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三次元と高次元の狭間で


リアルな世界が三次元だとしたら、noteの世界は何次元なんだろうなって考えてみた。

画面に並ぶ文字だから、二次元なのかな?


文章をなぞっていくと、何か想いのようなものが立ち上ってくるような気がする。

平らな世界から、奥行きが生まれ三次元化していく。
でも、その奥行きは、ぼんやりと揺らめいていて。


気持ちを乗せた言葉たちは、時間と空間を超えて、たくさんの人へと届いていく。

届いた言葉たちは、もらい受けた人たちの数だけ変化をとげ、心のなかへ溶けていく。


時間を超越するところで、「四次元かな」と思ったけど、四次元どころじゃなく、もっともっと広がりのある世界のような気もする。


そう、果てしない高次元の空間。


だけど……

この揺らめく世界に、少し不安になる。




一応、ハンドルネームというフィルターを使い、リアルと分けているつもりだった。

だけど、この世界に出入りすることが増えてくると、だんだんとリアルな私とこの世界の私が近づいているのに気がつく。


これ以上、手を伸ばすと、この世界の関係性のなかで何かあったとき、リアルな私が立ち上がれないほど傷つきそうで怖くなる。


弱い心の拠り所。
不安な心の避難場所。
小さな心が休める場所。


だと、思っていたのだけれど……


リアルとnoteの間にある薄い膜に、お互い手を合わせて感じる私と私。


どうしたものかと、首を傾げて見つめあっても、黒い瞳は答えてくれない。



noteの私と、リアルな私。


どちらも…… 私。


揺れている。












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