ芝居や演技がいくら上手でも自分たち劇団とおなじ価値観の人間を入ってもらっても劇団が活性化するわけではない」
 この一言をぼくは理解したつもりで色々提出書類に自分の意見や感想を書き、実技もやりました。
 なんか、この組織はそういう自分たちの刺激になるような人材は求めていないんだな。と思いました。
 さらに金の件でいえば、彼らは月額3万の授業料を取る。年間60万円です。 週に三回の演技クラスは昼と夜に分けられる。一クラス30人とすると、60人。 劇団には年3600万円の収入になります。

 落ちて、冷静になってみると、あれは一体なんだったんだ。 なんだかなー。って感じです。


 いまは、小説を書いています。 プロットは整いました。 今日の朝の散歩で、入れ子(いわゆる本章をプロローグとエピローグではさむ額縁)構造を取ろうかと考えつきました。
■メインストーリーは九州から実家に戻った男の中華料理屋のアルバイトの話(男のダメっぷり)
■サブストーリーは男が連れて帰った猫が家に馴染んでいく話(男との対比で猫のミニ成長譚)

■プロローグ、
■1章、男は猫を連れて実家に帰る、バイトを始める
■2章、男は地元の人気店の中華料理屋でバイト、母や父や家族のこと 
■3章、男は家族経営に馴染めない、男の家庭の暗い影
■4章、男はバイトをクビに。猫は家(土地)に順応する
■エピローグ、四章のバイトをクビになった後、男は高校の学友で死んだYの家に寄って、彼の仏壇に線香をあげる。Yの仏前で男はYの母親に励まされる。「アナタ、作家になりたいんじゃないの! 死んだ紀文のかわりに、精一杯に生きなさい。作家なら見たまんまを描きなさい」

 エピローグで「作家(表現者)とはなにか?」という問いを読者に投げかける終わりはどうか? と考えつきました。

 誤解なきように描きますが、この物語は、ぜんぶが「小説」「創作物」です。 これは前提にあります。
 それを踏まえて、例えば、男は「一章から四章までを携帯に録音していた」。そうなると書かれた当人たちはどう思うか? 被害者なのか?
それでも男は「自分は作家なのだ、書かねばいけない」
それが作家の運命になるわけです。

 つまりこれはどういうことかというと、「作家(表現者)であれば自分の現実に突きつけられたテーマは書かねばならない」 それは写真家(あるいは、画家、彫刻家、音楽家、映画監督、報道記者)などもにも当てはまるテーマです。

 額縁(プロローグとエピローグ)を外した場合、現実世界の男が描いたロハの「男の物語」小説となる構造です。

 タイトルは未定です。 実際に、物語のYは、ぼく蒼井の高校の友人で結澤紀文という同級生だったヤツがいます。
 今月の4月20日は結澤紀文の命日です。
 二週間後に、彼の実家に線香をあげにいくときに、第一稿を仏壇に供えたくて、いまは急いでせっせと第一稿を書き進めています。
 体調もぼちぼちで、良くなったり悪くなったりと。それでもからだに鞭を打って、だましだまし書いてます。

 ではまた〜。

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 この文章はブログで採用するかもしれません。

その場合、セクシーボイスさんの名前の部分は変えますね。

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