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負のスパイラルに脱却の兆し。気分がマイナスの時に得たものとは?②


さて、前回は、マイナス思考に陥った自分が周囲へ当たり散らす、というみっともない記事を書いたところで終わっていました。

今回は、負のスパイラルでもがくうちに得た学びについて触れていきたいと思います。

目次

1.ネガティブ思考からポジティブ思考に変わった経緯
2.ネガティブ期で得た学び
 2-1.身動きが取れなくなるほど考えすぎないこと
 2-2.イマイチの自分を受け入れる

1.ネガティブ思考からポジティブ思考に変わった経緯

昨年の一時帰国で訪れた石垣&竹富島。あー、また行きたい。


突然ですが、私たち夫婦は、月に1回、多い時は3回ほど喧嘩します。

カナダに残るのか?
残ったところで、不満の多い今の仕事は続けるのか?
それとも日本に帰国するのか?
日本に住んだら住んだで、「カナダの方が良かった」とならないか?


などなど、先が見えない不安・イライラが募っていた私は、将来に向けて着々と準備を進めていると思われる夫に対して、引け目・劣等感のようなものを感じていました。

なんとなく会話が噛み合わないことが続き、不満が積もり積もった私がある日大爆発したことから、夫婦喧嘩が始まります。

良くないことは立て続けに起こると言いますが、まさにその通りですね。

ただでさえマイナスの時の夫婦喧嘩だったので、心身共にダメージは相当でした。。


どうにかして早くこの状況から抜け出さないと……!



藁にもすがる思いでnoteやウェブサイトを開き、検索するうちに、同じようにキャリアや夫婦関係で悩んでいる・いた方々のページを発見。じっくりと読み込みました。


読んでいるうちに、自分と同じような境遇の方々が多くいらっしゃることに驚きます。
悩んでいるのは自分だけじゃないということが分かってくると、気持ちがスーッと楽になりました✨



さらに、気持ちが少しずつ落ち着いてきたおかげで、「もう話すのも嫌!」と感じていた夫に対して、しっかり向き合っていこうという気持ちにもなれました。

口で伝えるのは苦手なので、得意の「自分の気持ちや改善点を紙にまとめて伝えよう」作戦を実行。

すると、思考がみるみるうちに整理され、自分でも気づいていなかった不調の原因や自分の悪かったところが理解できるようになりました。


その後改めて夫と話し合いをし、なんとか無事に喧嘩は終焉を迎えます。

本当によかった。。。



このように、
①同じ境遇の方々を見つけ、疎外感がなくなった(勝手に知らない人を仲間にしているだけ。)こと、
②モヤモヤの原因を書き出して整理していったこと

などが、物事を少しずつ前向きに考えられるようになったきっかけとして思い浮かびます。

私は一人でじっくり考えを整理したいタイプですが、誰かに相談して悩みを聞いてもらうことで解決に向かう人も多いでしょう。

何でもいいので、悩んだときは自分に合った方法で解決していければいいな、と思います。

2.ネガティブ期で得た学び

今回の不調期はとても苦しくて、何もかも投げ出してしまいたくなっていましたが、振り返ってみれば、学びの多かった時期でもありました。
逆に言えば、ネガティブ期にしかできない経験ができてよかったなと。

今回学んだことをまとめておきます。


2-1.身動きが取れなくなるほど考えすぎないこと

カナダでよく見かけるリス。見つめる先には何があるの?


考え、計画して行動することはとても大事です。
しかし、考えたってどうしようもないことだって、世の中にはめちゃくちゃいっぱいあります。


私は、行動する前に考える癖・考えずに突っ走る癖の両方を持っていて、その時によってその癖の出方が超極端なので、人からビックリされることがよくあります(笑)。

今回は、考え過ぎてしまって行動ができていない状態でした。
まるで、自分が断崖絶壁の天辺にいて、一歩も前に踏み出せない様な。

でも、考えたって状況は変わりませんよね。


考えた次の日に最適解が出ているわけでもないし、いきなりキャリアが降ってくるわけでも、給料が高くなっているわけでもない。

寝て起きたら痩せていて、見違えるほどの美人に生まれ変わっているわけでもない。


だから、考えたって、現状はどうもなりません。


このことに気づいた時、目の前が一気にパーっと開けたのを覚えています。


どうにもならないのなら、その中で自分ができることをやる。
毎日を着実に生きる。

これしかないのです。

そして、現状を本当に変えたいのなら、考えるのではなく行動に移すしかありません。


とは言え、いまだにやりたいことは見つけられていないし、この先どういう道を選ぶのかも決めていません。

でも、以前までと違って気持ちは穏やかです。
なぜなら、現状を打開したいのなら行動すればいい、ということが分かっているから。

新しい職を探す、日本での滞在先を決める、新しいことを学ぶ……


考えることはいろいろありますが、今はまだ、立ち止まってこの生活をもう少し続けてみようと思います。

そして、余計な心配はしない。するだけムダ!
動きたくなったら動けばいいのです。

2-2.イマイチの自分を受け入れる

冬のカナダ。夏のカナダは最高だけど、冬のカナダは大嫌い(笑)。

今回、自分の中で最も良かったと思えた気づきが、これです。


常に明るく前向きでないといけない、常に向上心を持っていないといけない。

私の中には、思い返せばずっとこのような理想論があったように感じます。
だから、自分が苦しんでいたり、弱気になっていたりすると、それが「いけないこと」だと思い込んでいました。

いつもカッコいい自分でいたかったのかもしれません。

でも、もう、諦めました(笑)。
いや、かなり良い意味でです。

スキルもないし、今の仕事は学生でもできる簡単なもの。
お金持ちでもないし、これは!と思える趣味や興味もない。


そんなことに時々悩んできましたが、もう悩むのは止めました。
だって、それが「私」だと気づいたので。

そして、イライラしていたり、ネガティブ思考に陥っていたりしても、自己嫌悪になる必要はありません。
「今はそういう時期なんだ」と、そのままの自分を受け止めればいいのではないでしょうか?

そんな不調期には無理して行動を起こさず、ダラダラと時が過ぎるのを待てばいいと思うんです。

特に女性は、ホルモンバランスの乱れで、気分のアップダウンに悩まされている人も多いと思います。


何をやってもダメな時や、裏目に出てしまう時ってありますよね。
それって、脳と身体からの「休め!」のサインなのかな、とも思います。

良くない時に無理をし、できない自分にさらに罪悪感を覚えたり、身体を壊してしまう結果になったりしては逆効果です。



その時の自分を俯瞰して、できそうだったらやってみる。気分が乗らなかったらやらない。

逆に絶好調の時は気の済むまでやる。

そんな感じでいいのかなーと。


まとめ


まとめると、

今の自分を造り上げているのは、過去の自分の行動によるもの。
つまり、過去の自分の  おかげ or せい で今の自分がある。

それに満足しているのならそれでいいし、していないのなら理想に向かって行動するだけ。でもそれも、気分が乗らない時には無理にやらない。


こんな感じで、あまり自分を追い込まず、本能の赴くままにやってみたらいいと思います。
私自身、今後のことについて何も決められていませんが、深く考えずに、やりたくなったらやればいいか、というスタンスで、ゆっくりと自分と向き合っていきます。


全然関係ありませんが、カナダは今最高のシーズンを迎えています。
カラッとしてほぼ毎日晴天続きで、朝散歩するのが最高に気持ちいいです。
そんな環境にいられるのって、幸せなことですよね。

近所に新しくできた公園


ちょっと長くなってしまいましたが、今回も、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
またよかったら遊びに来てください😉


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