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フリーレントを10月の問い合わせ限定で開催!アオイエ4周年を記念

 こんにちは、アオイエ運営の山田です。
ふだん公式のnoteを書かせていただくことはないのですが、この度アオイエ4周年を記念して、大切な発表があって筆を執らせていただきました。

 結論から申しますと、全国14軒(東京8軒、京都3軒、大阪2軒、沖縄1軒)でコミュニティハウス-コミュニティを重視したシェアハウスですね-を運営するアオイエで、

・10月のお問い合わせや入居決定を条件に
・最初の1ヶ月フリーレント(家賃無料)の実施

を行います。入居してから最初の1ヶ月分の賃料が無料になり、入居に関するハードルが下がると考えております。(※東京エリア限定でのキャンペーンとなります)

 キャンペーンの背景としてましては、アオイエ4周年に際して「今わたし達アオイエがやるべきことは何だろうか」と突き詰めたところ、コロナウィルスの影響によって自宅に籠もることが多くなり孤独を余儀無くされている若者や、それでも青写真を描き挑戦していこうと希望を抱く若者に対して、心の底から安心できる住居とコミュニティをきちんと届けることだと考えました。

 今回は、上記の背景をより詳しくお伝えできればと考えております。是非、アオイエへの入居に少しでもご感心がある方は目を通していただき、入居の如何に関わらずつながることができれば嬉しいです。というのも、これから背景をお伝えする中でご理解いただけると思っています。

コミュニティハウスとは?シェアハウスとどう違うのか

 私たちアオイエでは、事業内容を「コミュニティハウス」と発信しております。シェアハウスというと、3LDKマンションを気の置けない仲間たちとルームシェアするイメージや、自由な生き方や暮らし方を好む人たちがそれぞれ生活をしながらも一つ屋根の下での交流もあるイメージなど、想像する形は人によって異なるかもしれません。あえて「コミュニティハウス」と名乗るのは、そこに思い入れがあるからです。

 その思い入れというのは、予想通りコミュニティです。コミュニティというとかなり定義が曖昧で、ふわっとしてしまいます。それはどうしてかと言うと、コミュニティとは当たり前のものだからです。関係性です。人と人の関係性の間に生きるのが「人間」なんだと誰かが言っていましたが、家族だって会社だってクラスだって地域だって恋人だって地元のツレだって、根本的にはコミュニティだと考えています。しかし、それが大切にされにくい時代を作ってきたのかもしれません。

 コミュニティハウスとは、シェアハウスという居住空間を通して、誰もが心の底から安心できて、腹の底から笑うことができて、きちんと泣くことができ、目一杯自分を表現することができるようなホームを創ることを目的としております。当たり前の(いまや当たり前でなくなってしまった)コミュニティを、人と人との関わりを大切にすることに最も重きを置いたシェアハウスだと考えています。

アオイエ合宿③


 こちらは、10月のイベントカレンダーです。14の物件があると書きましたが、ハウス内でのコミュニティが1番最初です。そして、それらが交差するようなコミュニティとして、概念としてのアオイエも私たちの特徴です。

10月アオイエイベントカレンダー


また、アオイエについて多くを説明できないので、気になる方はこちらのインタビュー記事を御覧ください。
https://note.com/aoiehouse/n/nb4f93152b8d3

コロナが浮き彫りにしたのは「孤独」が私たちを深く苦しめること

 フリーレントの話に戻っていきます。アオイエではコロナ以降に新しい入居者が少し減ってしまいました。アオイエでは入居に関する面談を行っていて、それがコミュニティの質を担保するものでした。だからこそ、9割以上が住人の紹介で住人が増える、という流れがありました。皆さんがつながりの深い人を紹介してくれて、それが新たな深いつながりを生み出していくのがアオイエでした。

 そのような深いつながりの始まり、つまり「紹介したいと思える人に出会う」というのは、オフラインでつながっていることがかなり重要だったのではないかという仮説が今はあります。というのも、紹介いただける数が減っているのです。確かに、zoomを使って今までより時間も距離も関係なく、生産的に誰かとつながることができるようになりました。しかし、フェイス・トゥ・フェイスのつながりというのは生まれにくくなっているのかもしれません。

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 コロナウィルスは、長きに渡って私たちを孤独に浸して来ました。今も変わらず、私たちはどこか全部でつながるということを遠慮せざるを得なくなってきました。まるで明日仕事が早いからと足早に帰る大人みたいです。本当は、笑ったり泣いたり頑張ったり応援し合ったりしたいだけなのにです。

 そういう意味で、紹介数が減っているのは変ではないかと考えるようになたのです。アオイエは日本中のどんなサービスより孤独を癒やし得るものなのに、それを必要としている人に届くことができていないのです。運営としては、本当に悔しいと感じました。必要な人に届かないのは、全然意味がないように思えてくるからです。(実際は、今住んでくれている皆さんに支えられています。本当に感謝が尽きないです。)

