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漫画から学べること〜武器としての漫画思考②




前回の記事



多角的視点(メタ認知)を身につける


 前回に引き続き、学んだことをアウトプットしていきたいと思います。ビジネスでは、「メタ認知」を出来ているかどうかによって、物事を広く捉えられたり、常識外れのアイデアを生み出せたりするそうです。

 
 ちなみに、「メタ認知」という言葉に馴染みがない方もいると思いますので、調べてみました。

 メタ認知とは「自分の認知活動を客観的にとらえる、つまり、自らの認知(考える・感じる・記憶する・判断するなど)を認知すること」です。 自分自身を超越した場所から客観的に見ることに加えて、自分自身をコントロールでき、冷静な判断や行動ができる能力までを含めて、メタ認知能力と呼ばれています。

引用:組織づくりベース


 自分自身を超越した場所から客観的に見ると言われた場合、どういうイメージで思考したら良いのでしょうか?私の場合、分かりやすい例があります。


「ヒカルの碁」の藤原佐為です!



この表紙に出てくる登場人物です。


ストーリーの内容

 ヒカルの碁とは、平凡な小学生の少年が天才囲碁棋士の霊に取り憑かれたことで囲碁の世界に巻き込まれ、「神の一手」を目指す姿を描く作品。

引用:Wikipedia


 つまり、平凡な少年である主人公「進藤ヒカル」(以下、ヒカル)が、天才囲碁棋士の霊「藤原佐為」(以下、佐為)に取り憑かれ、藤原佐為に囲碁を教えてもらいながら、人として成長する物語です。

 このあと、読んでいない人にはネタベレになってしまうのでご注意下さい。


引用:ヒカルの碁 22巻 VS王世振戦より



 上記のシーンは、佐為がいなくなってしまった後に、北斗杯(世界戦)の中国戦・王世振との戦いのシーンです。このシーンは、勝敗における形勢は悪くて、普通に打っていても負ける碁の内容でした。


 囲碁始めた頃、いつもそばに佐為がいました。どこに打てば良いかわからない時は、佐為が教えてくれていました。しかし、このシーンでは佐為はいません。この時、ヒカルは絶体絶命です。この対局を活かすも、殺すも自分次第で結末が変わると思っています。


 佐為であれば、この劣勢を立て直そうとすると思って、ヒカルは覚悟を決めます。


 この時の佐為のいる位置の高さで、物事を見るのが「メタ認知」です。佐為は、いつもヒカルの背中辺りにいました。



ヒカルの碁1巻 第5局 VS塔矢アキラ

 

 これを日常生活に活かすとしたら、自分の思考ではなく、自分の尊敬すると人だったらどのように考えるか、仕事であれば上司だったらどのように考えるかなど、他の人の視点を借りると幅広い視野で見ることができると思います。


 私の無料コーチングモニターのセッションに、「3人の視点から物事を見てみる」ものがあります。もし良かったら、体験でも構わないので受けてみて下さい。少しでも参考になると思います。


 

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ヒカルの碁の舞台

7月に池袋で舞台が始まるそうです。もしこの舞台を見に行く人がいましたら、教えていただけたらと思います。ぜひ、一度話してみたいなと思っています。


 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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