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飽きるまで古本紹介

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家にある本を紹介していくマガジン。 高校3年生から集めた古い本を紹介していきます。 なお、紹介する本を全て読んでいる訳ではないので悪しからず。 一日一冊を紹介していましたが、最近…
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#雑誌

『文藝講座』(2021/7/25)

『文藝講座』(2021/7/25)

好きになってからたくさんの資料を買っては読んだ。
「本当にすごい人だったんだ」と思う。
面接で尊敬する人物聞かれたら間違いなく答えてる。

色々な理由から『文藝春秋』を集めているわけですが、広告を見ているとめちゃくちゃ出てくる『文藝講座』の広告。ちなみにこれは大正14年の『文藝春秋』の広告。責任講師が菊池寛と芥川龍之介、山本有三。

全巻十四冊の「講義録」と書かれている『文藝講座』ですが……
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『文藝』+α(2021/6/19)

『文藝』+α(2021/6/19)

桜桃忌ですね。
文豪一文学忌がややこしい日。
それはそうと、なんか色々追い込まれています。精神を保っていられないですね。

今日紹介するのは『文藝』です。
昭和28年12月。太宰治特集号。
『文藝』の作家特集号は私も好きで見つけたら買っているのですが、なかなか楽しいですね。一冊読めば作家と作品をあらゆる面から知ることができます。

中身はこんな感じ。
これ一冊で志賀直哉「太宰治の死」も釈迢空「水中

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『苦楽』(2021/6/4)

『苦楽』(2021/6/4)

今日は私が7年ぐらい推してる声優さんの誕生日。
昨日はアイロンビーズを数時間やって全身が痛い。特に親指。

今日紹介するのは雑誌『苦楽‎』
苦楽社発行、昭和22年8月。第二期にあたるところですね。

表紙は鏑木清方。好き。

薄いけど充実した内容。名作絵物語はカラー。

そういえば、鎌倉に鏑木清方の美術館ありますよね。
行った時、周りに年配の人しか居なくてめちゃくちゃ珍しいみたいな視線を感じた。気

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『傑作長編小説三人集』(2021/5/24)

『傑作長編小説三人集』(2021/5/24)

今日はゼミ。私の発表が来週に迫り、やべーってなりながら人物相関図書いたり仮の序論書いてます。

さて、今日紹介するのは付録。
「婦人倶楽部」二月號付録『傑作長編小説三人集 』です。こんな分厚いのが本当に付録としてついてきたのかって思うけど、現代の雑誌も鞄とか付録にあるよね。私も「ちゃお」の付録楽しみにしてた。

収録作品

菊池寛「第二の接吻」
久米正雄「破船」
吉屋信子「地の果まで」

「第二の

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『ソレイユ』創刊号(2021/5/23)

『ソレイユ』創刊号(2021/5/23)

珍しく自分で服を買いました。
GUの蜷川実花コラボのワンピースとスカート。日曜日でも配送してくれるのは驚きですね。

さて、今日紹介するのは雑誌。
『ソレイユ』の創刊号です。表紙は『Soleil』の表記ですね。
中原淳一が昭和21年8月に創刊した女性向けの季刊雑誌。ヒマワリ社。

中原淳一の表紙絵の印象がありますが、創刊号の表紙は木部清。

私ねえ、中原淳一の描く女の子めちゃくちゃ好きで、服も好き

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