 とにかく、私たちを苦しめる孤独から一緒に開放されたり、共に癒やされるように、つながりと関わりを大切にしたコミュニティハウスを届けるために、これまでと異なるやり方で邁進することを決意するのは、難しくありませんでした。

「進み続ける人のホームになる」

 どうしてコミュニティを大切にするのか、というのはそれが当たり前のもので、当たり前ではなくなって来ているからでした。違う角度からも見ていきたいので、アオイエの由来に戻ります。創業者が青木という名字だったので、「青木の家=アオイエ」という噂がありますが、それは噂です。最初のアオイエの屋根が青かったのと、若者が青写真を描くようなホームでありたいと願いを込めてそう名付けられました。

 これを書いている中の人は25歳なのですが、少し不満が社会に対してあります。それは、僕が生きてきた25年間が、どこかの誰かに「失われた20年」だとか「30年に突入した」とか言われていることです。僕が生きているかげないのない時代が「失われた」だなんて本当に失礼だなと思います。しかし、それくらい社会は荒んでいて、青写真なんて描きにくい低成長の時代であったようです。それは一旦仕方のないことです。

 そして、中の人はゆとり世代でもあります。小学校に入るときにゆとりになって、高校を出る時にゆとりが終わりました。唯一無二のゆとり世代です。そのため、尊敬する先輩方やご年配の方の「こうしろ」みたいな押しつけや規範が本当に苦手で、もちろんその方の人格が嫌いというわけでは全くないのですが、とにかく参ってしまいます。既存の社会に違和感を持ってしまって、なんとかそれを表現したいのですが、だいたいは否定されたり嘲笑されたりもっと成長してからやりなさいなど言われます。そうして、多くは既存の潮流に再び混じり、最初こそ苦しむのですが、いつしか身体も神経も麻痺していって何もわからなくなり、中年になったときに壊れてしまいます。これでは、社会は何も動かないと悲嘆に暮れた20歳でした。

 戻りますが、中の人の同世代前後は「ミレニアル世代」と「Z世代」と言われるジェネレーションです。ちょうど境目にいて感じるのですが、2つは全然異なります。ただ共通してしまっているのは、失われた時代の子たちが多いので、共通の価値体系がなく多様な感性を持っています。そしてそれは、いとも簡単に否定され、蹂躙されてしまうということです。青写真なんて描こうものなら、大バッシングという時代が続いてきたのかもしれません。

 そのような背景にあってアオイエは、進み続ける人のホームになりたいのです。分不相応な青写真を持ってしまったミレニアルやZ世代の若者が、安心して青写真を語ることができるように。その基盤として、全てのアオイエが住人や卒業していった元住人の安心と安全に満ちたホームであること。一人ひとりの伝記の、青春という類の章に、アオイエが刻まれていること。本気で笑って、ちゃんと泣いて、すごく頑張ったり、ひどくだらけたり、恋してしまったり、スマブラで勝てなくてイライラしたり、シーシャで酸欠になって吐いたり、飲んで騒いで最寄りの居酒屋の店員に睨まれたり、寝坊して起こされて慌てて出勤したり、予想もしなかった本がバイブルになったり、出会うはずのない人に出会ったり、そんな効率の悪いことをしながら、みんながみんなのホームであるようなコミュニティを目指していくのです。その先に、みんなが表現者であれるような世界観が広がっていると信じています。

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フリーレントは届けるための言い訳として

 かなり長くなってしまいました。このような想いが根底にあって、さてどのようにアオイエを必要な人に届けていこうかと頭を悩ませた結果、「フリーレント」を言い訳にしてお会いしたいと考えたのです。

 アオイエに住むというのは、ほとんどは引越しを意味するので、簡単な意思決定ではありません。お金も工数もかかってしましいます。(ほとんどは固定費が下がりますが)そのため、以下にそのあたりのハードルを下げながら、アオイエの想いもブラさず伝えるかを検討したところ、ちょうど4周年というおめでたい時節も相まって、フリーレントキャンペーンを開催し、noteを使ってきちんと背景を伝える方法に至りました。

 長いので、改めてまとめます。今回、東京エリア限定でフリーレントキャンペーンを行います。10月中にお問い合わせし、入居を決定いただいた方に適応になります。特に届いてほしい方は、以下のような人です。

・コロナを機に自宅に籠もることが増えた。孤独や寂しさを感じており、なんとかしたい。
・これからチャレンジしていこうと考えており、居場所があると加速するのではないかと直観する。

 ぜひ、たくさんの人と関われればと思っております。お問い合わせはTwitterのDMかサービスサイト(HP)のお問い合わせまでお願いいたします。知人に運営がいらっしゃれば、直接ご連絡いただいても大丈夫です。最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

アオイエ合宿⑤


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コミュニティハウスアオイエ 公式Twitter

コミュニティハウスアオイエ サービスサイト(HP)


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