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つまるところ「心の健康」をどう維持するのか

私たちの年代は、「何となく不調」という人、多いですよね。
今日は、中年クライシスと「心の健康」について考えてみたいと思います。

中年(ミッドライフ・)クライシスとは

中年期の約80%が陥るといわれている心理的危機「ミッドライフ・クライシス」。
…心の問題だけでなく、身体の問題も微妙に関係しながらさらなる下り坂に入っていく。このいくつかの問題を抱えやすい成人後期に「ミッドライフ・クライシス(中年危機)」は起きるのだ。

私の中年クライシスの話はこちら

この頃行っていたカウンセリング。
カウンセラーの方が、こう言っていたのを憶えています。

50代は、「自分の人生これで良いんだろうか」と思う時。
何も問題ないのに、会社を辞めちゃったり、
離婚しちゃう人も多いんですよ。

同じ頃に、何かの本で読んだ言葉(何かは忘れました)。

追い詰められた気持ちで、大きな決断をしてはいけない。

この言葉は、私を救ってくれました。
仕事を辞めたいと何度も思いましたが、そのたびに思い出しました。

心が元気になってから、一年準備をして辞めました。
あのとき、勢いに任せて辞めていたらどうなっていただろうと思います。
ストレス状態にある人が、求職活動で面接に行っても、
分かっちゃいますよね。。

不健康な状態を治してくれたのは、
産婦人科でも心療内科でも整骨院でも無かったです。
それは「ラン習慣」でした。

こちらで書いています。

どうしてだったのか。

以前読んだ本が、上手く表してくれている気がします。
今日はその本から、「心が健康でいるため」の方法について
書いてみたいと思います。

心の荷物を手放す技術

著者は名越康文さん

http://nakoshiyasufumi.net/

TVのコメンテーターなどとしても活躍されています。
著書は多数、「心の問題」をとても分かりやすく解説しています。

この本は、男性のいわゆる「中年クライシス」についての本です。

冒頭このように書かれています。

与えられた仕事をきちんとこなし、その場その場に上手く対応し、毎日それなりに生きていても、「どこか、違うな」という漠然とした不安に苛まれている方は多いことかと思います。

人生がプラスに転じるためには、不安や怒りを手放して、「心が晴れ晴れとした状態」になっていることが前提条件です。

そのためには、自分の人生を生きているのは、ほかならぬ自分だということを「認識」しなければなりません。
「自分の人生に実感と自信を持つ」と言い換えてもいいでしょう。

その方法論を、体力的な曲がり角を迎え、人生の折り返し地点を通り過ぎて希望と諦観の間で引き裂かれる世代の男性にお伝えしたい。

外見的には何も問題ないのに不安に苛まれる
私もそうでした。
「希望と諦観の間で引き裂かれる」のが
私たちの年代ですよね。

ポイント
「心が晴れ晴れとした状態」になる
自分の人生を生きているのは自分だと認識する

心を病んだ状態も、普段の自分の心と地続きです。だから自分の心をさわやかに保っておくことが大切なんです。

自分に対する無意識的な先入観も含めた「自己イメージ」「自分への思い込み」。「自己イメージ」を変えたくない心理は、特に40歳以上の男性の場合強いです。

毎日、自分の心をモニタリングすることです。

どんな病も、ライフスタイルを修正しないと治りません
それはたったの5%以内で良いのです。しかし実践しようとする人は少ない危機感がないからです。

体の不調を「心身からのサイン」として受け取れるかどうかが、その後の明暗を分ける気がするんです。

ポイント
・普段から自分の心をさわやかに保っておく
・「自分への思い込み」を捨てる
自分の心をモニタリングする
ライフスタイルを少し変える
・体の不調を「心身からのサイン」として受け取る

いかに自分と真摯に向き合うか、ですね。


フル稼働しなければいけない時期なのに体力的にガクンと落ちるのが40代半ば。「一番心と体が乖離する時期」です。

無心になれる「ゼロ地点」を持っている人は強いです。
そこに立ち戻ることによって問題への俯瞰性を獲得できるからです。
人間は、論理に詰まると視野狭窄に陥ります

起きたらまず30分歩くとか、とにかくシンプルなルーティンを生活に取り入れ、「ゼロ地点」を毎日作りましょう

ゴキゲンな自分をデフォルトにしましょう。

ポイント
無心になれる「ゼロ地点」をもち、俯瞰性を獲得する
・そのために「ルーティン」をつくる
「ゴキゲン」な状態をキープする

私はランで、偶然にもこの状態になれました。

人は大きなバランスの中で生きているんですよね。
生活自体を変えてみる
体=フィジカルを変えることが最も手っ取り早く、効果的だと思います。
今不調の方こそ
「変える」習慣を始めてみてください。

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