「神経衰弱」から始まる娘との朝活
娘が起きてきた。
起きて1分も経たないうちに「ママあそぼ~」と誘ってくる。
私は、3か月前から「朝活」をしていて、会社仕事以外の個人的な仕事は「朝活」時間を活用している。
だけど、娘が起きてきたら「朝活」は切り上げて、一緒に遊ぶことにしている。
そこから娘との「朝活」がはじまるのだ。
ーーー
密度の濃いふれあい
7年ほど前、子どもが欲しいなと思っていた時期に、子どもとお母さん向けの教材の編集とライティングの仕事をする機会があった。
その時に
「仕事をしているからといって子どもとの触れ合いが足りないとか、申し訳ないとか思う必要はない。家に帰ってきたら、その分しっかりふれあえばいい」というような話を聞いた。
要は、時間の長さではない。密度の濃い時間を過ごす、ということらしい。
その時は「ふーん」としか思っていなかったのだが、
子どもができて、保育園に預けるようになると身に染みてその言葉の意味がわかった。
圧倒的に、子どもと一緒にいる時間が少なくなるのだ。
保育園の先生に育ててもらっている、と言ってもおかしくないほどだ。
だから、一緒にいられる時は、できるだけ子どものわがままをを聞こう、子どもが話かけてきたら、料理の途中でも中断して話を聞こうと決めていた。一緒にいる数時間くらいは、どんなに忙しくてもじっくり向き合おうと。
もう一つ気を付けていたのは、料理中の「ママ来て~」「遊ぼ~」攻撃の対応方法。
「もうちょっと」「あとで」と言わずに、「〇〇が終わったら行くね」「長い針が5になったら終わるよ」といつ終わるかを伝えるようにしていた。
そうすることで「まだ?」「まだ!(イラッ)」とならずに済むし、
子どもは、遊びながらも時計をチェックして、私が来るのを待てるようになった。
そのおかげ?なのか、娘はすごく早くから時計を読んでいた。
娘との朝活
もうすぐ娘は6歳、4月からは小学生だ。
娘が大きくなっても、私がずっとこだわっているのは、娘と遊ぶ時間をできるだけつくること。
娘は、一日のほとんどを保育園で過ごしている。
お迎えに行ったら、すぐに夜ご飯の支度をするので、遊ぶ時間があるのは朝だけ。
それを知ってか、娘は起きた瞬間から遊ぼうと誘ってくる。
そして、朝から、神経衰弱、七並べ、かるた、すごろく、クイズ…など、
その日の娘の気分にあわせて遊ぶことになる。
保育園の用意もあるので、それほど長く遊べないが、朝のその時間は、娘と目いっぱい遊ぶことに決めている。
私は、ありがたいことに復帰後から在宅勤務にできた。
出勤時間を気にしていては、こんなにのんびり遊んでいられないだろう。
朝にしっかり遊ぶからなのか、保育園に行きたくないと言われた記憶はほぼない。
2年連続、節分の日に「鬼が来るから休みたい」と泣いて訴えられたくらいだ。
保育園で別れ際、名残惜しそうにするけれど、駄々をこねられたこともほとんど記憶にない。
これが朝の遊び効果なのかわからないが、そういうことにしておこう。
保育園で頑張っていたから、お家でいっぱい褒めてあげてくださいね、と先生に声をかけてもらうことがある。
それを聞いて、駄々をこねたりしないけど、娘なりに頑張って保育園に行ってるんだな、とわかる。
これからも、体力が続く限り全力で遊ぼう。
もう、縄跳びもかけっこも十分しんどいけど、一緒にしようというなら頑張ろうではないか。
小学生になったら生活が変わるだろうけど、これからも娘と二人の朝活ができるように母は頑張る。
もちろん、仕事も全力で頑張る、つもり。
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