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2023年12月の記事一覧
セラムン二次創作小説『聖夜のキセキ(クン美奈)』
「うわぁ~、綺麗♪」
私は今、みなとみらいのクリスマスイルミネーションを見て、見とれている。
勿論、一人じゃなくて、男の人と一緒に。
恋人、という表現じゃないのは、そーゆー関係じゃ無いから。
だけど、クリスマスの特別な日に一緒に過ごしてくれるって事は、そーゆーの期待しても良いって事だよね?
それに、どーどーと言えないのは私たちの関係のせい。
私たちは生徒と先生、と言う関係性。ーーそう、
セラムン二次創作小説『あわてんぼうのサンタクロース(クン美奈)』
“明日16時に自宅に車で迎えに行くから用意しておけ”
突然クリスマスイブの朝に君斗からメールが入り、驚く。…は?約束してなかったから着る服もプレゼントも用意してないわよ!本当にいつも突然だし、イベント事にどう向き合ってるのか全くさっぱり分からない人だわ。ってか会えるの?こっちだって色々準備あるんだから会えるんだったら言っておいて欲しいわよ。サプライズのつもりなの?しかも命令系…何様?俺様、リーダ
セラムン二次創作小説『寒さなんて投げ飛ばせ(クン美奈)』
夜更け過ぎから雪が降り、都心も積もるとテレビの予報通り大雪が降ってきて外の様子を見ながら美奈子はソワソワしていた。
「アルテミス!大雪よ!夜中の間に積もるかな?」
「嬉しそうだな?僕は寒いから憂鬱だよ」
「白いから雪と同化するもんね笑」
「美奈ぁ~…」
雪にテンションが上がりながらも翌日は土曜日で君斗との約束があったのと積もる事を期待して早く眠りにつく事にした。
そして翌日、普段なら休
セラムン二次創作小説『高校教師クンツァイトと生徒美奈子の恋物語(クン美奈)』
職員室である生徒のテストの採点をして頭を抱える。ーー愛野美奈子の答案用紙である。
「はぁー」と深い溜息まで付録としてついてくる始末。「またか?」と心の中で落胆する。100点満点中25点。いくら高2で中弛みの時期に差し掛かっているからと言ってもこれは流石に酷い。
俺の授業はそんなに分かりにくいか?それともテストが難しすぎるのか?と自分の非力さを反省してしまう。
他の生徒の採点を進めると、皆普通