見出し画像

人生の終わりに、「心のよりどころ」にするのは一体何だろう

母に関して、いろいろと辛らつな記事を書いていますが(-_-;)。
母はとても「しっかりした人」ということと、「本好き」が、
私を形作ったことに間違いありません。
とても感謝しています。

そして、noteのネタを提供してくれています。
こちらも感謝しています(笑)。

さて、85歳の母を見て、思うことが多くあります。


母の日常


5年前に父が亡くなってから、母は青森で一人暮らしをしています。

母は、ルーティーンの人です。
整理下手ですが、きれい好きで、毎日家中を掃除しています。
おかげで、いつ帰省しても気持ちよく過ごすことができます。

知り合いで、義理の実家が埃だらけで、
「子どもが小さい頃泊まらなければいけないのが、本当に嫌だった。」
という人がいましたが、そういうことはありません。

、ご近所さんとのグランドゴルフ

毎日お仏壇にお供えをし、拝む。
月命日には、お墓参り
先日も「お寺」の「なにがしか」に出かけていました。
お寺でのイベントが定期的にあるようなのです。


この世にいなくなってから記念日に「お祝い」


我が家は、血液型が母を除いたみんながB型なので、
それぞれが本当に好きなようにしてきました。
(…と思っています 笑。ちなみに母はAB型です。)

好きなことをさせてもらえる環境で育ったのは、良かったと思います。

父も、「こうしなさい」と言うことはありませんでした。

世のなかには、人を束縛し
自分の思い通りにさせようとする人がいるのですよね。
元夫の父親がそうでした。

家族みんながそれぞれが好きなようにしていて、
逆に言えば、お互いを気遣うことがない(笑)
小さな頃は別として、誕生日や記念日を祝う習慣もありませんでした。
なので(言い訳 笑)、
私も人の誕生日を覚えるのはとっても苦手です(-_-;)。

ところが、母がある日ラインで、
「今日はパパの誕生日です。」
と。

初めて聞いたかも、父の誕生日の話なんて。

私の両親は、ずっと夫婦仲が悪かったです。
生前に「今日は誕生日だね」なんて、
お互い声を掛けたことなんてあったのでしょうか?


「もういない人」への思い


私の友人の話です。
友人の弟さんとお母さんは同居しています。
お父さんが亡くなりしばらくして、
弟さんとお母さんの仲が悪くなり「決裂」したそうです。

以下、半分は想像ですが。

お母さんは悲しみに暮れ、いつもいつも「仏様」のことばかり。

一方弟さんは、
いつまでそうしているの?
そもそも生きていたとき、そんなに仲良かった?

過去ばかり見ているお母さんに、業を煮やしたようです。

弟さんの気持ちは、痛いほどわかります。
「今」を生きてほしい。
「今」自分が「生きている」ことに目を向けてほしい、と。


人生をたたむとき、何を思うのだろう


友人のお母さんが「仏様」というように、
母も、毎日仏壇に手を合わせ、
お墓やお寺によく通うようになりました。
「祈り」を通して、人生をたたんでいるのでしょうね。

周りの親しかった人が一人二人といなくなり
衰えを日々感じながら、
人生の最後に向かっていく

そんな時、人は心のよりどころを求めるものなのでしょう。
その気持ちは、本人にしかわからないものでしょうね。

今までは、仏壇やお墓やお寺。
それも、変わってきています。

「先祖代々」という価値観は薄まり、
葬儀は家族葬が主流になり、
お墓も無宗教の簡単なものになってきています。

これからは「スピリチュアル」や「占い」なのかもしれませんね。
あるスキルマーケットのサービスカテゴリの一番人気は、
「占い」だそうですから。
「何をよしとするのか」「人それぞれ」の時代になっています。

私が、人生の最後を見つめるとき
何を心のよりどころにするのでしょう。

それを、noteで言語化したいな。

=======================
「50代からの未来をつくる」サービスを展開中
よろしければぽちっとご覧くださいませ。

=======================

※よろしければ他記事もどうぞ


この記事が参加している募集

ふるさとを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?