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「舌の位置」がこんなに影響?:50代からの健康

前回の「舌の位置」、今日は「健康」にも大きく影響する。
そんな話を書きたいと思います。

前回の話はこちら

正しい舌の位置はこうです。

http://haisha.kodomo.naoto-dental.com/14731260646589

※詳しくはこちら


「舌の位置」が正しくない人はたくさんいる


7㏄程度の水を含み、上下の歯を噛み合わせて、イー発音しながら唇を大きく左右に開いた状態で嚥下できるか?というテストにおいて、0~9歳までの子供では、68.3%ができませんでした。正しい嚥下とは、舌を上あごにつけて、唇を大きくを開けていても飲めることです。

https://www.preventual-dc.com/treatment/kids02.html

皆さんは出来ますか?

舌の位置が正しくないことで起こる「異常嚥下」は、
半数ほどもいるんですね。

安静時には、舌は上顎の裏側に持ち上げていることが大切ですが、これも教えてもらって、トレーニングしないと通常では獲得しずらいと思います。結果先ほどしめした図表のように0~9歳までの68・3%が異常嚥下をしている原因にもなっています。

https://www.preventual-dc.com/treatment/kids02.html

私は、この「正しい舌の位置」について
40代で歯の矯正をしたときに、初めて知りました。
知らない人は多いのではないでしょうか?
子供のうちにトレーニングが必要なんですね。

では、「舌の位置」が正しくないことで起こる
健康上の問題について解説していきますね。


顎の成長→歯並びに影響


(正しい嚥下が出来ないということは)嚥下のたびに舌骨下筋群舌骨上筋群に負担がかかる方法を採用しているということになります。

舌骨上筋の過緊張があると、下顎を後方に常に引っ張る力が加わり、下あごが前方に成長しにくい。よって下あごが小さい

舌骨下筋群の緊張があると、間接的に下顎が下方に下げられ、顔が長くなる、開咬(上下の前歯がかみ合わない)などさまざまな歯列不正顎骨位置異常がおきます。

https://www.preventual-dc.com/treatment/kids02.html

そうだったんですね。。
これは、大人になってからではどうしようもないですね。
孫が生まれたら、この知識を生かしたいです(笑)


歯並び


顎が成長せず歯並びが悪くなる。
これも、私たちの年齢ではどうしようもない。
しかし、私のように「低位舌」の人は、
下の前歯を押し出すことになるので、
今からでも注意が必要とのことでした。
歯は簡単に動くものなのだそうです。


顎関節症


顎関節症の原因でよく注目されるのは、「噛み合わせ」や「歯並び」で「舌尖の位置」を語る歯科医院は少ないと思います。
すなわち 低位舌舌前突癖とか、異常嚥下癖といわれる癖です。

https://www.fukushimadc.com/shinryo/entry_p9.html/

舌が下がることで、顎で口を閉じようとする
にいつも力が入ることでストレス状態になったり、
顎関節症の原因になる、ということです。


口臭


口呼吸と低位舌は関連しており、低位舌により気道が圧迫されることにより口呼吸となります。

https://kimura-or.com/blog/ortho/categoryD/20200308-704/

舌の位置が間違っていると口呼吸になる場合が多く、口の中が乾きがちになります。すると口の中に細菌が繁殖しやすくなり、口臭が起こりやすくなります。

https://www.riceforce.com/stc/belta_piu/51/default.aspx


いびき・睡眠時無呼吸症候群


舌の位置が正しくないと、睡眠中の喉の奥に落ち込み、正常な鼻呼吸がしづらくなります。その結果、いびきをかきやすくなってしまいます。

https://www.riceforce.com/stc/belta_piu/51/default.aspx

舌が正常な位置よりも常に下にある「低位舌」の方は、舌を支える筋力が弱いため、睡眠時無呼吸症候群が起こりやすくなります。

https://www.yamate-green.com/sleep-apnea-syndrome.html

睡眠の質に大きく関係するということです。
私のように低位舌の人は、寝るときにも舌を正しい位置にするよう
訓練が大事とのことでした。


歯周病、虫歯


舌周りの筋力が弱ると、唾液腺と呼ばれる唾液をつくる部分の働き衰えます。すると、唾液の抗菌作用や潤滑作用が発揮されなくなり、歯周病虫歯になりやすくなります。

https://www.riceforce.com/stc/belta_piu/51/default.aspx


発音や滑舌


舌の位置が正しくないと、発音滑舌が悪くなります。特に、サ・タ・ナ・ラ行は、舌が上顎に付いた状態で発音するので、舌の位置が間違っていると発音しづらくなります。

https://www.riceforce.com/stc/belta_piu/51/default.aspx

「舌が回らない」のも、加齢を感じさせますよね?
気を付けたいです。


ではどうするか?


舌も「筋肉」なのだそうです。
舌の筋肉を鍛えるエクササイズをしましょう。
いわゆる「舌回し」です。

① 舌は唇と歯の間に置いて、唇を閉じる
歯と歯の間は指1本くらい開け、隙間から舌を出して唇を閉じます。舌先を上の歯茎に触れさせたら準備完了です。
② 歯茎に沿ってぐるりと舌を大きく回す
舌先で歯の表側の歯茎なぞるようにしながら、時計回りにぐるりと1周回します。
【 POINT 】
右へ20回、左も同様に舌を回した後、右に3~5回舌を回して筋肉のバランスを整えて終了します。
・1日3回、食後に行うと効果的です。
・慣れたら50回ずつを目標に。2週間ほどで効果が出てきます。

他にも詳しく載っています。

左右20回ずつ、やってみてください。
結構きついです。。
でも、健康にも美容にも、大事ですからね。
頑張りましょう!
私も頑張ります!!

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