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無駄な「不安」に苛まれないために

生きていると「不安」に駆られますよね?
生きている限り不安は尽きません。

しかし「不安」で心を病んでしまっては、元も子もありません。
これが、実は最大のリスクでは?
不安に対処する方法について、考えてみたいと思います。


不安の元って?


不安の元って何でしょう?
お金、でしょうか?
もう少しお金があれば、、私も(笑)!

しかし、「家と暮らし」アドバイザーの時
色々なお客様がいましたが、
「不安」の度合い「貯蓄高」は、
あまり関係がなかったように思います。

「こんなにお金があるなら、何にも心配ないじゃん!」
という方でも、
「老後の資金が心配」
「相続税が心配」と。

相続税って資産が「あるから」掛かるのです。
あるからこその心配です(笑)。

また高収入の人ほど、
「今の会社に居られなくなったら」と心配していました。

人は「失う」のが嫌なんですね。
また、「今」をベースに「下がる」のが恐怖になります。
ある程度下がったとしても「生きていける」のに。

中年クライシスに陥るのも、これが原因かもしれませんね。
「下り坂」の恐怖です。


適応力を高めておく


自分の「不安」の元を、自己分析してみると良いですね。
そして「振れ幅」を持っておくことかな、と思います。
「振れ幅」が、私の今のテーマ「適応力」です。

寸分違わない毎日を送っていると、
ほんのちょっとの「思わぬこと」が、ストレスになります。

適応力は、年齢とともに失われます
いろいろな人と会ったり、やったことのないことをする。
意識的に「負荷」を掛けて、適応の幅を広げましょう。

ともすると楽な、「慣れたこと」ばかりになりますから。
50代からそれでは、早いですよ(笑)


心の耐性


「ストレス」は、脳のあらゆる「変化」に対する反応です。
避けられません。

私も以前は、思い通りにならないことがおこると、
「ストレス」になっていました。

しかし、最近はいちいち落ち込んでもいられないので、
「ストレス」になることが起こると、
この4分類に分けることにしました(笑)

① 本当に不幸なこと
② 損した
② 面倒がちょっと増えた
④ 期待(予定)通りにならなかった

本当に取り返しのつかない「不幸なこと」はそうはありません。
「困った!」と思っても、大体②~④。
その程度にも拠りますけれども。
②とか③とか④を①みたいに、落ち込んでいませんか?

実際は「大したことない」ことがほとんどでは?
テイクイットイージー!


有酸素運動で「不安」が無くなる


「不安」への対処方法をもう一つ。
フィジカルの、具体的な方法です。

以前も紹介したこちらの本から。

有酸素運動をすれば、不安がたちまち解消するという事実は、ずいぶん昔から知られていた。
 運動すると体の筋肉が緩むので、脳に不安をフィードバックする流れ断ち切られる
 筋肉がはたらき始めると、体は燃焼を供給しようと脂肪を分解して脂肪酸を作り、血液中に放出する。この遊離脂肪酸は血液中を移動する際の乗り物にするために、トリプトファン(八種類の必須アミノ酸のひとつ)と結合していた輸送たんぱく質(アルブミン)を奪い取る。身軽になったトリプトファンは、浸透圧差に導かれて血液・脳関門をやすやすと通り抜け、脳に入っていく。そしてたちまち、われらが友、セロトニンの構成材料になる。
トリプトファンだけでなく、運動によって増えた脳由来神経栄養因子(BDNF)もセロトニンを増やし、私たちを落ち着かせ安心感を高める。

運動はガンマアミノ酪酸(GABA)分泌も引き起こす。
GABAは脳の主要な抑制性神経伝達物質で、ほとんどの抗不安剤はそれに照準を合わせている。
不安を自ら引き起こそうとする脳の動き細胞レベルで食い止めるには、GABAの量を正常に保たなければならない。

んー、科学的根拠がある、という話です(笑)。
この本、こういった記述がずっと続くのです。。
こういった「一般書」が増えている。
一般人の私たちに説明してくれようとすることが、
ありがたいですよね。

私たちは無知ゆえに、「魔法」の様なものに飛びつきがちです。
でも、人の体には「仕組み」が備わっており
かなり解明されてきています。
自分でコントロールする方法は、かなりあるということです。
それが、とても基本的な「運動習慣」だったりする、ということですよね。

さて、皆さん走ってますか?
この話に落ち着きました(笑)
やるべきことは、もうわかっていますよね?

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