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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません!

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昔書いていた田畑兄妹の初期作を今回創作大賞に合わせて全面改稿しました! どこまでの方にウケるか分かりませんが、このツンデレヤンヤン(デレはない!)を少しでも楽しんでいただけたら幸…
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#羽球

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第5話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第5話

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第5話 「どっちも死亡フラグしかたたない件」

「お、今年の女子羽球部、珍しく今年は高体連地区代表いけんの?」

「そうなんだよ、すげーだろ。15年振りの快挙らしーぞ?」

 いつもの平和な昼休み。友人の弘樹と雄介と一緒に校内ニュースを見ながら弁当を開けた。
 今更だが、俺の弁当は毎朝麻衣が作ってくれている。とは言え、朝早くから学校給食の仕込みの為朝早くに出勤する母親が

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第6話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第6話

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第6話 「これって病んでる?妹降臨」

「ただいま……」

 久しぶりに身体を動かした俺は肉体的も精神的もボロボロだった。
 当たり前だが、3年間のブランクは現役バリバリの後輩に勝てる訳もなく、俺は帰宅する足が鉛のように重かった。むしろ家に入る事すら躊躇われた。

 でも、正直頑張ったんだ。1セット取ったし。
 3年間だぞ、3年! ブランク

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第7話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第7話

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第7話 「妹がヤンデレ疑惑なんですけど」

「忍~聞いたぞ。お前、柿崎ちゃんに喧嘩売ったんだって?」

 友人の雄介がニヤニヤしながら俺に話しかけてくる。
 1週間後に迫ったリベンジマッチの所為で、ただでさえ俺は朝が弱いのに、何と2時間も早くから麻衣にケツを叩かれ、無理やり起こされる日々が始まった。内容は3キロの走り込みと、公園での素振りと

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第8話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第8話

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第8話 「リベンジマッチで縮まった距離?」

 俺と柿崎ちゃんとのリベンジマッチは大々的に告知されていたようで、何故かギャラリーとしてS女学校の生徒まで来ていた。
 勿論、彼女達は自分の母校の先輩でかつ、彼女ら男子に免疫の無い子達にとってスーパーアイドルである柿崎ちゃんを熱烈に応援している。要するに私設ファンクラブだ。

 高体連も近いと言

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第13話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第13話

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第13話 「あれ?もしかしてシスコンの序曲?」

 次の日曜日。今度はスポーツの出来る場所で遊ぶことにした。
 何と栞も羽球の経験があるらしく、俺達はまたひとつ意外な所で意気投合した。

「びっくりしたなぁ。まさか、忍も羽球やってたんだって?」

「ああ。顧問に『お前がいると部員が減る』とか訳分かんねえ事言われて腹が立ってそのまま辞めたん

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第14話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第14話

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第14話 「命がけのやきもち」

 S女学校とT高校は理事長が同じという理由で時々スポーツ交流、親善試合が行われていた。

 T高校とN高校は高体連でぶつからなかったので、俺は「S女学校の羽球部エース麻衣の兄貴」という立場を使って親善試合を見させてもらうことにした。勿論、妹の雪ちゃんを同じ学校に持つ親友の弘樹も一緒だ。

 とは言え、男子

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第15話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第15話

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第15話 「兄貴のこと、嫌いじゃないもん」

 親善試合に心を打たれ、本気で羽球に向かうようになった栞はブランクありの俺に「日曜日、練習に付き合って欲しい」と声をかけてきた。
 スポーツデートは大賛成だ。それに、お洒落しなくていいのも有難い。いつもの動きやすいラフな格好に変えた。
 そして20分早く目的地に到着。ここで今日のデートプランを

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第18話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第18話

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第18話 「妹 VS 彼女候補」

 麻衣が俺を避けて離れるようになった。

 あいつは元々感情の起伏が激しいので、ある一定期間俺の事を完全拒否するのは仕方がない。これはもう反抗期再来と諦めている。

 ベネット骨折から6週間ピンニングしたまま、その後2ヶ月間外来でのリハビリを行い、麻衣は再び羽球が出来る身体へと復活した。
 元々利き腕と

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第19話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第19話

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第19話 「まさかの三角関係!?」

「なぁなぁ、忍。お前T高の帆宮ちゃんとお付き合いしてるってマジ?」

「んぁ? 一体どこからその情報出てくるんだよ」

 楽しみにしている昼飯時間。いつものように前の席に勝手にどかっと座りニヤニヤ顔でおにぎりを持ってきた雄介を見る。
 リア充の雄介は人の恋愛事情によく介入してくる。モテるからってお前み

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第20話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第20話

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第20話「景品のくせに口出ししちゃいけないか?」

 S女とT高の練習試合は何処から情報が流れたのか知らないが、「1人の男を取り合う熱き女の闘い」と誇大情報で拡散されてしまい、何やらお祭り騒ぎのように観客が多かった。

 やけに注目を浴びている俺は『景品』として二人のベンチの中間に座っていた。どちらにも贔屓しないように、という計らいらしい

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妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第23話

妹がツンデレ過ぎてまともな恋愛が出来ません! 第23話

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番外編 Side麻衣「お兄ちゃんを取られたくないもん」

 私の兄貴──忍はよく女からモテる。
 身長は170センチくらい、少し痩せ型だけど羽球をずっとやっていたから程よく筋肉で引き締まっている。とにかく人を笑わせたいらしく、いつも忍の周りには男女問わず人がいた。
 中学2年まで続けていた羽球を突然引退してからの忍は帰宅部だ。さも自慢気に

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