大学ノートに思いを書いて
久しぶりに大学ノートを開いた、フリーライターのaoikaraです。
私はときどき日記を書いている。1日1ページになっている仕様で、A6サイズくらい。
今日はメンタルが絶望的に落ち込んでいて、このままじゃダメだなと、どうしようかとなっていた。そんなとき、自分向けのアドバイスではなくて、とりあえずノートに自分の思いを書いてみるように、というのを見かけた。
いつもの日記に書いたけど、今日の私の頭の中は、決して今日だけでなく、今までの自分も振り返っているから、とてもA6サイズの1ページには収まりきらない。
もっと広いところに書きたい。そう思って、まっさらなB5の大学ノートを手に取った。
今のように1日1ページの日記をつける前、ずっと大学ノートに書いていた。子どもの頃から、ノートに自分の思いを書くことが多かった。数年前の絶望的な気持ちを書いたノートを読んで、「こんなときもあったよね」と穏やかに振り返ったこともある。
今日は、久しぶりに大学ノートを開いて、シャープペンを持って、自分の思いを書いた。もう一人の自分と対話しているように、「どうして?」「なぜ?」と問いかけて、自分の奥にある真意を知りたかった。
今の自分をなんとかしなければと思いながら、変わりたいと思いながら、本当は変わりたくないかもしれない。なぜ変わりたくないんだろう。逆にどうして変わりたいと思ったんだろう。そんな自分自身と向き合った。
頭の中だけで考えているより、そしてキーボードを打つより、脳の違うところを刺激されているみたいで、今までにはない奥深くを見た気がした。少しだけスッキリとした。
その後も頭の中でずーっと考えていて、答えは出ない。だけど、昔の自分のありのままを書いていた大学ノートを開いて、また自分と向き合う勇気は出たのかもしれないと、少しだけ前に進めた気がする。
人の手も借りながら、私自身がどうしたいのか、自分の本心をもっともっと知っていきたい。
2022年7月30日(土)
No.1303
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