碧央(あお)@セラムン二次創作者

2023年8月4日に始めたばかりの初心者。 二次創作小説(セラムンのみ)の書き手。 文…

碧央(あお)@セラムン二次創作者

2023年8月4日に始めたばかりの初心者。 二次創作小説(セラムンのみ)の書き手。 文の読み書きがスキ🩷 主に二次創作の発表の場😊 ゆくゆくはそれ以外も文を紡ぎたい! フォロー&いいね、感想等お気軽にどうぞ😉

マガジン

  • まもうさ小説

    原作、旧作、Crystal(Eternal、Cosmos)、ミュージカル全媒体のまもうさ中心(エンセレ、タキムン、まもうさちび、キンクイ、キンクイレディ、遠うさ、月影うさ、セーラーコスモス×タキシード仮面含む)の小説まとめ

  • クン美奈小説

    前世、現世、未来のクン美奈の話をまとめて置いていきます

最近の記事

  • 固定された記事

セラムン二次創作小説サイトを運営しています😊 メインは飽くまでもサイトになりますので、ご興味ありましたら訪問頂けますと嬉しいです✨ https://plus.fm-p.jp/u/4heavenstars/

    • セラムン二次創作小説『秋の香りに包まれて(ゾイ亜美)』

      夏も終わりを迎え、茹だるような暑さはどこへ行ったのか。すっかり肌寒く過ごしやすくなった日。亜美と彩都は大学の帰り道でデートを楽しんでいた。 公園の近くを通ると、どこからとも無くいい匂いが鼻腔を擽る。彩都はいい匂いだと目を閉じて香りを感じていると、隣に歩く亜美が少し急ぎ足になっている事に気づく。 どうしたのだろうと目を開けて視線を合わせると、そこには匂いの正体である橙色を着けたそれが咲き誇っていた。 「金木犀だわ!」 感嘆の声を上げながら亜美は嬉しそうに金木犀を見上げて

      • セラムン二次創作小説『行き合いの空』

        中国から帰国した美奈がお土産を持って私の家へとやって来た。 「お土産ありがとう」 「どういたしまして」 「お疲れ様。でも、残念だったわね」 「うん、そうなの……」 美奈はAが主役を務める映画のヒロインとしてオーディションで大抜擢され、撮影がある中国へ行っていた。 中国から時間を見つけては撮影の報告やAとの事などを報告の電話が来ていた。隣国と言う事もあり、時差もほとんどない事が幸いして美奈がいなくても電話越しで喋れている事が嬉しかった。 ただ、予定より早まっての帰

        • セラムン二次創作小説『千の星になって』

          「また、来たのね?」 呆れながらそう呟くのは、セーラーヘヴィメタルパピヨン。この地ーークリスタルを持つセーラー戦士が死に、最期に辿り着く墓地を一人で管理する守人。 その視線の先には、同じくセーラー戦士がいた。一際美しく輝き、光放つ生命力に満ちた麗しく瑞々しい戦士。名をーー 「ここはあなたが来る様な所では無いと、あれ程申し上げているはずです!セーラーコスモス」 ヘヴィメタルパピヨンが呼んだその人は、セーラーコスモス。コスモス・クリスタルを持つ宇宙最強の戦士。 彼女ーー

        • 固定された記事

        セラムン二次創作小説サイトを運営しています😊 メインは飽くまでもサイトになりますので、ご興味ありましたら訪問頂けますと嬉しいです✨ https://plus.fm-p.jp/u/4heavenstars/

        マガジン

        • まもうさ小説
          64本
        • クン美奈小説
          48本

        記事

          セラムン二次創作小説『制服デートっていいなぁ〜(まもうさ)』

          私、古幡宇奈月。TA女学院二年生。 放課後は大体パーラークラウンでバイトをしている。 今日も私は甘い物に囲まれて楽しくバイトをしている。 そこにこのクラウンにあるスイーツに負けないくらい甘いカップルが一組、テラス席に座っていた。 私はそこに注文されたメニューを持って向かった。 「いらっしゃい、うさぎちゃん。それに地場くんも」 「宇奈月ちゃん、お邪魔してますぅ~」 地場衛君と月野うさぎちゃん。 うさぎちゃんの方は先に常連になって仲良くなったまこちゃんの友達で、最

