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Type A personality

2024年5月22日水曜日。

午前はオンラインでの病棟カンファ、残りは研究時間です。患者さんの問診によるデータ収集もあり、少なくとも水曜日は研究室だけでなく病棟へ顔を出します。

日本もですがイギリスも医師免許資格には当然厳しく、原則としてこちらの医師免許に該当する試験をクリアしていない限り病院での診療行為は認められていません。そして日本以上に専門医が重要視されており、免許だけを持ったところで実際働き続けることは困難であるため永住する予定がない限りあまり取得する意義もないという言い方も。

誰かの監視下でできる範囲のことをするか、短い期間のためでも正式な免許をとるべきか、留学生として迷う方は多いのかなと。ヨーロッパ圏出身の方は書類だけでいいとのことで、羨ましい。けどそういうものですね。


半年前から同じオフィスで一緒に勉強していたイタリアからの留学生が今週末を最後にイタリアに戻るということで本日プチ送迎会がありました。

そのときの話題で少し話題にでたものが今回のタイトルに入れたtype A personalityです。病院での勤務体質についての話題において、心臓外科医はtype A personalityの人格者でないと仕事をこなせない、そういう人を積極的に採用しているという話がでました。イギリスは良い意味でも悪い意味でも日本と違って残業なく8:00-17:00という勤務体系で、逆に言うと夜の仕事は夜担当に任せる、というイメージがありました。

ただ実際に医療現場では若い真面目な医師は残業してますし、外科医は金曜日に執刀した患者がいた場合、患者の診察に土日も病院に来ているというのが現状です。

A type A personality describes a certain set of personality traits.
If you have a type A personality, you are likely to be:

Very driven to succeed
A hard worker
Very competitive
Able to work well under pressure
Goal-oriented

Organized

https://www.webmd.com/balance/what-is-a-type-a-personality

上記はgoogleで検索して上位にでたサイトからの引用ですが、
要するに真面目で仕事にひたむきな性格である人のこと。

歴史的なものを紐解いていくと、type A personalityはアメリカの心臓病専門医であるフリードマンとローゼンマンによって1950年代に提唱された性格タイプとのこと。これは医師の働き方という視点ではなく、あくまで患者観察で心筋梗塞など心臓疾患になりやすい患者に特徴的な性格がtype A personalityに該当するということを報告したものです。

偶然とはいえ、患者の性格診断を作成した人が心臓内科医であり、現在患者を治療する心臓外科医の性格にも使われている、というつながりが興味深いところです。


最後は本日の送迎会のレストランについて
テラス席ありのイタリアンレストラン。雨でしたがパラソルテント付きで全く困りませんでした。料理の写真を全く撮らなかったのは失態ですが、ナチョスなどの軽食を複数人でシェアしつつ、話のつまみにアルコールをという方が多いようです。職場から徒歩5分という好立地のため今後も使用したいなと。

軽食メニュー

Market Place Restaurant in Chelsea
https://maps.app.goo.gl/5iugngcFXw4zmCRA6


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