【人間は『忘れる』生き物】
せっかく勉強したことでも人間は忘れてしまいます。
どのくらい忘れる生き物なのかご存じでしょうか?
これを見ると恐ろしいことがわかります!
“エビングハウスの忘却曲線”を参考にします。
人間の記憶について、時間の経過と忘却との関係を示した研究成果です。
「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節(rit, pek, tas, …etc)
を記憶し、その節約率を調べ、この曲線を導いた結果が下記になります。
※節約率とは一度記憶した内容を再び完全に記憶し直すまでに必要な時間(または回数)をどれくらい節約できたかを表す割合です。
覚えた100%のうち…
20分後→節約率が58%
1時間後→節約率が44%
9時間後→節約率は35%
1日後 →節約率が34%
2日後 →節約率が27%
6日後 →節約率が25%
1ヶ月後→節約率が21%
1ヶ月後には約80%忘れているということ!!
ただし上記の場合、
意味のない単語を覚えようとした実験結果だということなので
「〇〇時間後には〇〇%忘れる」を表すものではありません。
普段みなさんが記憶していることは無意味な単語や事柄を
覚えているわけではない(はず)ので、
もう少し結果はよくなると思います^^
つまり人間は時間とともに記憶を忘れていく
今回お伝えしたかったことは…
学んだ直後から物忘れは始まる。
最初は一気に忘れ、次第にゆっくりと忘れるようになる。
一回目の記憶より二度目以降の記憶の方が簡単になる。
復習を重ねるごとに忘れにくくなる。
ということです。
脳のしくみとして人間は時間とともに記憶を忘れていくことを
表していることは確かです。
あくまでも参考の1個として捉えてみてください★
インプット・アウトプットを繰り返すことで
記憶は強化される
つまり、覚えたことを忘れてしまっても、気にせず、
また覚えればいいのです!!
覚えるためにはインプットとアウトプットを両方していきましょう◎
インプット → アウトプット → インプット → アウトプット
このように繰り返すことで記憶は強化されます。
インプットのみを繰り返す方もいますが、アウトプットもしっかり挟んでいきましょう!
むしろアウトプットの方が大事になります。
アウトプットの方法はまた明日お伝えします^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?