          セラムン二次創作小説『制服デートっていいなぁ〜(まもうさ)』

          セラムン二次創作小説『白昼夢』

          ある日の朝、衛は目覚めて隣を見るとそこにはうさぎ、では無く月影の騎士が寝ていた。 起きたと思っただけで、まだ夢の中なのか?余りの現実味の無さに、そんな事を思い自身の頬っぺを抓ってみる。 「イテッ」 ……夢では無かったようだ。 普通に痛みが走り、これが夢では無い事を衛は悟った。と同時に現実である事に激しく落胆した。 何故、又月影の騎士が分離して出てきたのだろうか? 衛自身にも全く覚えが無く、困惑した。 うさぎとの関係は上手くいっている。それどころか、周りも引く程に

          セラムン二次創作小説『白昼夢』

          セラムン二次創作小説『泡影花火(月影うさ)』

          「うっわぁ〜! すっごく、キレーイ!」  そう感嘆のため息をつくのは月野うさぎだ。  今、うさぎは花火を見ている。勿論、一人ではない。相手がいる。  その相手とはーー 「気に入ってくれたようで嬉しいよ、うさぎ」 「はい、誘って下さってありがとうございます。月影の騎士様♡」  そう、花火デートの相手とは月影の騎士だ。  更に驚くべきは、その場所である。 「まさか、魔法の絨毯で空を飛んで観るなんて夢にも思いませんでした」 「誰も思い付かないし、出来ないことだ。気

          セラムン二次創作小説『泡影花火(月影うさ)』

          セラムン二次創作小説『ボーイフレンド(まもうさ)』

           十四歳、冬。あたしは人生で初めて彼氏が出来た。  ずっと好きだったゲーセンのお兄さん、では無くてあたしがセーラームーンになるその日から偶然街角で会っては口喧嘩をしていた人。憎まれ口を叩きながらもどこか気になっていた高校生の恋人。  大人で落ち着いていてかっこよくて。眉目秀麗、才色兼備、頭脳明晰。ここらへんの四文字熟語がぴったり当てはまる素敵な人だ。  そんな彼はタキシード仮面として活躍していて、セーラームーンである戦士としては全然未熟なあたしをずっと支えて守ってくれて

          セラムン二次創作小説『ボーイフレンド(まもうさ)』

          セラムン二次創作小説『夏休みは絆を深めて(外部家族)』

          今年も夏休みがやって来た。ほたるにとっては転生して二度目の夏休み。 例によって昨年に引き続きほたるは、出された宿題をその日のうちに片付けていた。 そして、昨年大苦戦していた読書感想文と自由研究。毎年恒例と知り、ほたるは早めに自由研究への対策を練っていた。 「ほたる、調子はどうだ?」 昨年、早々から夏休みの宿題の壁にぶち当たっていた事を見ていたはるかが気にかけて話しかける。 「うん、今年は大丈夫だよ」 ほたるは明るい声で答える。昨年とは違い、楽しそうな声にはるかは驚

          セラムン二次創作小説『夏休みは絆を深めて(外部家族)』

          一周年と連続更新365達成した話\(^o^)/

          本日、8月4日でnoteに登録して一年が経ちました。 それを記念して、一周年バッチを頂きました😆 いやぁ〜あっという間!と言いたいところですが、そうでもなかったです😅 何故なら、やり始めて毎日更新していたら継続バッチ貰えると知って、365日毎日更新を目指さなくてはならなくなったから。 マイペースで更新頑張ろうとしていたのに、なんてことだ🤣 まぁそんなこんなで毎日何を更新しようと悩みながらの更新、大変でしたが、無事達成出来たので一先ずホッとしました。 サイトにある小

