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大人の部活動っていいな

今回石垣島マラソンには、
友人と、友人のトライアスロン仲間と一緒に
参加させて頂きました。

そこで、「スポーツの仲間っていいな」
と思った話を書きたいと思います。


友人がトライアスロンを始めたきっかけ


友人(Iさん:男性)は6年前から大阪に単身赴任しています。
私がIさんと最後に会ったのは、彼が転勤した頃です。

Iさんは、私の中のイメージ(6年前)よりも
随分と体が締まり、若返っていました。

今回の石垣島マラソンは、
トライアスロン仲間5人が参加していました。

Iさんが数年前にトライアスロンを始めたきっかけは、こうだったそうです。

石垣島に住む、仕事の「昔の後輩(Rさん)」のところへ遊びに来た。
その時に石垣島トライアスロンが行われていた。
Rさんが、参加しているメンバーと知り合いだった。
IさんはRさんをつうじてメンバーと知り合った。

とはいえ、トライアスロンてかなりハードルの高いスポーツですよね。
誘われたからと言って、「やろう!」とはなかなかならないですよね?

ちなみに、石垣島のトライアスロン大会は以下内容です。
スイム 1.5キロ
ロードバイク 40キロ
ラン 10キロ

6年前までは、Iさんがスポーツをしている話は
聞いたことがありませんでした。

「(トライアスロンに誘われる)その前に何かやってたんですか?」
と聞くと、
大阪に転勤になってから、スポーツジムに勤める知り合いに会いに行った。
そうしたら知り合いが、こう聞いたそうです。
「Iさん、今いくつですか?」

「52歳」
こう答えると、
「じゃ、これからフツーのおじさんになるか、
カッコいいおじさんになるかのどっちかですね。
Iさん、どっちが良いですか?

それで、スポーツジム通いが始まったそうです。
本人曰く、単身赴任で「ヒマだったし(笑)」と。
するすると5キロくらい痩せたそうです。

トライアスロンに誘われたときには、ある程度体が出来ていたんですね。


いろいろな人がつながる


お仲間は、年齢は40、50代で、仕事はいろいろです。
大阪に住むIさん。
石垣島在住でホテルに勤めているRさん。
東京近郊に住むYさん、Eさん、Uさん、Kさん。

どうやって最初につながったのか。

YさんとEさんは、もともとロードバイクをやっていて
3日間で450キロを走るイベントに参加し、知り合ったそうです。

他の参加者たちはベテランで、
初心者だった2人はその日の走行距離をこなすのが大変だったそうです。
通常朝8時出発のところを、一緒に6時に出発したり。
それで親しくなった、とのこと。

その後Yさんは、ある人にトライアスロンの大会を勧められ、申込
なんと、その時点では泳げなかったそうです。

Yさんは自宅近くのプールで専属のコーチに付いてもらい、
水泳の練習を開始。
無事、大会出場を果たしたそうです。

そして、YさんはEさんをトライアスロンへと誘います
EさんもYさんと同じコーチに付いてもらい、特訓を開始したそうです。

また、Uさんは仕事柄よく行く出張先の居酒屋の店主から、
Rさんを紹介されたとのこと。
Uさんの職場での知り合いがKさんの奥様で、Kさんも参加し始めます。

Rさんは今回、大会会場や空港への車の送迎、
打上げのお店の予約と、何から何までやってくれました。
飲みの場所では率先して歌い踊り、人を楽しませる天才です。
さらに、どんなに飲んでも、お会計などの気遣いを欠かしませんでした。
根っからのエンターテイナーであり、ホスピタリティの人です。

石垣島を舞台に、Rさんからつながっていった仲間は多いそうです。


大人の部活動


一緒にいて話すことと言えば、どうでも良いバカ話。
飲みの席の失敗談が大半です(笑)。
しかし仕事の話になると、
業界が違えば知らないことはたくさんあるんだなぁ」
と、ひとしきり関心したり。

トライアスロンの仲間は他にもたくさんいて、
年に何回か「合宿」をしているそうです。

こうして各地から集まり、「亜熱帯な空気」の中で
一緒に泳いだり漕いだり走ったり。
飲んで食べてしゃべって。。

そして終われば、それぞれの日常に帰っていく

こんな「大人の部活動」ができる仲間っていいなあと思いました。

あまり知らない者同士、一緒に楽しく過ごすって
本来は難しいですよね。
一緒に体を動かせば、間違いなく楽しめます。

こういうコミュニティがあるって良いですよね?


下地があれば、きっかけで始まる


何かきっかけがあっても、下地がないと
それに「乗る」ことは出来ません。

全然運動していない人が、いきなり
「トライアスロンやろう!」とはならないですよね。
私も、今行っているランニング会を知ったのが、
何の運動もしていない時だったら、「行こう」とはならなかったです。
少しは走っていたので、距離を伸ばしてから参加しました。

Iさんもスポーツジムで体を鍛えていた。
YさんもKさんもロードバイクをやっていた。

そして私がマラソンをやっていたので、Iさんも今回声を掛けてくれた。
「一緒にマラソンを走ることになるとは思わなかったですね。」
とお互い笑いました。

「下地」があるから、その後の発展があるのですよね。


チャンスをつかむには


こういった「何か」や「誰か」との出会いは、
人生における「チャンス」です。
人生の幅を大きく広げ、人生を変えてくれますから。

努力した人にしか「チャンス」は訪れない。
よくこう言いますよね。

下地がなければ、チャンスがあっても「乗れない」
ということではないでしょうか。

ゼロのままでは一生ゼロ。
1でも2でもあれば、5とか10になるチャンスがある。

さて、あなたは今ゼロですか?
チャンスを見逃しているかもしれませんよ。

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