一番古い記憶は 祖父の姿だろうか。母の車かもしれない。 お風呂に入れてもうとき、真っ先に目に入るのは祖父の背中だった。 磁気治療のシールをたくさん貼った祖父の背中…
私には生まれたときからお父さんがいなかった。 「かわいそうに。」 そう思われることが多かったかもしれないけれど 私にとってそんなことはごくごくささやかなことだっ…
なんとなく登録してみたnote。 なにも書かないまま1年が過ぎていた。 書きたいことはたくさんある。 なのに書こうとしてもまとまらない。 ありのままに書いてみよう。 やっ…
りんごの木
2024年5月14日 23:55
一番古い記憶は祖父の姿だろうか。母の車かもしれない。お風呂に入れてもうとき、真っ先に目に入るのは祖父の背中だった。磁気治療のシールをたくさん貼った祖父の背中。振り向いて、母から私を受け取る。祖父は、ガーゼで洗う前に、石鹸を持ったまま身体を撫でてくれた。それがとても気持ちよかった。「ほぅ、ほぅ。」と笑顔で私をあやしながら洗ってくれる。そんな0歳の記憶。母の車は鮮やかなブルー
2024年2月20日 01:12
私には生まれたときからお父さんがいなかった。「かわいそうに。」そう思われることが多かったかもしれないけれど私にとってそんなことはごくごくささやかなことだった。正確に言えばお父さんはいた。一緒には暮らしていないお父さん。私のお母さんではない奥さんと私ではない子供がいるお父さんが。これまた「かわいそうに。」と言われてしまいそうだけれど私にとってはとてもささやかなこ
2024年2月14日 20:44
なんとなく登録してみたnote。なにも書かないまま1年が過ぎていた。書きたいことはたくさんある。なのに書こうとしてもまとまらない。ありのままに書いてみよう。やっとそう思った。数多ある書きたいことから何を書くのか。まずは自分のことを書いてみようと思う。自分を隠して生きる私を、ここで可能な限り吐き出してみよう。もうすぐ誕生日。ちょっとだけ変わりたいと思う。自己満足できれば、そ