          一周年と連続更新365達成した話\(^o^)/

          セラムン二次創作小説『時を超えたプレゼント(まもうさ)』

          八月三日。この日は衛の誕生日だ。 夏休みに入っているこの日は、衛もうさぎも一日中何の予定も無い。はずだった。 しかし、付き合って初めての衛の誕生日は互いに受験生。衛は進学校に通っている為、学校主催の勉強合宿と言う名のうさぎにとっては何の楽しみも面白味も無いイベントに行ってしまい、当日は全くゆっくり祝う事が出来なかった。 うさぎが中学二年の時は知り合ってはいたものの、会えば喧嘩。気になってはいたものの素直になれず、好きであることも認めたくないデリケートな時期。 それでも

          セラムン二次創作小説『時を超えたプレゼント(まもうさ)』

          セラムン二次創作小説『ひとり占め(クン美奈)』

          一体どれくらい経ったのだろうか? 部屋には二人、同じ空間で時間を共にしている。にも関わらず、まさかの無言で会話すること無く美奈子が恋人の家にやって来て数時間経っていた。 喧嘩をしている訳では無いし、かと言って会話のネタが無い訳では無い。 それを証拠に二人は同じ空間にいながら別々の事をして過ごしている。 静かな部屋にはパソコンのキーボードをリズム良く叩く音と、雑誌のページを不規則に捲る音がするのみ。そのにたまにマウスでクリックをする音が加わる。 勿論、パソコンを使用し

          セラムン二次創作小説『ひとり占め(クン美奈)』

          セラムン二次創作小説『優しさが身に沁みる(浅まこ)』

          浅沼は目の前の光景に圧倒されていた。 食卓に置かれた夏野菜を使った料理の数々は色とりどりで、それでいてどれもひと工夫加えられていて見るからに美味しそうだ。 美味しそうだと言うのに、それなのに全く食べたいと言う気力と食欲が湧かない。別に夏バテとかそう言うのでは無い。 念願のまことの手料理にありつける。これ以上の幸せはない。願ってもいないことだ。食べたい。普通に食べたいのだ。 だが、それが出来ないのには理由がある。 それは、浅沼が単純に野菜が嫌いだと言う一点の理由が全て

          セラムン二次創作小説『優しさが身に沁みる(浅まこ)』

          セラムン二次創作小説『Little Lovebirds(まもうさ)』

          一人過ごす孤独な時間は、寂しい。 けれど、うさを想う心が俺を救ってくれた。 大切な想いが溢れ出る “うさを愛している” 会えない夜は、怖くて仕方が無くて不安が溢れ出した 想いの全てを言葉にして伝えきれていなかったから 出会った頃から素直になれず、会えば喧嘩をしたり売り言葉に買い言葉で言い争い だけどそれすら俺には新鮮で楽しい日々 偶然でも会える日々に期待していたし、会いたいと願っていた いつの間にかうさは俺の中でとても大きな存在になっていた うさが傍にいて

          セラムン二次創作小説『Little Lovebirds(まもうさ)』

          セラムン二次創作小説『霊感少女の受難』

          最近、私の周りは騒がしい。 美奈達と戦士をしているから、と言うのもあるけれど。それ以外の理由がある。 私には霊感がある。 それ故、他の人には見えない物が見える。 それは戦士をする前からの事で、それも変わらない事。 一つ、変わってしまったことといえば戦士をしていて倒した敵の霊が見えるようになった事。 敵と言っても生きていた時と違い、危害は加えて来ない。 守護霊の様な存在になっている。 その内の一人が、ジェダイトその人。 たまに私の傍に来ては浮遊している。 最

          セラムン二次創作小説『霊感少女の受難』

          セラムン二次創作小説『自慢したい彼女と独占欲が強い彼氏(まもうさ)』

          side うさぎ 遅刻寸前で入って来た教室に、ショートホームルームが終えてからも息が上がっていたあたしは、息を整えていた。ホッと一息ついていると、ゆみことクリに話しかけられる。 「相変わらず遅刻ギリギリね、うさぎ」 「よくもまあ飽きないよね。鍛えてるの?なんてね」 「アハハハハ〜」 三学期が始まり、一ヶ月近く経っても遅刻と遅刻寸前を繰り返していた。 まもちゃんと付き合い始めて2ヶ月程経つと言うのに進歩のない自分に凹みそう。せっかく一緒に登校する事になっているのに、

          セラムン二次創作小説『自慢したい彼女と独占欲が強い彼氏(まもうさ)』