「保育士以外できない」なんて、そんなわけなかろう
こんばんは！河北です。
元保育士のフリーランスコーチです。
さてさて、このたびですね、
初めて体験セッションの募集をしようかと思っておりまして！
（詳細は追ってお知らせします。noteでもお知らせしますが、お見逃しのないよう公式LINEにご登録してお待ちいただけると嬉しいです）
それに先駆けまして、私がなぜ今の活動をしているのかということを、ひとつ記事にしておきたいと思い書きはじめました。
（と思って書きはじめたんですけど、途中から泣けてきてぐちゃぐちゃになってしまいました。読みにくいと思います。ですがこのままで。すみません）
保育士が大好きだったんだけどさ
私は小さい頃から保育士になりたくて、そのまま保育学校に進学してなんの疑いもないまま保育士になりました。
あれは保育士２年目のGW明け。ちょうどこの時期でした。
超仕事のできる先輩保育士から子どもたちを引き継いで主担任になり、「私がしっかりしなきゃ。先輩みたいにこの子たちをちゃんと見なきゃ。」という責任感で自分を追い詰め、心を壊しました。
大好きだった子どもも、周りの先生たちも、自分も。すべてが大嫌いになった過去があります。
すべてこの世からなくなればいい。
そう思うほど消耗していたのに、それでも保育士をやめられなかったんです。
自分に合う環境を求めて転職をくり返したあげく「もう保育士は一生やらねぇ！」と意を決して辞めたのに、それでもまた、保育士に戻ろうとしました。
「私には保育士しかできない・・・」
「子どもを見る仕事しかできない・・・」
心も体もそんな気持ちで支配されて、どうすることもできなかったのです。
他の仕事をするという選択よりも、どうすれば子どもがまた好きになれるのか、どうすれば楽しく保育ができるようになるのか、そんなことばかり考えてました。
私のアイデンティティは”保育士”だったように思います。
自分が保育士じゃなくなった途端、何者かを証明できるものがなくなった気がして。
私の存在価値ってなに？
真っ暗なトンネルの中に迷い込んで出てこられなくなりました。
私の発信を見てくれているあなたも、もしかすると同じではないかと思っています。
仕事で認められてきたからこそ、それが自分の価値なのだと思い込んでしまって。
器用にうまくやれてしまったからこそ、それがアイデンティティになってしまう。
そんなことが起こるのではないかと。
＊
それでも私は外の世界へ飛び出したくなりました。
保育士として生涯を終えるには、自分の力が使いきれてない感じがしたからです。というか、もう保育士はできなかったから「飛び出すしかなかった」とも言えるんだけど。
保育士以外はできない
保育士は社会では通用しないよ
保育士？子どもと遊んでただけやろ？
外の世界へ出ようとすると、今まで目や耳にした心ない言葉たちが、首根っこつかんで私を保育の世界へ戻そうとしてきました。
辛かった。苦しかった。
でも、一番悔しかったのは、私自身が”保育士”のことをそう思ってることでした。
保育士は社会では通用しない
子どもを見ることくらい
もしかしたら誰にでもできるかもしれない
ずっと保育士のことをそう思ってきた。もちろん自分自身のことも含めて。
それがなにより一番苦しかった。
保育士以外もやりたいことは本当はいっぱいあるのに、結局私には保育士しか無理なんやって決めつけて、それでよかった顔をして、踏み出さない理由を見つけてまた繰り返しの毎日を過ごして。
そんなふうにして過ごしてきた。
気づいたらアラサーになっていよいよ腰も重くなって。
でも、、、私と私の大切な人が幸せに生きていく未来に、このままも私が保育士でいつづけることは想像できなかった。
どうしたらいい？私はこれからどうやって生きていけばいい？
ずっとそんなことを考えてた。
今さ、なんでかわからんけど私は大号泣しながらこの記事を書いていて、保育士が私にとってはやっぱりデカすぎて、気持ちがぐちゃぐちゃになってしまってる。
