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X(Twitter)を遡っていたらポテチ舞うカレー鍋が出てきた。

良い色のカレー画像はお借りしました!感謝……!食べ始める前につい食べる事が9割なので助かります、ありがとうございます……!タイトルがすみません……!( )

あらかじめ明記します。
すごく美味しかったですッ!!! 


今年6月末のX(Twitter)に鍵と撤退に合わせ、闇を闇に葬るべく、一生懸命ツイ消しくんに働いてもらっていた。15分おきにボタンを押すだけの他力本願で消えていく過去。謎の叫びやゲームのスクリーンショット、綺麗な風景に混ざって飛び込む仕事行きたくないからおしごとたのしい!(白目)まで、闇と業の深い過去が掘り返されていく。
じわじわツイートが減れば過去の投稿画像もじわじわ上がってくるのは当然の話。画像だけは拾っておこうと気が変わりメディア欄を開き、懐かしい気持ちでスクロールする。

ーーそんなぼくのめのまえに、飛び込んできたサムネイルがこちら。



ーーーーは???( )

ポテ散る謎の鍋である。あっカレー……か。

ゲームと風景ときちんと完成後の飯テロが投下されているサムネイルの中、明らかに料理中の鍋にポテトチップスが投下されている。
思わず少し笑いながら、一枚目(右下)の作りかけの肉野菜炒めにも見える画像を確認する。



……玉ねぎの刻み方に異様なこだわりを感じるものの、違和感なくカレー作り始め。胡椒の粒が見えるので、下味も付けて肉と根菜の味を出す準備で間違いない。

問題は次なんだ。次。行ってみよう。

当時の記憶を掘り起こすべく、明らかに怪しい二枚目(下段中央)のポストを表示する。



なぁにこれぇ……( )


特濃とわざわざ明記された牛乳、そんなこだわりに対して解説なしの適当さ溢れる缶コーヒー、そして湖池屋さんも想定していなかったであろうカラムーチョのご登場……まさか商品名で記載されているとは思わなかった。
何故そのふたつにカラムーチョが続くのか理解できない。恐らく当時の自分にも全部は理解できていなかったと思う……。しかし怖いもの見たさと半信半疑と興味、そして美味しいカレーが食べたい気持ちと記事の面白さに負けたのだろうとの『予想』はできる。……いや。ここはもう『気持ちが分かる』と言った方が正しいかもしれない。

ーー何故なら今、ものすごくカレーを作りたい衝動に駆られている。

懐かしい真面目にボケる木と化したリプを読みながら、だんだん思い出してきた事は『この記事がすごく個人的に刺さりすぎて面白すぎた』という事と『面白すぎてどうしても試してみたくなってしまった』という事。

記憶が正しければ『論理的に美味いカレーを作る』みたいな命題の記事だったはず。化学的に、だったかもしれないが、ここで記憶違いをしても中身に関してはさほど変わらない、だろう……。投稿者には申し訳ないが思い出せない。
ただ、ただ!……内容はすごく、面白かった……!普段声を出して笑う事のない自分が、思わずひとりで笑ってしまったくらいに。真面目に根拠を説明しながら、ふざけた様な材料が、本気の解説を携えてどんどん登場するのである。ちょうどURLが残っているのでもう一度読みたい。
確か書き出しは『カレーを作る上で最も不要な材料は『水』である。何故なら水は化学的に何の効果も有してはいないからだ。』という文。しかもその後の文は『入れるならまだ炭酸水の方がマシである。』みたいに続く。
思い出し始めてみたら、思った以上にしっかり心を掴まれていて、心臓を撃ち抜かれているのがよくわかるーー細切れ記憶にされた解説だけが回想する頭に反響する。

そしてX(Twitter)のサルベージは途中だかどうしても読みたい衝動に駆られ、ツリー内のURLへ飛んだ結果がこちら。




4 0 4 - E R R O R -


なんということか、URLは原典ではなくまとめ記事で、過去の記事はしっかりNotFoundしている。そして下の寿司にもしっかり刺された。くら寿司のとろにしん握りだった。

しっかり刺されながらも今の気分はもうカレーである。カレーを吸いたい。あの大真面目に材料がおかしい、哲学的でさえある気のする、コスパの悪いカレーの概念記事を!全力で吸いたいーー…吸いながらオスシタベタイ!!!

