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記事一覧
セラムン二次創作小説『衛とレイの愛、再び!?うさぎの嫉妬(旧作まもうさ)』
side 衛
衛と順調に愛を育んでいたある日、それは突然やって来た。
衛の部屋が壊滅状態になるが、レポートが遅れている。次の日までに仕上げたいと嘆く衛に騒動の一端となったレイは罪の意識から家に泊まりに来る様提案。
昔付き合っていた元恋人の二人。うさぎはそれを覚えていて、嫌悪感を抱いた。
阻止しようとするも、結局衛はレイの家へと行ってしまい、心配で夜も眠れなかった。
結果的に何も無かったが、気持ち
セラムン二次創作小説『幸せ家族計画』
うさぎウハウハ編
「ママはぼくがまもる!」
物心ついた時から口癖のように長男太陽の大人びた口調を微笑ましく思っていたうさぎ。
「うふふ。それは頼もしいなぁ~ありがとう、よろしくね太陽くん」
うさぎは衛に瓜二つの小さな男の子は、まもちゃんが小さい時はこんなんだったんだろうなと思いながら愛しく見ていた。
「ママを守るのは俺の役目だ。取るなよ太陽」
まだ7歳の子供にライバル心剥き出しの衛。
セラムン二次創作小説『恋を見つけた私は、孤悲を知る』
かつての私は、周りにはいつも沢山の友達や仲間がいた。
月の王国でプリンセス・セレニティだった時も周りには常に人に囲まれて幸せだった。
身の回りを世話してくれるマーズ、マーキュリー、ジュピターにヴィーナス。
常に一緒。私の守護神で側近。
だけれど、彼女達は身近な信頼を置けて、私を理解してくれるお友達でもあった。心配したり、一緒に泣いたり笑ったり。
ルナとアルテミス。四人とは役割は違っていた
セラムン二次創作小説『Miracle Romance〜この先もずっと〜(旧作まもうさ)』
side EARTH
「良かったな、彼氏が戻ってきて」
「星野のお陰だよ。星野がいてくれたから私、頑張れた」
この会話から、俺がいない間に俺の分まで側にいてうさこを支えてくれていたことは想像に難くなかった。ずっとうさこを守ってくれていた事、星野くんのお陰でうさこは心折れず頑張れていたことが事実として目の前で突きつけられた。
「俺、お前の事ずっと忘れないから」
この一言と星野くんがうさこを
セラムン二次創作小説『無限に広がる孤独の中で』
あれからどれだけの時が過ぎたんだろうか?
繰り返される殺戮
長く苦しい戦い
現れた敵、セーラーカオスは強く巨大で…
どんなに抗っても、どれだけ戦っても勝ち目もなくて…
次々と仲間も失ってしまって…
大切なあの人も、逝ってしまった
またあの時のように1人きりに…
繰り返される激しい戦いをたった1人で挑む日々
気が遠くなりそうだった
現に気が遠くなってしまって、いるべき宇宙(ばしょ
セラムン二次創作小説『ぴんきーぱにっく(まもうさちび)』
“セーラームーンは無敵だよ”
物心着いた時から父であるキング・エンディミオンから繰り返しクイーンが昔戦士だった頃の話を御伽噺の様に自慢話として聞かされていたスモールレディは、いつしか過去の両親に焦がれてよく夢に見るようになっていた。
この日もいつもの様に“伝説の戦士セーラームーン”に助けられる夢を見て目が覚めたスモールレディは眠気眼に全く見覚えのない部屋のベッドで寝ていた事に気付き動揺する。
セラムン二次創作小説『陽のあたる場所(まもうさ)』
メタリアとの戦いから数日経ったある日の夜。
この日、衛は四天王をサイコメトリーの力で呼んでいた。
「マスター」
「お呼びでしょうか?」
「お久しぶりです」
「まさか呼んで頂けるとは」
四人はそれぞれ反応をする。
軍服に、跪きこうべを垂れたまま話す四人は、呼ばれた事に驚きを隠せないでいるようだ。
「ああ、実は色々と話しておきたくてな」
そう前置きをした衛は、頭を上げるように四天王に
セラムン二次創作小説『“キミ”と永遠のサヨナラを(まもセレ)』
メタリアとの戦いが終わった日の夜、俺は久しぶりにゆっくりとした眠りに着いた。
うさことこれから共に歩んで行くこと。そして何より記憶を取り戻した事に安堵し、一気に力が抜けたのだ。
もうあの夢も見なくて済むのだ。繰り返し訴えられた“銀水晶を探して”と言う言葉。
銀水晶は無事見つかった。
そしてどうして銀水晶を探さなければならなかったのか。全てが合致し、点と点が見事に線となり形になった。
「銀
セラムン二次創作小説『あたしが知らない世界』
学校から家に帰ると既にうさぎと進悟兄ちゃんが帰っていた。そこに何故かまもちゃんもいて、なのにうさぎも進悟兄ちゃんも嬉しそうじゃない。まもちゃんも心做しかテンションが低い気がする。
「うっわ、空気おっも!」
私のただいまの挨拶に誰からも返事がない。
まもちゃんは良いとしても、普段口数が多いうさぎと進悟兄ちゃんが挨拶を返さない。そればかりか口を閉ざして一言も発していない。
何より私を見るどころ