好きなんかな。嫌いなんかな。わからん。でも悲しい。
今でもさ、なんで頑張りきれんかったんやろうって、もうちょっと上手くやれただろうにって思うこともいっぱいあって。
なんか泣きすぎてわけわからんくなってきました。
でさ、今でもこうやって感情はぐちゃぐちゃになるけど、それでも保育士を辞めて、次の道に進んできたことを後悔はしていなくて。
というか心の底からこれでよかったと思えていて。もちろん大変なこともいっぱいでスルスル〜っと楽に進んでこれたわけじゃなかったけど、それでも今の私がいちばん心地いい働き方ができてる。自分にも他人にも優しくなれてるからさ。
３つの分岐があると思ってる
私は保育士には３つの分岐があると思ってて。（保育士以外も）
・保育士になってすぐに「自分には違う」と思って辞める人
・「保育士楽しい！」と思って生涯保育士として過ごす予定の人
・「ずっと保育士として過ごすの？」と疑問を持ちながら働いている人
この３つ目の人が一番キツイと思ってる。どっちにも進めない。そしてそれは「保育士としてそれなりに仕事ができた人」が陥るんじゃないかと思ってる。アイデンティティがゆらゆら。余計にそれが足枷になる。
怖いもん、自分が何者なのかわからなくなるのは。
でもさ、怖いけどさ、
大丈夫なんよ。
私がそう。こんなに今でも大号泣できるくらいには保育士という存在はデカかったけどそれでも楽しく生きてる。保育士じゃない自分で、胸張って生きてる。
私たちは何者かにならんでもいい。保育士じゃなくても生きていける。
やりたいことをやればいい
したいことをすればいい
生きたいように生きればいい
不安になったらこのnoteにまた遊びにきて！何者かにならんでも、保育士じゃなくても、そのまんまの自分で生きられるようになった私がいるんで！
最近さ、note書いてたら熱くなるんよ。たぶん話し言葉のまま書いてるからなんよね。
それで大号泣しながら熱くなってたら「この記事どんなテーマで書きはじめたっけ？」ってわからんくなってる。笑
・・・
そうそう！私が今この仕事をしている理由！
私はね、過去の自分と同じように「ずっと頑張ってきたしそろそろ自分も報われたい」とか「これから幸せに生きていく道を模索してる」って人の力になりたいんよ。
先日ご相談に来てくださった方に「新しい生き方を教えてくれてありがとうございます」って言われたのね。
めっちゃ嬉しかった。私はなんの影響力もないし力もないけど「こういう道もあるよ」「保育士じゃなくても大丈夫よ」ってことは伝えられると思ってる。
今の働き方じゃ限界な人、新しい道を模索している人、道を決めたけど足踏みしちゃってる人。今まで頑張ってきたあなたがどうしたら報われるのか、一緒に未来を描いていきたい。
今見ている世界がすべてじゃない。何者かにならなくてもいい。
今は想像できないかもしれないけど、それでいい。
大丈夫。一緒に進んでいこう。
ぐちゃぐちゃなnote、読んでくれてありがとうございました！
💡お知らせ
※５/17追記
詳細&申し込みフォームできました。
こちらから確認してね！
近々、体験セッションの募集をします。河北、初めての募集になります。
時間は１時間程度、ZOOMかLINE通話にて。定員は若干名を予定しています。（通常セッションは有料で行っていますが、今回は無料で行います）
・今の働き方に限界を感じている
・これからのキャリアを模索中
・フリーランス（起業）に挑戦したい
・河北の働き方に興味がある
このような方にオススメのセッションです。
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◾️河北あおい
元保育士のキャリアコーチ。保育士・教員のセカンドキャリア、フリーランス1歩目のサポートをしています。保育士として人生捧げる→働きすぎて限界→裸足のままフリーランスへ。ロックな音楽でできています。
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