しかし探してみても原典を見付ける事は出来なかった……。原典が見当たらない以上、自分に出来る事はもう、自分の過去ツイートを掘る事だけである。



味も思い出しているので『シェフよ、良かったのですよ……。』と、今の自分は過去に向けて微笑む事が出来るが、当時の困惑も思い出しているので力ない微笑になり口元が悪意なく歪む。隠そうと添える手が震える握り拳になるのも致し方ない……。

もちろん、トマトジュースが無塩である事とジンジャーエールが必要な事にも理由がある。ざっくり書くと『液体自体に旨みを広げる事、食材を柔らかくする事、酸味甘味の旨みの追加』『塩分は味のバランスを崩すので不要』などのうろおぼえだ。……っ、うろおぼえだ……読みたかったなぁ……、…………。

色合いはあの一枚がおかしかったものの、この動画は見る限り、美味しそうなハヤシライスソースだ。……カラムーチョが中央に陣取っている事以外は。


ーー不安を押し流せ!カレーはすべてを解決する……ッ!!!(ルウ投下!)


ルウは二種類を投下した。何故か画像のnoteへのアップロードが終わらない現象が起きているので、申し訳ないが一枚目のサムネイルで許して欲しい……。

カレーのルウが二種類なのは『スパイスの種類を増やす為、ルウは最低でも二種類以上でなくてはならない。二種類以上のルウを合わせる事により、複雑な調合を容易にする。またルウの種類を増やす事により絶妙なバランスをカレーをより深みのある複雑な味わいへと変化させる。』の様な説明があった。似ているもの同士より離れているものの方が、スパイスの被りも少ないだろうの予想に従う形で、二種類のルウをピックした。
『完全に家庭向けかつ信頼と実績のあるスパイスに強いS&Bさんのカレールウ(中辛)』と『業務カレーと大きく書かれた調整不要で使える業務用カレールウ(中辛)』である。
プロ仕様ではないので調整不要、それぞれそのまま『お湯で解けば美味しいカレー』という基準での判断の下に選択した記憶がある。ーー記事とレシートは無いですが、僕の胃袋は覚えています。あれ、舌かな……。

ともかく、次は遂に出来上がりと思われるカレーの動画。



ルウを入れ煮詰められた鍋は、火を消した後らしいのにしゅわしゅわと、加熱中の様な動きを見せる。
っ、この不安は覚えていなかった。何故自分の過去なのにこんなにも動揺する事になるのか……。間違いなく美味しいかった記憶はあるのに不安になってきた、大丈夫なんですかこれ……。

次も動画ツイートなのが更なる不安を煽る( )



これは……ハヤシライスですね……( )


煮込むとルウも赤くなるのかライティングが一枚だけおかしかったのかは多分接写でライティング……だと思う。もしくはよく混ぜきれていなかったか。頼む、そうであってくれ。確かこの後、火を消してもしゅわしゅわ音がしなくなるまで混ぜながら煮込んだ。

後はおたまで直に味見でない事と味見ごとに皿(仮)を変えている事しか評価dekinai試食画像が二枚並ぶ。
一枚目は試食予告で、その下に自分でリプ付けして『ごめんみんな、熱くて味分からなかった!』なんて書いてある。顔文字が号泣していた……。またも何故か画像がnoteにアップロード出来なくて、自分も泣きたい。

そして二枚目(もとい最後)の感想がこちら。





休日二日間を投資しての買い出しの末に、夜な夜な調理して出来上がったのは『ハヤシラry』でした。ーーすごく美味しい『ハヤシラry』でした。美味しかったです……!


……後日、思い出した材料と手順だけメモしたので、読める様に纏めたいと思っています。もしアップロード出来た際は、どうぞよろしくお願いいたします……!( )
これは原典を布教したかった……ッ!( )


追記:手順書どうにか出来ました!


ーー確か次回は辛口のルウでやろう、と思いながら、とても美味しくいただきました。あと今回は色々眺めながら、近い内にくら寿司に行きたいと思いました、おしまい。

閲覧ありがとうございました……!( )

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