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フィルムカメラに思いを馳せて その1:Blackbird,Fly
――全てを破壊し、全てを繋げ!
はじめに
これを読む紳士淑女の皆様は、「トイカメラ」の沼へ一度でも踏み込んだことがあるでしょうか。非常にチープなつくりで、撮った写真もピンボケで、フレアもひどい…。とてもじゃないが、このような種類のカメラでマトモな写真を撮ろうなんて思わないでしょう。
でも、ちょっと待ってほしいんですよね。
そもそもマトモな写真ってなんでしょう?
どこの誰が、マトモな写真を撮れって言ったんでしょう。うまいとか下手とか、誰が決めたんでしょう。好きなものを好きなように撮ろう。自由にやろう。自由であろう。
というわけで、そんなパンクな思想を持っているそこのアナタへこそ、強く勧めたいのがこのカメラ。
私がこの広い広いカメラの湿原へ迷い込んだきっかけとなるカメラを、ここで紹介しようと思います。そして願わくは、これを読んだ皆様のうち一人でもこの沼へくるぶしを突っ込んでほしいと切に願います。
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